闘う君の唄を 闘わない奴らが笑うだろう

ブログ 人生観 政治

昨日6時33分、敦賀市防災メール(トンボメール)にて、明神町付近において建物火災事案が発生し、消防車が出場との報。
 
8時07分には続報で、火災事案は終息とありましたが、この火災は敦賀発電所1号機のタービン建屋ファンルーム内で起きたもの。
 
日本原電のプレスによれば、6時12分に同ファンルーム内に設置されている原子炉建屋主排気ファンBの軸受部より発煙および火花を確認したため、6時38分に同社社員が当該ファンを停止し、発煙および火花が停止したことを確認。
 
公設消防にも通報し、消防による現場確認の結果、7時34分に火災および鎮火を確認したとのこと(放水はしていません)。
 
 →日本原電のプレス記事はこちらを参照ください
 
何らかの要因で軸受が加熱し、塗料などから発煙したのではと推察するところですが、同社においては今後、火災が発生した原因について調査するとしており、結果を踏まえた対策をお願いする次第です。
 
なお、この火災事案に関しては、NHKがお昼の全国ニュースで取り上げたことや、ややセンセーショナルな報道もあり、大変ご心配をお掛けしましたこと、私の立場からもお詫び申し上げます。
 
話しを変え、ニュースの取り上げに関して言えば、これは、TBS NEWS DIGがネットニュースで流したタイトル。
 
「ガソリン税『トリガー条項』 国民民主党が与党との協議から離脱を正式決定 玉木氏は代表続投の考え示すも党内からは『普通は議員辞職だ』の声も」。
 
これを読まれた方は、玉木代表の責任論を巡り、さぞかし党内で紛糾しているのだろうと思われると存じますが、このニュースに対しては次々と、同党の議員からXポストがあり、まず浜野よしふみ参議院からは「…誰も言ってない」。
 
続いて、竹詰ひとし、川合たかのり両参議院議員からはそれぞれ、「党内の声?誰の声でしょうか?私は会議に終始出てましたが全くそんな声は出てません。」、「党内からは??、、、これはひどい報道、、、我々は議員総会で決めたことであり連帯責任だと考えています」。
 
信頼の置けるお三方のこのポストを拝見するに、一体、どこからの発言をとって報道しているのか。
 
「切り取り」どころか、これではもう「フェイクニュース」と言っても過言ではないのかと。
 
先般は、天下の日経新聞までもが、志賀原子力発電所の耐震分類を完全に誤った記事を掲載(耐震区分Cを最も高いクラス)し波紋を呼んでいましたが、もはや大手新聞でさえも、書かれていることが真実か否か、自分で裏取りしないといけないのかとも思う次第です。
 
また、本論のトリガー条項凍結解除3党協議からの「離脱」に関しては複数の与野党議員から、「自民党に利用されただけ」、「はなから少数政党が相手にされる訳がない」など、嘲笑うかのXポストが散見される状況にあります。
 
私自身は、これらの言葉を拝見し、腹が立つとか悔しいなどといった気持ちはまったくなく、むしろ、物価上昇や燃油価格高騰で苦しむ国民生活の負担軽減のため(実際、ガソリンの補助金が終了する5月以降をどうするのか決まっていない)、さらには持続的な賃上げを実現するための最重点政策として「トリガー条項の凍結解除」(ガソリン減税)を求め続けてきたことからすれば、他党はどこまで国民に寄り添う政治、体を張った政策提言をされたのかと、逆に国民民主党に所属していることを意気に感じる次第です。
 
この心境を例えるにピッタリなのは、中島みゆきさんの「ファイト!」の歌詞。
 
ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴らが笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
 
ファイト!
 
