祝!角鹿小中学校 総合落成式

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クライマックスシリーズ進出チームが決まるこの時期、プロ野球では監督や選手の去就が話題となり、先日はソフトバンクホークスや日本代表として活躍した松田宣浩選手(巨人)が今季限りでの現役引退を表明しました。
 
本塁打後に拳を上げる「熱男(アツオ)」ポーズで有名な松田選手ですが、その松田選手が4日、母校である中京高(岐阜県瑞浪市)を訪問し「今までの野球生活は高校での3年間があったからこそ」と感謝の言葉を述べたとのこと。
 
花束を手渡され、お得意の「熱男」ポーズで応じると、集まった生徒たちからは歓声が上がったとあり、こうした母校でのエピソードに心あたたまるところです。
 
さて、母校といえば、県内唯一の小中一貫校として、令和3年4月に開校した角鹿小中学校。
 
小学校では、北、咸新、赤崎の3校が歴史の幕を閉じ、同学校に集約された訳ですが、合意形成に至るまでの地元やPTAなど、それぞれ母校に愛着と誇りを持つ皆さんのお気持ちには葛藤があったことと思います。
 
そうした関係者の皆さんの思いが込められつつ、期待を込めて生まれ変わったのが角鹿小中学校。
 
なお参考まで、学校編成に至るまでの経過、先行して2021年4月6日に行われた校舎の落成式の様子は、当時の「やまたけブログ」に書き留めていましたので、以下リンクよりご覧ください。
 
 →祝「角鹿小中学校」落成!(2021年4月7日ブログ)はこちらから
 
校舎以外の外構やサブアリーナについては、平成29年より整備を進めてきたところですが、それら工事がすべて終了し、昨日は「総合落成式」が開催されました。
 
総合落成式には、米澤市長、上野教育長を始め市の関係者の皆さん、また福井県教育委員会、市議会正副議長、正副文教厚生常任委員長、北地区や東郷地区など区長会の方々、工事を設計施工されたすべての事業者の皆さん、そして児童生徒の皆さんが一堂に会し、記念すべき日をともに祝うことができました。
 
まずもって、長きに亘りご尽力いただきました地元の方々、設計施工をされた工事関係など多くの皆様に対し、議会の立場からも心より御礼申し上げます。
 
式典では、米澤市長からの主催者挨拶、来賓挨拶に続き、校長先生からの謝辞があり、「大人になった時、この学校で学んで良かったと思えるよう過ごして欲しい」との言葉が印象に残りました。
 
その後、児童生徒代表の言葉、新しいサブアリーナに響く校歌斉唱、くす玉開放と、それぞれ感慨深く立ち会わせていただいた次第です。
 

【くす玉開放後の皆さんの笑顔を微笑ましく感じました】
 
同校のスローガンは「輝け角鹿 〜大きくなろう 強くなろう 幸福になろう〜」
 
その言葉の通り、児童生徒の皆さんにおかれましては、新たな学舎でそれぞれの夢に向かって、のびのびと挑戦されることを祈念いたします。
 
そして、冒頭の松田選手、校長先生の言葉にあるよう、いくつになっても「心のオアシス」のような、そんな母校であって欲しいと思った次第です。
 
<総合落成式スナップ>

【配布された総合落成式の次第。校歌は角鹿中学校のものを受け継いでいるとのこと。】

【完成したサブアリーナ】

【新たな校門より。輝け角鹿。】