「令和6年第1回敦賀市議会定例会」が開会

ブログ 敦賀市議会

福井新聞に連載されていた「シンフクイケン第7章・福井へのエール」。
 
20日付けの最終稿に登場したのは大阪府の吉村洋文知事でしたが、昨年11月の近畿ブロック知事会議で視察した敦賀駅の印象を問われ、「非常にわくわくした。船に乗っているような(感覚になる)駅で、コンセプトが明確だ。コンコースの天井は北前船を意識したデザイン、3階は甲板のよう。大阪も北前船で栄えた歴史があり、つながっていると感じた。」と嬉しき感想。
 
また、全線開業に向けては、「世界の玄関口の関空と北陸がつながることが北陸新幹線の持つ大きな意味だ。実現に向けて全力を尽くしていきたい」と意欲を示す言葉がありました。
 
発言力と発信力ある吉村知事だけに、今後、この言葉に沿って関西圏を引っ張っていただけるようお願いする次第です。
 
さて、その北陸新幹線開業があと「24日」に迫るなか迎えた敦賀市議会の定例会。
 
昨日10時に、令和6年第1回となる定例会が開会しました。
 
思えば、1期目は半世紀ぶりの市役所建替という、敦賀市政上における歴史的瞬間に立ち会い、感慨深い気持ちを味わった訳ですが、2期目は定例会会期中に北陸新幹線敦賀開業を迎えるという、こちらは二度とない経験をすることになります。
 
こうしてまさに歴史の転換点に立っていること、また市政の舵取り役とも言える政治の場に携わっていることの重みと役割を感じながら、昨日の開会を迎えた次第です。
 
定例会に関しては、午前中に市長提案理由説明から議案36件の提案までを行った後、午後は、議案に対する質疑から各議案の委員会付託を行い、一旦休憩。
 
戸籍法の一部改正に伴い、戸籍証明書等の広域交付及び戸籍電子証明書の発行に係る手数料を定める「第22号議案 敦賀市手数料徴収条例の一部改正の件」については、施行日を令和6年3月1日としており、開会日に採決する必要があったことから、付託された総務民生常任委員会を開催し審査。
 
その後、本会議を再開し、同議案の審査結果報告から討論、採決までを行い、賛成多数で可決しました。
 
開会日はここまでを行い、委員会審査のため3月5日まで休会。
 
「開会してすぐ休みかい」と思われるかと存じますが、次の本会議までの期間は補正予算、来年度当初予算審査のための予算決算常任委員会がそれぞれ開催されるほか、並行して3月6日〜8日に掛けて行われる代表・一般質問に向け、議員側は質問通告、理事者側は答弁作成と、かなり濃い日が続きますので、その点ご理解いただければ幸いに存じます。
 
なお、昨日の市長提案理由説明では、今議会に提案された議案の提案理由とともに、当面する市政の課題とその対応など多岐に触れられたところですが、その中で、昨年9月定例会で自身が提案した「保育士の職場環境改善」について、「これまで保育士等が行ってきた公立保育園のトイレ、廊下等の清掃業務について外部委託を行います。」との説明がありました。
 
この時の質問は、市内の公立保育園で働く保育士さん達の声をもとに、「子ども達のためにも」と職場環境改善の提案をしたものであり、小さなことであっても、こうして保育現場の声がひとつでも叶って良かったと、しみじみ拝聴した次第です。
 
「活動の原点は職場と地域にあり」
 
今定例会も原点を忘るることなく、臨んでまいります。
 

【初日閉会後の議場モニター。次の本会議は代表・一般質問となります。】