移り行く自然、変わらぬ故郷の風景から力をもらう

ブログ 敦賀の自然

県内の新型コロナウイルス感染は、昨日4市2町で1人づつの計6名。
 
敦賀市は、1名の新規感染との発表。
 
敦賀のお一方は、23日のPCR検査で陰性であった中郷小学校の教員で、その後体調不調を感じ再検査をしたところ陽性が確認されたとのこと。
 
こうした例は過去にもあるため驚く必要はありませんが、検査したから全て大丈夫と思い込むのはやめておいた方が良いのでしょう。
 
行政・医療関係者の献身的なご努力、膨大なPCR検査などの甲斐あって、県内・市内の「感染の波」は沈静化の方向に向かっていると思いますので、引き続き人流を抑え、皆で感染対策に留意していければと思います。
 
皆さんも同じかと思いますが、先週からのこうしたコロナ感染拡大もあって、週末にあった私の予定は全て中止や延期に。
 
それではその時間を別のことにということで、この土日は敦賀の自然でリフレッシュさせていただきました。
 
土曜日は、福井の消防学校から週末帰宅する長男と、敦賀三山のひとつ岩籠山へ。
 
昨日は妻と、近所のウォーキングがてらに過ぎませんが、畦道の幸の収穫に出掛けました。
 
765.2mの岩籠山へは、愛発の市橋、駄口コース、粟野の山村コースの3ルートがありますが、私はもっぱら山村コース派(単に近いからですが)。
 
途中経由する、夕暮山までの急登は、久々の体に堪えましたが、それでも新緑の樹々の生命力を感じながら山頂に到着すると、水島が浮かぶ敦賀湾、北陸新幹線工事が進む市内を一望、振り向けば奥琵琶湖という素晴らしきロケーションに、何とも言えぬ達成感と爽快感を感じることが出来ました。
 

【岩籠山山頂より敦賀市内を望む】

【生命力を感じる新緑の樹々】
 
登りの間は、辛くてヒーヒー言う私、山岳訓練の練習とばかりにガシガシ登る息子とあって、ほとんど会話はありませんでしたが、山頂では何か通ずるものあり。
 
男二人の良い時間となりました。
 
昨日は、他の家では雑草扱いされているであろう、畦に生える「野びり」採りに野坂の麓まで。
 
散歩がてら歩くと、黄色、ピンク、水色と、名前は分からねど美しく咲く小さな花、田植えシーズンを前に水の張られた田、目の前にはシンボルマウンテン野坂山と、ザ・故郷の風景に心安らぎました。
 

【存在感あるシンボルマウンテン野坂山】

【変わらぬ野坂の田園風景】

【収穫した畔の幸「野びり」。例えて言うならエシャロットのような味がします。】
 
こうした風景を前に思わず、「仰ぎ見る野坂の御嶽〜水清き黒河の流れ〜」で始まる母校粟野中学校の校歌を口ずさんでしまいました。
 
コロナはあれども、こうして移り行く自然、ふるさとの風景に触れれば、「負けずに頑張らにゃいかん!」と気合も入るもの。
 
この先ワクチン接種が進めば、必ずや道は拓け、希望の光は見えてきます。
 
コロナによって失われた「日常を取り戻す」ために、引き続きともに頑張りましょう!