どんど焼きにて「無病息災」を願う

ブログ 地域コミュニティ

昼前から黒い雲が覆った昨日は「頼むから降らないで」と雨乞い。
 
というのも、午後1時から行われる「成人式」に影響がないようとの思いにほかならなかった訳ですが、願いが通じたのか、その後何とか天気は持ち堪え安堵した次第。
 
今年新成人となられた皆さんは、長男の1つ上の年代ということもあってか、幼少期から成長をともにした子も多く、一層気に掛けてしまうこともある訳ですが、親御さんの立場の知人・友人のSNSでは、お子さんの華やかな振袖姿が投稿されていたほか、ご近所では玄関前で家族揃って記念写真を撮る姿なども見掛け、こちらまで幸せな気持ちになりました。
 
私は長女で経験していますが、やはり親御さんにとってみれば、成人というひとつの節目を迎えられたことは感慨無量の思い。
 
そう思えば、名前は「成人式」であるものの、お祝いするのは新成人のみならず、ここまで育て上げた親御さんもということであり、コロナ禍にあってもこうして無事に開催されたことは本当に良かったと感じた次第です。
 
さて、冒頭、天気では「願いが通じた」と書きましたが、昨日もうひとつ願ったのは「無病息災」。
 
私の住む町内では、この時期の恒例行事「どんど焼き」が早朝より行われ、私も役員の立場で参加。
 
朝方の青空が広がる穏やかな天気に加え、どこか神々しき野坂山を背景に約2時間半、揺れる炎に願いを込めた次第です。
 

【神々しき野坂山の麓で催された「どんど焼き」】
 
そうした穏やかな天候もあってか、例年より多くの住民の皆さんが、正月飾りやお札などを持参され、新年のご挨拶、しばしの談笑と久々に拝見するお顔ともコミュニケーションが図られたように思います。
 
コロナ禍となったここ2年はこのような機会が激減していることが地域の悩みでもある訳ですが、やはり地域コミュニティを維持向上する地域行事は大事なことと改めて認識したところです。
 
また、お話しした何人かからは、市議会や市政に関する質問やご意見なども頂戴しありがたい限り。
 
「活動の原点は地域と職場の声にあり」をモットーとする私としては、このような声をしかと受け止め、引き続き活動にあたる所存です。
 
なお、「無病息災」の「災」に含まれるのかもしれませんが、どんど焼きで願ったのは何といっても「コロナ終息」。
 
願ってばかりではいけないのかもしれませんが、日本では古来から、天災や疫病をこのような祭りごとで追い払ってきた風習があります。
 
オミクロン株による感染再拡大の状況にはありますが、地域のみならず日本、いや世界共通の願いである「コロナ終息」が今年こそ現実のものとなるよう、最後にもう一度願い、本日のブログを閉じさせていただきます。