「こどもの国(屋内プレイエリア)リニューアル基本計画」について説明を受ける

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昨日は、県内市町の人事異動内示があり、敦賀市も発表。
 
米澤市長の談話を拝見するに、「今回の人事異動は、北陸新幹線開業後の持続的な賑わいを目指すためのまちづくりをはじめ、総合計画に掲げた施策の着実な推進や各行政課題の解決にあたり、効率的効果的な執行体制の整備を行うとともに、職員の能力や適性、今後のキャリア形成等に配慮しながら、適材適所の人員配置を行ったもの。」とあり、異動総数は308名、退職者39名であったとのこと。
 
併せて、組織改正も行われ、先の定例会で議決した、まちづくり部署の一元化を図るため、観光部と都市整備部を廃止し、新たに「まちづくり観光部」を設置したほか、財政課を総務部から企画政策部に移管、敦賀病院に「がん診療センター」を設置するなどの見直しがされました。
 
異動に関しては、最も近い議会事務局でも局長を始め2名、また退職では、お世話になった福祉保健部長さんも。
 
異動対象となった皆様におかれましては、新たな部署でのますますのご活躍をご祈念するとともに、退職される皆様におかれましては、これまでの市政発展に対するご尽力に感謝申し上げる次第です。
 
また来週にでも、それぞれご挨拶に伺いたいと思います。
 
さて、そうしたなかではありましたが、昨日午前中は議員説明会が開催され出席。
 
福祉保健部より、「こどもの国(屋内プレイエリア)リニューアル基本計画」について説明を受けました。
 
福祉保健部長の説明を聞くのもこれが最後かと思うと、やや寂しいものがありましたが、説明の内容は将来に向けたもの。
 
この計画は、以前に定められた「敦賀市こどもの国リニューアル基本構想」での基本方針やコンセプトをもとに、屋内プレイエリアについて、 リニューアルの内容や規模、概算事業費、スケジュールなどを策定。
 
保護者の方からよく聞く「子どもの遊び場」に関するニーズに対し、子育て環境のさらなる充実に向け、今ある施設を活用していく観点からも重要なリニューアルとなる訳ですが、説明を伺うに、施設の現状を把握した上で、アンケート調査(市外を含む)やワークショップ、利用者からの意見募集等を行う中で課題整理をし、先行事例の調査もしつつ検討したこと。
 
また、リニューアルの内容に関しては、吹き抜けを活かした、敦賀の身近な自然に出会う「エントランス空間」と遊んで体感できる立体遊具と水槽展示をする「つるがネイチャールーム(仮称)」(旧アトムASOBOランド)が大きな点であり、これに伴う費用や運営管理、今後のスケジュールなどが示されたところ。
 

【「エントランス空間」のイメージ図】

【「つるがネイチャールーム」のイメージ図】
 
その後の質疑では、「つるがネイチャールーム」に設置する「水槽」のサイズや数、人工海水であることに対し、上手く管理ができるのか、ランニングコストが高いのではなどの声が挙がり、理事者側からは必要性や管理面での答弁がありましたが、この辺りは、今後予算化された際には議論になるのではと感じた次第です。
 
なお、「こどもの国(屋内プレイエリア)リニューアル基本計画」の計画本体及び概要版については、以下リンクよりご覧ください。
 
 →「リニューアル基本計画」の詳細はこちら
 
計画されたスケジュールでは、令和7年度(2025年)の10月下旬から3月末まで工事を行い、翌8年度の春の開館をめざすとあります。
 
いずれにしても、気比の松原に近い絶好のロケーション、屋外施設と屋内施設、さらにはプラネタリウムまである「こどもの国」は、自分も子どもと一緒に遊んだ、敦賀市民にとって「思い入れ」と「思い出」のある場所。
 
子ども達はもちろん、お父さんやお母さんの笑顔があふれる施設となるよう、大極的には「子育て環境のさらなる充実」の観点から、その期待感を現実のものにしていかねばと思う次第です。