大比田の皆さんに活動報告を行う

ブログ 活動報告

第210臨時国会は会期末の土曜日に法案審議を行う異例の展開を経て閉会。
 
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題をめぐる被害者救済法を始め、霊感商法の被害救済に向けた消費者契約法改正案などについて、10日の参院本会議で与党や国民民主党、立憲民主党、日本維新の会の賛成多数で可決、成立しました。
 
救済法は宗教法人に限らず、個人から法人や団体への寄付一般が対象となるほか、「霊感」で不安をあおる不当な寄付勧誘行為などに加え、借金や住居、生活に不可欠な資産を処分して資金を調達するよう求めることも禁止しましたが、与野党がこうして協議し、法整備されたこと自体、評価されるものと考えます。
 
なお、国民民主党は本救済法等成立にあたっての談話の中で、施行後2年を目途とした見直しの際には、広く心理的支配を作出及び利用することを禁ずる規定を刑法に定めることも視野に入れ、その際には、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律と関連づけることも併せて検討することを求めるべく、一昨日には議員立法を提出した旨述べており、より実効性ある法改正を行うことが国会の役割であると認識する次第です。
 
さて、福井県では昨日890人の新型コロナ感染と、増えたり減ったりが続くところですが、私の方は「3年ぶり」に地域での活動報告会を開催。
 
コロナ禍につき、地域での活動報告会開催は控えてきましたが、先日、大比田区の区長さんより「報告会に来てくれんか」とのありがたい連絡を頂戴し、昨晩の開催に至ったもの。
 
報告会機材を積み込み、早目に大比田公会堂に向かうと、役員の方に「ようこそ」の声など、温かく迎えていただきましたが、久々の対面はやはり嬉しい限り。
 
19時からは、いつものパワーポイント形式にて、市政のトピックスや議会での取組み、状況などを説明。
 

【スクリーンなどのセットを終え、いざ報告会】
 
とりわけ、9月議会で採択した、敦賀市田結から南越前町大谷までの国道8号バイパス化に関する意見書については、大比田を始め、東浦住民の皆さんに大きく関わるものであることから、議会や期成同盟会が引き続き、積極的に国に求めていくとの考えを共有させていただきました。
 
私からの報告の後は、質疑、意見交換を行い、8月にあった豪雨による被害や近隣で操業する工場に関することなどについてお話しを伺うことができましたので、少しでも改善につながるよう、ひとつづつ今後対応していきたいと思います。
 
気づけば20時を過ぎ、活発にご意見いただいたことに感謝。
 
今後は定期的にこうした場を持たせていただけるようお願いし、公会堂を後にしましたが、数名の役員さんは機材を車に積むのを手伝っていただいたほか、見送りまでしていただき、地域の方の優しさにも触れた次第。
 
帰路の8号線を運転しながら、「活動の原点は地域の声にあり」と再認識しつつ、地域の皆さんの気持ちに応えるのは、自身の活動でしかないと、思いを強める夜となりました。