自身を鼓舞する唄とも言われますが、3党協議から離脱したとて、国民民主党においては「トリガー条項」も「暫定税率」のことも決して諦めた訳ではありません。
 
引き続き、国民に寄り添った正直な政治、「対決より解決」の姿勢で政策提言する同党の一員として、自分自身も声を挙げていきたいと思います。
 

【魂に響く中島みゆきさんの「ファイト!」。奮い立たせて頑張ろう!(画像はGoogleのあるサイトより)】
 
 →「ファイト!」をお聴きになる方はこちらから(中島みゆき公式YouTube)

ガソリン減税も憲法改正も「やる気なし」

ブログ 政治

「やる気があるのか」と言いたくなる政府与党。
 
6日の衆議院予算委員会での玉木雄一郎・国民民主党代表と岸田総理の質疑をご覧になった方はどう思われたか。
 

【6日 衆議院予算委員会で質問する玉木代表(国民民主党HPより)】
 
登壇した玉木代表はまず、能登半島地震の被災者支援について、被災者生活再建支援金を倍増(300万→600万)させることを提案。
 
政府が高齢者世帯などを対象に300万円を給付する制度を新たに検討していることに対し「対象を限定すべきではない。被災者生活再建支援金も最初は年齢制限や所得制限があったが、分断を生むこともあってそうした制限が外された経緯がある」、「助ける人と助けない人がいるというメッセージではなく、全ての被災者を助けるというメッセージを出すべきだ」と訴えました。
 
また、石川県のみならず富山県や新潟県でも被災者には支援金を支給することを求めましたが、岸田総理は「新制度の外側にいる方は借り入れに耐えられる方々である。全ての方に支援が行き届くように制度設計を行う」「新潟県や富山県は対象とならない」との答弁に留まりました。
 
続いて、注目のトリガー条項凍結解除によるガソリン減税については、「5月1日以降は(ガソリン値下げ策が)何もない。今のままだとガソリンは上がる。会計検査院や財務省にも(税金の無駄遣いを)指摘された補助金ではなく、ユーザーに100%恩恵が行く減税に移行すべき」と主張。
 
さらに、今決断しなければ法改正などが5月1日に間に合わないこと、実務上の課題は4月まで補助金を活用することで解決できること等を指摘し「要はやるかやらないかだ。派閥の解消は決断できたのだから、国民のためのトリガー条項発動の政治決断を今日ここで求める」と岸田総理の政治決断を求めましたが、岸田総理は「原油価格の安定は重要だ。新たなご提案をいただいたと理解する。これについて三党で協議する」との答弁に終始しました。
 
トリガー条項発動に関してはこの結果を踏まえ、国民民主党は7日の両院議員総会で自民、公明両党との協議から離脱する方針を正式決定。
 
なお、党としてこれで諦めた訳ではなく、凍結解除を引き続き主張していくとした上で、「賛同していただける政党とはさまざまな形で協力をする」との考えを示しています。
 
予算委員会の質疑においても「対決より解決」の姿勢を唱え、国民に寄り添った政策の実現に向けて、まさに先頭に立って提起し続けてきた玉木代表は、一連の対応を踏まえ、Xでは昨日、以下のポスト。
 
「裏金問題であらゆる政策の推進力が低下している。トリガーだけでなく憲法改正も風前の灯。本日も与野党で打ち合わせをしたが、自民党のやる気が全く感じられない。政策の推進には政治への信頼が大前提だがその信頼が失われている。今国会での憲法発議は事実上不可能となった。」
 
憲法改正は最たるものですが、国家の根幹に関わる待ったなしの課題が山積のなか、政治決断がされない事態に陥っていることに私自身、悲しくも悔しい気持ちで一杯です。
 
改めて、皆さんはどうお感じでしょうか。
 
最後に、6日の衆議院予算委員会での玉木代表と岸田総理のやり取りを動画掲載しますので、ご覧いただければ幸いです。
 
 →【衆議院予算委員会】 玉木雄一郎代表/全編ノーカット版(2024年2月6日)

