イーストアイ敦賀駅入線の歴史的瞬間に立ち会う

ブログ 北陸新幹線

来春の選抜高校野球大会につながる北信越地区高校野球福井県大会は昨日、準々決勝が行われ、敦賀気比が鯖江を10-0(6回コールド)、敦賀が奥越明成を2-1(延長10回サヨナラ)で下し、準決勝進出を決めるとともに、北信越大会の出場権を得ました。
 
本日行われる準決勝で敦賀気比が北陸に、敦賀が福井商業にともに勝ち、敦賀勢同士の決勝戦となることに期待高まるところ。
 
いずれにしても、敦賀は「球都」と呼ばれる野球どころであり、そのことを誇りに全力プレーする姿を応援したいと思います。
 
さて、高校野球でも「敦賀」の名が紙面を飾っているところですが、昨日は福井県のみならず、民放各局の全国版ニュースにも「敦賀」の名が紹介されました。
 
それは、言わずもがな北陸新幹線。
 
「来年3月16日の北陸新幹線開業に向け、新幹線車両を使用した走行試験が9月23日、金沢―『敦賀』間の約125キロで始まりました。」とアナウンサーが紹介し、県内初入線となった初日、JR東日本の新幹線電気・軌道総合検測車「East i(イーストアイ)」が走り、レールや架線、信号設備に異常がないか確認したことや、福井県内の「北の玄関口」となる芦原温泉駅で歓迎式典が開かれた様子が映像で放映されていました。
 
1973年の整備計画決定から半世紀を経て、新幹線車両が県内に乗り入れる歴史的瞬間が昨日ということで、もちろん私もこの瞬間を見逃すまいと、見るならココと決めていた「敦賀駅前立体駐車場」の屋上へ向かいました。
 
X(旧Twitter)情報にて、大幅に遅れ気味ということは把握しておりましたので、20時過ぎに立体駐車場に向かうと、屋上までほぼ満車。
 
何とか駐車をし、最上階に行くと、既に多くのギャラリーが待ち構えていました。
 
本格的なカメラをセットした「鉄っちゃん」が数名いましたが、ほとんどが親子連れやご家族で、小さなお子さんからお年寄りの方までが、新幹線入線の「歴史的瞬間」を楽しみに来られていたことに、私も嬉しくなりました。
 

【多くのギャラリーが待つ駅前立体駐車場屋上の様子】
 
「もう5時間待っている」との声も聞こえましたが、待つこと約1時間半。
 
福井方面の深山トンネルを抜け、21時26分。
 
イーストアイが「新時代」の光を灯しやってきました。
 
皆さんとも感動を共有したいので、以下に動画を添付します。
 


【画面の左端、ほのかに光るのがイーストアイ】
 
イーストアイは、トンネル出口の停止信号付近で最終確認し、いよいよ敦賀駅ホームに入ってくると聞き、注視していましたが、何と下り線14番線に入るシーンはこの場所から見えず、21時50分頃にいつの間にかホーム入りしたとの「X」でのポスト(投稿)を見て落胆しましたが、それは自分の選択につき致し方なし。
 
下り線に入ってくる車両を見るなら「やまなみ口(東口)」と覚えておくことといたします。
 
その後、新幹線ホームから車両基地に向かうところまで確認し帰宅した次第です。
 

【新幹線ホームを出て、一旦車両基地に向かうイーストアイ】
 
次は26日から始まる「W7系」の走行試験。
 
関係者の皆様には引き続き、安全第一での走行試験をお願いするとともに、次は見逃すことのない位置取りで、記念すべきシーンを目に焼き付けたいと思います。