祝!北陸新幹線敦賀開業! 〜すべての道は敦賀に通ず〜

ブログ 北陸新幹線

長く続く企業や活動にはそれ相当の理由があるのかと思いますが、昨日は前身の「嶺南地区友愛会」時代から数えると30年以上続く、「ゆうあい倶楽部」の福祉施設訪問に参加してまいりました。
 
「ゆうあい倶楽部」は、嶺南地区友愛会の発展的解散に伴い発足した団体で、東洋紡や電力関係など旧友愛系の労働組合で構成するもの。
 
私自身、嶺南地区友愛会時代には事務局長を務めた愛着ある組織な訳ですが、市議会議員という立場上、今では顧問として活動に参画しているところです。
 
この福祉施設訪問は、同倶楽部の職域あるいは街頭カンパを通じ、頂戴した浄財を訪問先のニーズに応じた品物に代え、寄贈させていただくというもの。
 
昨日は、倶楽部の代表、事務局長、そして私の3人で、敦賀市・美浜町の児童養護施設や特別養護老人ホーム、社会福祉法人など6施設を訪問し、寄贈品を贈呈させていただきました。
 
各施設においては、毎年寄贈いただいた品を入居者や通所者さんが喜んで使っていただいていること、幾つかの施設ではお時間を頂戴し、現況や課題などのお話しをお伺いすることもでき、大変有意義な機会になった次第です。
 
お伺いした各施設はどれも社会にとって欠かせないものであり、お伺いしいたことも念頭に少しでも環境改善につなげられればと思います。
 
なお、こうして長く活動を続けてこれたのは、各職場や市民の皆様のあたたかいお気持ちがあってのことであり、この場を借りて感謝申し上げるとともに、「ほっとけんまち」を掲げる敦賀市が、多様性を認め合い、あらゆる世代が助け支え合う「地域共生社会」に向け、ご協力いただくことをお願いする次第です。
 
さて、カウントダウンを続けてきた「北陸新幹線敦賀開業」もいよいよ当日を迎えました。
 
計画から約半世紀を経て迎える敦賀開業に際し、これまでの計画から工事完遂に至るまで、携わってこられたすべての関係者の皆様に敬意と感謝を申し上げます。
 
いよいよ開業を迎え、私自身も気持ち躍るところですが、この後向かう新幹線駅の様子や開業祝賀会、市内で行われる各種イベントなどで「開業」を実感することになるかと思います。
 
また、金沢から敦賀への延伸により、北陸圏内の経済波及効果を大いに期待するところですが、意味合いにひとつ加わったのが能登の復興。
 
北陸三県が一体となって力強く政策を進めること、この先、小浜ルートでの大阪延伸を一日でも早く実現することが、能登を支えることにつながるとの思いのもと、「こころをひとつに能登」の気持ちをもって取り組まねばなりません。
 
そして、古から交通の要衝として栄えた敦賀にとっては「歴史の転換点」。
 
すべての道は敦賀に通ず。
 
「新幹線開業で敦賀は大きく飛躍した」と歴史の1ページに刻むか否かは、現世を生きる私たちに懸かっているとの気概をもって、さらに前進あるのみです。
 

【昨日、施設訪問の途中、泉ケ丘から撮影した敦賀市内。開業を待つ新幹線駅を中心に、光輝く我が郷土を誇りに思う次第。】