北方四島を返せ

ブログ 政治

今日は「福井県」の誕生日。
 
越前国と若狭国からなる福井県ですが、その変遷はめまぐるしく、明治4(1871)年の廃藩置県の後、福井県(のち足羽県)と敦賀県が誕生。
 
明治6年には、足羽県と敦賀県が統合され、敦賀県が誕生しましたが、明治9年に石川県と滋賀県に統合され、敦賀県は消滅。
 
そしてようやく明治14(1881)年に、石川県・滋賀県より、坂井・吉田・足羽・大野・丹生・今立・南条・敦賀・三方・遠敷・大飯郡が統合し、現在の福井県が誕生しました。
 
それから143年。
 
福井県の「ふるさとの日」である今日は、郷土の枠を「敦賀市」から「福井県」に広げ、新幹線時代の幕開けとともに、今後のさらなる発展を期する次第です。
 
また、さらに郷土から視野を広げれば、今日は「※北方領土の日」であります。
 
※2月7日は1855年に日露間の国境を択捉島とウルップ島の間に定めた「日魯通好条約」が調印された日であることから、政府が1981(昭和56)年に「北方領土の日」と制定。
 
東京での単身時代には毎年、北方領土返還要求の全国大会にも参加をしてきたところですが、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島からなる北方四島は日本固有の領土。
 
昭和20年夏の終戦時、当時のソ連が日ソ中立条約を破って侵攻し、火事場泥棒的に占領したうえ、今もロシアが不法占拠していることを忘れてはなりません。
 
そのロシア。
 
先月には、メドベージェフ露国家安全保障会議副議長は岸田首相の施政方針演説を受け、SNSへの投稿で「我々にとって日本国民の北方領土への感情などどうでもよい。それを悲しむサムライは日本の伝統的な方法で自決すればよい。そう、切腹だ」と言い放ちました。
 
火事場泥棒をしておきながら、日本、そして日本人を愚弄する発言は許されまじであり、我々は怒りの感情を持つべきと考える次第です。
 
一方、北方領土に関する内閣府の直近の世論調査では、ロシアが不法占拠している現状について「知らない」と答えた若者(18~29歳)が47%もいたとのこと。
 
すなわち、日本の主権が侵害された問題が風化しつつあることを表すものであり、今日の「北方領土の日」を機に、この問題を思い返し、四島返還を実現するとの国民総意を確認する日にせねばと考えます。
 

【平成29年に参加した「北方領土返還要求全国大会」の様子。演壇に立っているのは故安倍晋三元総理大臣。】
 
日本人がこれをなし崩し的に許せば、南方の尖閣も、同じように奪われかねません。
 
最後になりますが、2月7日は私の誕生日でもあります。
 
誕生日と重なることもあり、自分に出来ることは、こうした現実や思いを一人でも多くの方に広げることと、毎年この日のブログに書いています。
 
お読みいただいた方には是非、そうした点をご理解いただき、さらに多くの方にお伝えいただれば幸いに存じます。

路面凍結などにご注意を

ブログ 防犯/防災

小雨降る週始めの朝は、粟野交番前交差点から。
 
昨日のブログをなぞるよう、「政治への信頼」を思えば、浮かぶのは「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代を考える」の言葉であり、本来あるべき政治の姿。
 
有権者の皆様にもそうした観点での厳しいチェックをお願いしたいなど、約30分間、自身の思いを伝えました。
 
週頭街宣は今後も続けていきます。
 
さて、東京で働く娘からの連絡によれば、昨日午後は在宅でのリモートワークに切り替わったとのこと。
 
ニュースでご覧のとおり、南岸低気圧の通過に伴い、関東の広範囲で積雪となる予報を受けての対応でしたが、その後は予報通りの降雪となり、関東の高速道路や首都高速道路では予防的通行止めが実施されたほか、鉄道やバスにもダイヤの乱れが発生したとありました。
 
また、東京消防庁調べでは、5日に降雪や路面凍結の影響により、21時時点で4~92歳の男女計40人が転倒するなどして救急搬送されたと明らかにしています。
 
雪は夜半にピークを迎えたものの、今朝は路面凍結に注意と呼び掛けられています。
 
このブログをご覧の関東圏にお住まいの皆様におかれましては、可能であればリモートワークの活用などにより外に出ないことをお薦めいたしますが、そうできない方は、まず余裕を持った行動を。
 
