国民民主党福井県連「第3回定期大会」を開催

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「気力だけで取りました」
 
これは大相撲春場所において、大正3年夏場所の両国以来、何と110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士の言葉。
 
前日の土俵で負傷し、師匠の伊勢ケ浜親方から休場を勧められた際には「この先が終わってもいい。ここでやめたら一生悔いが残る。」との思いから、出場を直訴して認めてもらったとのこと。
 
「揺らぎなき信念」が歴史的快挙を生んだと言えますが、こうしたエピソードと合わせ、一気にファンになった尊富士の初優勝を慶ぶとともに今後ますますの活躍を応援したいと思います。
 
さて、昨日はもうひとつ「揺らぎなき信念」を感じる人物と言葉に出会いました。
 
自身も所属する国民民主党福井県総支部連合会(以下、福井県連)においては昨日14時より、福井パレスホテルにて「第3回定期大会」を開催。
 
多くの党員・サポーターにお集まりいただき、連合福井の矢野義和会長を始め、ご来賓からの挨拶を頂戴した後、提案した各議案について承認いただき、党勢拡大に向けて、ともに取り組むことを確認し合いました。
 
大会の冒頭、党本部よりお越しいただいた川合孝典 幹事長代行(全国比例:参議院議員)からのご挨拶では、概略以下の発言がありました。
 
・裏金問題に対しては、国民の代表としてバッジを付けている立場として責任を取るべき。責任を取ることとは、選挙で引き吊り降ろすこと。
・昨年3.58%賃上げしたが物価上昇に追い付いていない。今年は連合の中間報告で5.25%となっており、この流れをいかに持続していくかが最大の解題である。
・そもそも、日本の1丁目1番地の課題は「賃上げ」だと2年前に主張したのは国民民主党だが、その際、「賃上げに政治が口を挟むのか」と失笑を買った。しかし、今や「政労使」で「賃上げ」を唱えており、我々が2年前に主張したことは正しかったと言える。
・政府は子ども子育て支援と言うが、国民負担は増えそう。
・国民民主党は、所得税減税、燃料価格値下げを言い続けている。とりわけ、累進課税となっている所得税は、各名目賃金の上昇に合わせて税額も増えることから、我が党は「基礎控除の引き上げ」による実質的な減税を主張している。
・(5月から値上がりするとされる)「再エネ賦課金」についても単独で法案を提出する。
・ガソリン補助金について、政府は我が党が提案する「トリガー条項凍結解除」を受け入れず、補助金頼みの姿勢を崩さないが、明らかに税金のムダ遣いとなっている。与党、財務省は、一度集めた税金は死んでも離さない覚悟のようだ。どちらが正いか論争していく。
・これだけ与党の支持率が低下するなか、政権交代の機運が高まらないのは、今の野党が怖くないから。与党に不満を持っているが、野党もダメだというのが国民感情。
・それは何故か。「この国をどうしていくのか」のビジョンが足らないから。
・反対するなら対案を持つべきであり、自民党を倒すことが目的ではなく、この国を良くするために自民党を倒す。これが我々のスタンス。
他の野党との連携に関しては、国の政治、この国の未来をどう描いていくのか。根幹に関わる、エネルギーや安全保障に対する考えが合致しなくてはならない。
理念の一致なき野党では、今の状態が続くだけ。自力でも生き残ると政治家が覚悟すること。ブレることなく、説明責任を果たしていく政治をお約束する。
・最後に、今後の叱咤激励、ご支援をお願いし、党本部を代表しての挨拶といたします。
 
UAゼンセンの組織内議員でもある川合議員は、以前より、民主的労働運動を考えの基軸に置いた政治をされており、過去には落選を経験しつつも、貫く信念のもと現在も党に欠くことのできない存在として活動されている尊敬する方。
 
私は執行部席で話を聞いておりましたが、話しのキレ、迫力からも議員の強い思いが伝わってきた次第です。
 

【党を代表してのご挨拶をされる川合孝典 幹事長代行(この後、県連新代表に)】
 
なお、川合議員には本大会をもって、当県連の代表に就任いただきました。
 
こうして「揺らぎなき信念」をもって政治にあたる国会議員と、身近な組織でご一緒できることがこの上なく嬉しいところですが、今後は新代表のもと、県連所属議員、党員・サポーターが一丸となって、党勢拡大に向け取組んでまいります。
 
政治は「信なくば立たず」。
 
皆様におかれましても、「対決より解決」の考えのもと、保守中道を行く国民民主党に注視いただけますようお願い申し上げます。
 

【「こくみんうさぎ」を挟み、川合代表とツーショット。私も信念をもって活動に励みます。】