質問通告書にも魂込めて

ブログ 敦賀市議会

今朝も強い風と横殴りの雨が続く敦賀。
 
昨日、瞬間最大風速23.5m/sが吹いたのは18時25分とのことでしたが、その時間ちょうど私は町内の会館に居て、風の轟音とともに大きなガラスがビリビリと響く状況に怖さを感じたところ。
 
このような朝でも変わらず新聞配達のバイクの音が聞こえてきて、本当にお疲れ様との気持ちですが、敦賀市には現在、大雨、雷、強風、波浪、高潮とあらゆる警報・注意報が発報されていますので、この後の通勤・通学の際は十分注意をしてお出掛けください。
 
さて、昨日開会した敦賀市議会12月定例会ですが、本会議に先立って開催された全員協議会の場の冒頭では田中議長より、「現庁舎では最後の定例会となる。最後まで慎重審議を。」との言葉があり、やはりそうした特別な思いを皆さん持っておられるのだと感じた次第。
 
だからと言って「慎重審議」の度合いが変わる訳ではありませんが、昨日のブログでも述べた思いのもと過ごす「残り21日間」にしたいと思います。
 
10時に開会した本会議のほうは、諸般の報告から市長提案理由説明、報告案件2件(先に専決処分したもの)の質疑・採決、所管部局からの議案説明から質疑までを行なった後、議案を各委員会に付託をし、午前中のうちに閉会。
 
12月8日まで休会としました。
 
開会したばかりなのに休会かと思われることと思いますが、本会議が休会との意味であり、今日は補正予算案を審査する予算決算常任委員会、明日13時は一般質問の通告締切、その後、質問の項目に応じ所管部局とのヒヤリング、理事者側はそれから答弁書作成、市長までの確認がされることとなります。
 
一方、議員側はと言えば、これは人にもよるかと思いますが、通告書をベースに質問原稿を作成をされる方、深掘りした質問とするためさらに調査をされる方、手法は様々かと思いますが、いずれにしてもより良き一般質問の場とするため、登壇するまでの時間を有効に使われているのかと思います。
 
私自身は、これまで10回の一般質問(代表質問含む)経験から、通告書を読めば質問趣旨や意図するところが分かるようにとの考えで、結構細かく作成しているため、ことさら「読み原稿」を作成する必要はなく、先ほどの話しで言えば後者、すなわち通告から質問までの時間は、深堀のための時間に充てるといった手法をとっています。
 
このやり方に関しては何が正解というのも無いのですが、これまで手探りで色々と試した結果、簡素な通告書ではやはり、担当者といくら丁寧にヒヤリングをしたとしても、答弁書を確認していく経過での伝言ゲームでニュアンスが変わることはある訳であり(これは致し方ない)、議場で「趣旨が違う」と言うくらいであれば、しっかりと文章で伝えた方が、食い違いのない正確な答弁が得られるとの結論に至ったもの。
 
これまで何度か述べているかとも思いますが、これは長く務めた労働組合役員時代に培った経験から来ているものでもあり、今回もそれに沿った形で進めているもの。
 
やや大げさかもしれませんが、自分の中では「魂を込める」気持ちで作成している通告書。
 
今回は、以前から取り上げようと考えていた2件について質問を予定しており、8割方完成はしましたが、相手側にその趣旨や思いまでを含め伝わるよう、今日も最終校正に励みたいと思います。
 
通告書の話しが本題のようになってしまいましたが、明日の通告締切の前に今日は予算決算常任委員会(全体会、分科会)が開催されます。
 
全体会での基本質疑に各議員が事前通告した件数は「28件」。
 
私も2件質疑させていただきますが、全体会での基本質疑を踏まえ、その後の分科会を通じてより有効な審査の場にすべく対応してまいります。
 
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