滑りやすい場所を把握のうえ、歩行時の「着地は重心の真下に」を意識のうえ、転倒などに十分ご注意ください。
 

【こんな場所が滑りやすい!(ウェザーニュースより)】

ふたつの首長選挙と政治への信頼

ブログ 政治

日曜日は選挙の投開票日。
 
注目の選挙が続くなか、昨日は前橋市と京都市で首長選挙が行われました。
 
まず、事実上の与野党対決の構図となった前橋市長選挙は、無所属の新人で野党系が支援した小川晶氏(41)が、自民党と公明党が推薦した現職を破り、初めての当選を果たしました。
 
過去に福田赳夫氏、中曽根康弘氏、小渕恵三氏、福田康夫氏の4人の総理大臣を輩出し、「保守王国」と呼ばれる群馬の政界における野党系の勝利、さらには市が始まった132年前の1892年以来、初めての女性市長誕生とあり、今後の市政運営に注目するところです。
 
また、16年ぶりに新人同士の争いとなった京都市長選挙は、自民党、公明党、国民民主党、立憲民主党が推薦した元官房副長官の松井孝治氏(63)が初当選。
 
17万7454票を獲得した松井氏に対し、次点の福山和人氏は16万1203票。
 
まさに激戦を制した形ですが、非共産の松井候補の勝利に安堵した次第です。
 
今回の選挙で松井氏は、観光客が集中することで様々な弊害が出る「オーバーツーリズム」への対策にも取り組むことのほか、京都市と京都府の連携強化の必要性などを訴えましたが、大阪と並ぶ関西の二大拠点として、3月16日の北陸新幹線敦賀開業以降の延伸に関しても、高い関心をもって取り組んでいただきたいと願う次第です。
 
なお、2つの選挙の投票率は前橋市が39.39%(前回選挙より3.77ポイントダウン)、京都市は41.67%(前回プラス0.96ポイント)で、過半数どころか4割そこそこの数字。
 
全体的な傾向として、改めて、政治への関心の低さを危惧する次第です。
 
なお、福井新聞によれば、昨日は自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティー裏金事件を受け、同党福井県連が、県連所属の国会議員による県内党員向けの説明の場を福井市内のホテルで開催。
 
出席した国会議員4氏(滝波宏文氏は欠席)「政治不信を招いた」などと謝罪があったものの、身内の党員から厳しい声が噴出した。
 
各議員は一様に頭を下げて「襟を正す」「初心に返る」と殊勝な言葉を口にしたが、逆風は強く、失われた信頼回復は容易ではないとの記事がありました。
 
「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代を考える」
 
「政治への信頼」と聞いて思うのは、私自身、選挙の時にも使った、アメリカの聖職者ジェイムズ・フリーマン・クラークの言葉。
 

 
国民が辟易としているのは、議員が前者に映るからであり、真の信頼回復に向けては後者、しかも国家、地域とはどうあるべきか崇高な理念をもたねばならぬと、今一度、胸に叩き込むところ。
 
本日は(も)、話しが上手くまとまらず恐縮ですが、そうした思いのもと、この後は恒例の週始め街宣に行ってまいります。

「敦賀市民歴史講座『歴史の転換点となる北陸新幹線開業』」にぜひお越しください

ブログ 北陸新幹線 敦賀の歴史・文化

節分が終わり、今日は「立春」。
 
「立春」は文字通り、春の始まりを表すとともに、二十四節気の順番の中でも1番目。
 
今一度、新年の抱負を思い返しつつ、新たに最初の季節を迎えたいと思います。
 
なお、今年は春の訪れと合わせてやってくるのが北陸新幹線。
 
先日の記者向けに続き、昨日は北陸新幹線金沢・敦賀間の一般向けの試乗会が開かれ、乗客が一足早く車窓からの景色を楽しまれたとのこと。
 
この一般向けの試乗会には、2000人の定員に対し全国からなんと15万325人の応募があり、当選倍率75倍の大人気。
 
私を始め、知人の方々は残念にも皆外れましたが、ニュースでは、試乗した小学生が「速くて乗り心地が良かった」と笑顔を見せる様子や男性の「車窓から見えた白山が綺麗だった」など、興奮して話す姿を嬉しく感じたところです。
 
