令和5年第5回(12月)定例会を終える

ブログ 敦賀市議会

自民党の派閥のパーティーを巡る問題で、東京地検特捜部は秘書、議員への任意での事情聴取に続き、19日に政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)容疑で派閥事務所の家宅捜索に着手したとのニュース。
 
議員の個人事務所への強制捜査はこれまでも数々の事件で行われてきましたが、派閥事務所に対しては極めて異例で平成16年以来2例目とのこと。
 
関係する議員は口を揃えて「然るべき時期に説明する」と仰っており、捜査による事実の解明を待つスタンスと思われますが、党内で自浄作用は働いているのでしょうか。
 
いずれにしても「政治への信頼」を著しく低下させている事態であるが故、一日も早く事実関係を明らかとし、議員各位がどのような説明をされるのか注視する次第です。
 
さて、そうしたなか、11月28日より、22日間に亘り開催された令和5年第5回(12月)敦賀市議会定例会が昨日、最終日を迎え、追加提案された議案を含め、全36件について可決し閉会しました。
 
今定例会で議決したトピックスとしては以下が挙げられ、市民生活に深く関わる議案に対し、賛成した次第です。
 
【条例の一部改正】
◉敦賀市環境保全条例
生活環境へ影響を及ぼすおそれのある事業者に対し、地域住民と良好な関係を築いていくために必要な規定(地域住民等への事業説明など)を整備。
 
◉敦賀市手数料徴収条例
コンビニエンスストア等におけるマイナンバーカード等を利用した住民票等各種証明書の自動交付の利用を促進するため、一定期間において自動交付に係る手数料を減額。
 
【補正予算】
◉コミュニティバス運行事業費(239万5千円)
一部路線ルートを変更し、新幹線開業後の金ケ崎方面への需要に対応
 
◉子ども発達支援センター空調改修事業費(1億3,783万2千円)
子ども支援センターパラレルの空調設備老朽化に対応するための改修。
 
◉消費喚起推進事業費(3,371万円)
電子クーポン「つるが割」の追加発行(54,000枚分)。
 
◉給食センター建設事業費(7,937万8千円)
新たな学校給食センター整備にあたり、事業用地の調査や基本設計等を実施。
 
こうして、今年最後の定例会が閉会しましたが、次の3月定例会は令和6年2月21日から。
 
会期中の3月16日には、北陸新幹線金沢-敦賀間が開業するという歴史的なタイミングになりますが、引き続き、市民の方々の声をひとつでも多く伺い、地に足を着けた活動を進めてまいります。