与野党の「子育て世代」議員が建設的議論

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とかく、他者の意見を批判し合うスタイルが多いのがテレビの「討論番組」ですが、昨日朝のNHK「日曜討論」は終始冷静且つ建設的な議論。
 
番組を観るきっかけは、国民民主党から浅野哲(さとし)衆議院議員(茨城5区)が初出演されるという情報を得てのことでしたが、この日のテーマは関心の高い「これからの子育て政策」について。
 
与野党の「子育て世代」議員7名が、子ども・子育て政策について、政府の政策をどう評価するか、課題や財源の確保、支援金制度のあり方、子育てしやすい社会の実現に何が必要かなどについて議論されました。
 

【堂々と自論を話す浅野さとし議員(同議員のXポストより引用)】
 
テーマ自体関心が高かったことに加え、男性4名、女性3名の各政党とも子育て真っ最中の議員の皆さんが出演され、テレビ画面に議員が映る度にテロップに名前と政党名、お子さんの年齢が出ることに親近感を覚えたほか、深く頷き、話に聞き入る姿が印象的でした。
 
とりわけ、自民党の鈴木憲和議員(衆議院・山形2区)は、政権を担う立場であるが故、一部野党からチクリチクリと批判、否定される場面もありましたが、これを頷きながら聞き、自分の指名を待った上で、穏やかに自身の考えを示す姿も素晴らしいと感じました。
 
失礼ながら、他党の議員もほとんど方も存じ上げない方ばかりでしたが、アプローチ(政策)は違えど、子ども達のためにより良い社会を作っていくとの思いをともにされ、真剣に話し合う姿に、また当事者の皆さんの「討論」を見てみたいと思うとともに、国会でもこのような論戦を行なっていただきたいと感じた次第です。
 
また、番組に初出演された浅野さとし議員は、ご自身のFacebookやXで以下のように投稿。
 
(以下引用)
 
今朝は初めての日曜討論に出演させていただきました。各党の子育て真っ最中の若手議員が、終始建設的な雰囲気の中で議論を交わすことができました。政策は違っても、子供たちのために、より良い社会を作りたいという思いは一緒です。
 
終了後、全員で写真を撮ろう!という事になった時、普段はそんなことが殆どないらしく、NHKの方々が驚いていたほどです。このメンバーの並びも今日の雰囲気のよさを表しているのかも。また機会をいただけたら出たいと思いました。
 
さあ、これから茨城に戻ります!皆様も良い週末をお過ごしください!
 
(引用終わり)
 

【投稿にあった番組終了後の集合写真。確かに良き雰囲気が出ています。(浅野議員のFacebookより引用)】
 
この言葉に、現場の雰囲気が表れている訳ですが、その浅野議員。
 
番組の最後の指名で仰った、「(大臣らが言う)少子化を危機的と捉えて、そこから生まれる政策よりも、子育ては楽しい素晴らしい、そんな雰囲気を作っていきたい。」との言葉に大いに共感。
 
この前向きな捉え方が大事と思うとともに、政策論に留まらず、本質的な理念を堂々と主張される議員を頼もしく感じた次第です。
 
2030年までがラストチャンスと言われる少子化対策を含め、問題解決に向けては待ったなし。
 
浅野議員を見習い、こうした場面でもポジティブに、自身も取り組んでいく所存です。