試乗会は、本日4日も金沢発と敦賀発のそれぞれ1便ずつが往復するとのことであり、見事当選された皆様におかれましては、車窓からの景色を楽しみながら、開業への期待を膨らませていただければと思う次第です。
 
さて、開業に向けてはカウントダウンに合わせ、敦賀市内でも様々なイベントが行われてきましたが、来る2月17日には、私も事務局として参画している敦賀の市民歴史団体「気比史学会」においても講座を行うこととしています。
 
当会では、敦賀の豊富で悠久な歴史を次代に継承するとの思いのもと、歴史を学ぶ楽しさを市民と共有しながら連年「敦賀市民歴史講座」を開催してきており、39期を迎えた今年度はこれまで4講の講座を開催してきたところ。
 
今年度最終講となる第5講は、「歴史の転換点となる北陸新幹線開業」をテーマに、開業に向けての機運をより一層高めるとともに、新幹線のあるまち敦賀のこれからを皆で考える機会にしたいと考えています。
 

【第39期 敦賀市民歴史講座(最終講)の開催チラシ】
 
なお、本講座は「北陸新幹線開業30日前イベント」と位置付け開催する運びとしており、歴史を振り返る中で、「鉄道と港のまち敦賀」を誇りに思いながら開業を迎えたく、多くの方に参加いただけるよう鋭意お声掛けしているところです。
 
ついては、皆様方におかれましてはご多忙のところとは存じますが、この機会に是非ご来場いただけますようお願いいたします。

逆境を乗り越える力は「仲間」の存在

ブログ 働く仲間とともに

逆境を乗り越える際、力になるのは「仲間」の存在。
 
一昨日は、電力の仲間である「福井県電力総連」の会議、働く仲間の「連合福井嶺南地域協議会」(以下、嶺南地協)の街頭行動に参加をし、改めてそのことを感じた次第です。
 
まず、県内の電力関連産業労働組合で構成する福井県電力総連では、敦賀市内で開催された代表者・派遣役員合同会議にお招きいただき、活動報告の機会を頂戴しました。
 
会議の場には、同じ推薦議員として、山本優・南越前町議会議員、小幡憲仁・高浜町議会議員も出席(堀川秀樹・福井市議会議員は都合により欠席)。
 
報告の前に、能登半島で停電復旧にあたる現場の様子を動画で拝見し、倒壊した家屋の間を縫うように進み、1本1本電柱を建て替え、傾倒した電柱の先端(高所)で部品を取り替えるなど、過酷で危険な状況のなかで作業に奮闘される「電力マン」の姿に感銘を受けました。
 
私からの報告では、冒頭、地震でお亡くなりになった方々へのご冥福をお祈りするとともに、被災された方へお見舞い申し上げたうえで、動画にあったよう、被災地で停電復旧にあたっていただいているすべての電力関連産業で働く仲間の皆様に敬意と感謝の思いを伝えました。
 
今朝の時点で、残る停電戸数は約2000戸(北陸電力送配電HPより)。
 
引き続き、安全を第一義に復旧対応をお願いするとともに、私からは自身の活動状況に加え、皆様との連携のもと「エネルギーの未来都市・敦賀」に向け、今後も取り組む旨お話しした次第です。
 
