右でも左でもなく、上へ 〜国民民主党第3回党大会を開催〜

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国民民主党は11日、東京都内で第3回定期党大会を開催。
 
同大会には代議員として所属国会議員19名が会場に参集(1名は欠席)、各都道府県連代表者も初めて現地で参加したほか、大会の模様は党公式YouTubeにて生配信されました。
 
大会では、「生活者・納税者・消費者・働く者」の立場に立つ政党として、「改革中道」「対決より解決」の姿勢をぶれずに堅持しながら、本年に集中する地方選挙や衆議院の解散・総選挙の必勝に向け、「石にかじりついてでも勝つという気概を持って全力で戦い抜く」ことを確認。
 
また、「国民民主党の理念と政策を広めるとともに、国民一人ひとりの声を受け止めて政策に磨きをかけていくためには、一人でも多くの仲間を増やしていく必要だ」とし、地域から党組織の基盤強化を進めていくことを目指した活動方針を全会一致で承認しました。
 
挨拶に立った玉木雄一郎代表は、一昨年の衆議院選挙、昨年の参議院選挙を経て、結党時、15名だった国会議員の数は20名となったものの、昨年の参議院選挙では大切な仲間を失ったことを痛恨の極みとし、特に、地方の足腰を強くしていかなくてはならないと痛感したことから参議院選挙が終わった8月末から全国キャラバンを始め、約4ヶ月かけて47都道府県を全て周り切ったこと。
 
全国行脚の中で挙げられた声を踏まえ、奨学金の返済やガソリンや電気代の値下げ、障害児福祉の所得制限撤廃など、様々な取組みにつなげることができたなど成果があったことを述べたほか、以下の点に触れられました。
 
◉国民民主党は議員だけの政党ではなく、国民の皆さんとともにある政党であり、皆さんと一緒に太く強い政党にしていきたい。
◉私たち国民民主党は、極端な答えではなく現実的な解決策を求める多くの常識的な国民のために戦う政党であり、右と左に真っ二つに分かれるような極論には与しない。
◉私たち政治家、政党は戦わなくてはならない。戦い続けなくてはならない。では私たち国民民主党は誰のために、何のために戦うのか。
問題を直視し、自分たちのイデオロギーを主張する前に、謙虚に国民の声に耳を傾け、そして議論を尽くして現実的な解決策や政策をつくる。この姿勢を、私たちは「対決より解決」「改革中道」という言葉で表現している。
◉これから特に力を入れて取り組むべき重要課題が二つ。まず、「給料が上がる経済の実現」。次に、「自分の国は自分で守る」こと。そして、そのいずれにも必要なことが「人づくり」である。
◉25年続いてきた賃金デフレのトレンドを今年こそ変えなくてはならない。そのためにできることは全部やる、そんな気持ちでこの通常国会に臨んでいます。給料が上がらないと、奨学金の返済も、結婚も、子育ても、そして年金暮らしも厳しくなる。「結局、問題は賃金なのです」。
◉私たちは、日本を右にもっていこうとも、左に引っ張っていこうと思っているわけでもない。頑張れば報われる。努力して就職して一所懸命に働けば給料が上がる、そんな当たり前の希望を取り戻したいのです。誰かの悪口を行って溜飲を下げるような風潮が蔓延する世界の中で、私たち国民民主党は「みんなで一緒に上にいこう!」そう言える社会を目指します
◉こうした考えを共有する仲間を増やしていかなくてはならない。まずは春の統一地方選挙が何より重要。現時点で約100名ほどの新人が全国で立候補を表明してくれているが「無所属の方で国民民主党を支援してくれる仲間の当選も含め、改選議席の倍増を目指して」臨む。
◉訴える政策としては「給料が上がる地域経済の実現」「人づくりこそまちづくり」「地域を守る」の3つのコンセプトで、来週にも統一公約を発表する。
◉国民民主党は、毎日、自分のため、家族のため、子どものために懸命に働いている生活者、納税者、そして働く者のための政党。
◉私たちは「給料が上がる経済」を実現し、生活者の安心と、納税者の納得と、働く者の希望をつくり上げるため、力を合わせて、この統一地方選を勝ち抜いていこう。
右でも左でもなく、上へ Not right. Not left. UPWARD.
 

【めざすのは、とにかく「上」だ】
 
 →党大会の模様、玉木代表の挨拶全文はこちらのリンクより
 
なお、統一選挙に向けては、
「選挙は熱伝導です。候補者予定者の皆さんは、私たちの政策や思いに情熱を乗せて、運動を展開しましょう。勝利のためには『動いて、動いて』、『歩いて、歩いて』熱を伝えるしかありません。そしてご支援いただける方は、その熱を冷ますことなく誰かに伝えてください。ご支援いただいている皆さんの熱が高ければ、その熱はより広くより多くの人に届きます。」
との檄がありました。
 
ここ最近は、私もとにかく「歩く」ことに傾注する毎日ですが、足りないのは「熱伝導」。
 
今日からは、自身の思い、敦賀の発展に向けた情熱が届くよう、より多くの方に熱を伝えいていきます。
 
それにしても、玉木代表の挨拶には、何から何まで共感。
 
議員も党員もサポーターも、理念や思いをともに、ひとつになって取り組んでいることは、大会後のこの集合写真の雰囲気からも分かります。
 

【所属国会議員、都道府県連代表による集合写真。この明るい雰囲気、笑顔が国民民主党の特徴かと。】
 
こんな政党に属していることを誇りに思いつつ、今日も一日張り切って、「熱伝導」行脚に回ります。