職場の皆さんへ活動報告を行う

ブログ 活動報告

あまりこういうことは書かないのですが、何とも呆れるやら腹立たしいやら。
 
先般、安倍首相が休暇中に病院で診察を受けた後、既に公務に復帰されていることはご承知置きの通りかと思いますが、これに関する耳を疑う報道。
 
野党側は以前より、コロナ対応などを踏まえ臨時国会を開催すべきと要求している訳ですが、昨日、自民党の森山国対委員長と立憲民主党の安住国対委員長との会談の場において、早期召集に加え、安倍首相も出席のうえ「体調が万全なのか、今の健康状態を含めて国民に説明してはどうか」とも指摘したとのこと。
 
これに対し、森山国対委員長は、首相の体調は「噂はあるが、公務に復帰して職責を淡々とこなしている。心配ない。」と説明されています。
 
また、会談以外のところでも、社民党の吉田幹事長は、同じく昨日の記者会見において「(体調が)万全でなければ全身全霊で国難に取り組むことが出来ることも責任の取り方ではないか」とまで述べている。
 
まず思うのは、国会議員である前に、議員も「人」であり、与野党の関係にあったとしても体調や健康問題については「気遣う」ことが当然のところ、「国民の前に出て説明せよ」と政治のダシに使うとはどういう神経をしているのかということ(しかも党を代表しての発言)。
 
次に、どれだけ「体調が悪い」という根拠、いわゆる裏どりをしているのかは知りませんが、森国体委員長が仰った「噂」をもとにどこまで妄想を膨らませて発言しているのかということ。
 
病院に行っただけで「体調が悪い」と決めつけられ、「レッテルを貼られては、正直たまったものではありません。
 
最後に、一国のトップの体調問題は「国家機密」であるということ。
 
北朝鮮の金正恩氏を見ても分かる通り、健康問題の噂が取り立たされていても、それは今も「噂」でありトップシークレット。
 
中国を始め、ただでさえ周辺諸国に対する警戒感を高めて対応しているところ、日本の首相が「体調不良だ」となれば、これ見よがしに日本に対する対応を変える国が出るかも知れないことを思えば、公の場で「体調」を問うなどとは馬鹿げているとしか思えません。
 
この「国家防衛」にも関わることも含め、私が述べた3点は普通の感覚だと思うのですが、皆さんはどう感じられたでしょうか。
 
我が家でこのニュースが流れた時に、家族から「こんなこと国会でやるの」と失笑を買ったことからも、これが「国民感覚」ではないかと思うところです。
 
ふと、今後合流新党となり、こういった発言・行動をする勢力が増すことを思うと尚のこと、頭が痛くなるのは私だけでしょうか。
 
「反面教師」と捉え、これ以上書くことは控え、自分のことに移ります。
 
定例会ごとに開催している「活動報告会」について、前回の3月定例会後は、コロナ禍、緊急事態宣言とも重なり、止むを得ず開催を取り止めたのですが、状況を見て対策を講じながら再開ということで、昨日は日本原電敦賀発電所の職場にて報告会を開催しました。
 
発電所では、安全な事業運営と地域の安全を「絶対に守る」との思いのもと、日常の行動履歴・体調の把握や執務室の離隔、ビニールシートによる飛沫対策を始め、昼食も時間を決めての交代制、プライベートでも不要不急の県外往来や外食まで自粛するなど、所員・協力会社の皆さんが一体となって「発電所から感染者を出さない」との覚悟をもって対応されているところです。
 
この日は、交代制の昼食の影響もあってか、いつもより若干参加者は少なかったものの、貴重なお昼休みに足を運んでいただき感謝。
 
報告会のほうは、パワポ形式で敦賀市内で進んでいる大型プロジェクトの紹介を始め、3月定例会以降に開催された臨時会、6月定例会の模様、市のコロナ対策の内容などについて報告させていただきました。
 

 
やや内容を盛り込み過ぎたため、質問を受ける時間が短くなってしまったので、その点は個別にお伺いすることをお願いし、報告会を終えましたが、やはり対面でお伝え出来るというのはありがたいことであり、他の職場や団体、地域の皆さんに対しても、それぞれの状況をお伺いしながら報告させていただくことを再開していきたいと思います。
 
皆さまにおかれましては、「私の会社にも来て」、「ウチの町内でも話して」などの要望あらば、喜んで駆け付けますので、是非ともお声掛けいただければ幸いに存じます。
 

【写真は「北陸のハワイ」水島。帰路に眺める、走り慣れた西浦の海岸線はやはり良し。】