私自身、労組役員時代にお世話になった福井県電力総連。
 
揺るがぬ「結束力」をもって、ますます発展されますこと祈念いたします。
 
また18時からは、北川博規・福井県議会議員とともに嶺南地協の街頭行動に参加。
 
雪の残る白銀交差点にて「連合・全国一斉なんでも労働相談ダイヤル」、「連合アクション」の周知活動を行いました。
 
嶺南地協の役員さん、推薦議員団でマイクを回し、「連合アクション」では、持続的な賃上げの必要性や非正規労働者の処遇改善などを始め連合大の取り組みを、「全国一斉なんでも労働相談ダイヤル」では、常設している相談ダイヤルについて、2月6〜7日は集中的かつ時間を延長して受付ける旨の周知街宣を行いました。
 
マイクリレーを受け、私も暫しお話ししましたが、パワハラヤセクハラなど「職場」のこと、不払い時間外労働や不当な処遇など「働き方」に関することなど、おかしいな、辛いなと思われている方は決して一人で悩まず、フリーダイヤル「0120-154-052(いこうよれんごうに)」までご相談くださいと呼び掛けました。
 
泣き寝入りしていては、環境も社会も変わりません。
 
労働相談の受け皿は「連合にあり」と、ぜひ頼っていただき連絡いただければと思います。
 
なお、この日はグッと冷え込み、街頭宣伝している時間は手がかじかむ寒さでしたが、そのような環境でも元気良く活動できるのは仲間の存在あってこそと感じた次第。
 
こうして、福井県電力総連ならびに嶺南地協の活動に参加をし、改めて「仲間」がいることの心強さ、頼もしさを感じた訳ですが、そうした思いをお返しすべく、引き続き「働く仲間の声」を大切に、自身の役割を全うしていく所存です。
 

【活動を終え嶺南地協メンバーで記念撮影。頼もしくも心強い仲間です。】
 
さて、本日2月3日は「節分」。
 
一年間の邪気を払い、無病息災を願う日とされています。
 
今年は我が家のことのみならず、能登に思いを寄せ、しっかり豆まきしたいと思います。

みなとまち敦賀を物語る「昆布切符」が登場

ブログ 北陸新幹線

カウントダウンが進む北陸新幹線敦賀開業。
 
今日で開業まで「43日」となりました。
 
新聞やニュース、またテレビ番組でも北陸新幹線関連の話題を見掛けることが増え、「敦賀」の名前が出ることを嬉しく思うところ、JR西日本は1日、開業を前に報道機関向けの試乗会を開きました。
 
延伸区間に能登半島地震の被災はなく、国土交通省の完成検査も合格しており、JR西日本では鋭意、開業に向けた準備を進めていただいていますが、昨日の試乗会では、記者ら約150人を乗せた「W7系」が10時13分に敦賀駅を出発。
 
福井県内の各駅と小松駅を通過し、11時10分に金沢駅に到着したとのこと。
 

【敦賀駅に入線する新幹線車両(日本経済新聞WEBより)】
 
ご覧いただくよう、写真は敦賀駅の新幹線ホームに停車する「W7系」ですが、船のデッキをイメージした木目調の床がひときわ「敦賀らしさ」を醸し出しています。
 
また、江戸・明治期に海運を担った「北前船」をイメージしたコンコースや待合室を備える敦賀駅内部も公開されており、こうした様子が日経新聞など、全国紙で報じられることを喜ぶ次第です。
 
なお、同社においては、この週末3〜4日にも一般向けの試乗会を開き、約2000人が乗車する予定とのことであり、開業の機運がより一層高まることを期待するところであります。
 
また、「敦賀らしさ」のPRに関しては、思わず「そうきたか!」というグッズが登場。
 
同じく昨日行われた、米澤敦賀市長の2月定例記者会見において発表された「北陸新幹線敦賀開業プロモーション」で登場したのはなんと「昆布でできた“切符”」。
 

【定例会見で米澤市長が手にしたのは「昆布切符」(福井新聞D刊より)】
 
敦賀は江戸、明治時代に北前船で北海道から昆布が運ばれ、昆布の加工技術が発達したことは有名ですが、新幹線乗車券とほぼ同じサイズの記念グッズ「昆布切符」を制作したとのこと。
 
単なる飾りではなく、食用素材で印字していて、だしをとるのも可能であり、今月開催される長野市の「長野灯明まつり」、さいたま市の「さいたまマラソン」会場に設ける敦賀PRブースでおぼろ昆布とセットにして配布するほか、この切符を市内の公共施設で提示すると入館料の割引きなど特典があるそうで、思わず「ナイスアイデア!」と手を打った次第です。
 
プロモーションにはストーリーが大事と言われますが、まさに「みなとまち敦賀」の歴史を物語る自慢の昆布を手に、沿線都市から多くの方が訪れることは、北前船のような海路ではなく、陸路で昆布を運ぶこととなり、そうした面白さを含めて大いに楽しみにするところです。
 
敦賀駅で見込まれる乗換え乗客数は、1日2万7000人。
 
一人でも多くの方に敦賀のまちを知っていただくため、各方面でアイデアを絞り、「自分ごと」として取り組んでいただいている皆様に敬意を表するところであり、その輪をさらに大きく、深みのあるものにしていくことが「新幹線効果」であるとの考えのもと、私個人としても汗をかいていきたいと思います。

地震・津波発生時の対応についてご意見ください

ブログ 防犯/防災

「8℃で無風だとあったかいなー」
 
そんな会話を交わしながら、昨日は名子での辻立ち。
 
見上げれば、北陸の冬を象徴する鉛色の空でしたが、これも郷土の四季であり、風景。
 
4日には「立春」を迎えますが、厳しく暗い冬があるからこそ、訪れる春の楽しみが増すもの。
 
これが「北陸人の強さ」とも思いつつ、活動もポジティブ思考で続ける所存です。
 

【曇天の時こそ元気良く!】
 
さて、今日からは2月。
 
と同時に能登半島地震の発生から1ヶ月となります。
 
この時期を捉えてか、福井新聞の調査報道「ふくい特報班」では、読者の発生直後の行動や防災意識に関するアンケート(555人から回答あり)を行っており、地震や津波に備え新たに対策を講じたり、講じる予定だと答えた人は8割を超えたとのこと。
 
「対策を講じる予定」は54.2%、「既に対策を講じた」は28.6%に上ったほか、具体的な内容としては「非常用持ち出しグッズの準備・補充」が最も多く、「非常食、飲料水の準備・補充」、「携帯電話など通信機器の充電」、「車のガソリンを早めに給油する」という意見など。
 
また、県内にも津波警報が出たなか、どう行動したか尋ねた設問では「特に行動は起こさなかった(屋内待機含む)」が62.0%と最も多く、「いったん外に出た」は20.0%、「高台に避難した」は6.5%、「避難所に向かった」は3.8%%だった。
 
敦賀市の60代男性は「津波管報が出て避難し始めたら渋滞にかかり、高台を諦めて会社の2階に家族や親族で避難した」と回答したともありました。
 
近年体験したことのない揺れの大きさであったことに加え、道路の寸断や住宅の崩壊、電気や水道といったライフラインが途絶えた隣県の状況を踏まえ、必然的に防災意識は高まっているものと受け止める次第です。
 
なお、住民の生命と財産を守るため、自治体においては災害の種別に応じた地域防災計画が策定されていますが、重要なのは、最新の知見や実態を反映してアップグレードしていくことと考えるところ。
 
そうした観点から、地震発生以降、避難された方を始め、多くの住民から寄せられているご意見、ならびに私の方でも聞き取りしたことを集約し、まずは計画に沿った対応がされたか、あるいは今回経験して得られた知見などについて、市と意見交換することとしています。
 
先ほどのアンケートではありませんが、体験して感じられたご意見を多く寄せていただくほど、実効的な対策につなげられるのかと思いますので、敦賀にお住まいの皆様におかれましてはぜひ、私の方に声を寄せていただけますようお願いいたします。
 
↓以下のいずれかにて、連絡お待ちしています↓
 
◉メール:yamatake@yamamoto-takeshi.net
◉携帯電話:090-9766-7645
◉facebookなどSNSのメッセンジャー

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