「人・人・人」の新幹線開業日

ブログ 北陸新幹線

「歴史の転換点」北陸新幹線金沢ー敦賀間開業に沸く福井県。
 
まず、福井新聞朝刊がお正月かと思うほどの分厚さと広告の量にまず驚き、続いて同社では「敦賀 歓喜の発車」のタイトルでWEB号外を発行。
 
東京行きの1番列車が敦賀駅を出発する写真が大きく掲載されていました。
 

【開業記念にWEB号外を掲載します】
 
一方、敦賀に向かう東京発の1番列車「かがやき501号」の出発を、若狭地方出身のXでつながる友人(その名も「若狭7:30」さん)が見送ってくれ、その様子をXポスト(投稿)。
 
こちらは記念すべき、1番列車を表示する出発案内表示。
 
行き先「敦賀」が誇らしげに「かがやいて」見えました。
 

【東京駅の出発案内表示。若狭7:30さん、お見送りありがとう!】
 
そうして1番列車が無事出発し、いよいよ開業を迎えるなか、私は「北陸新幹線金沢・敦賀間しゅん功開業式・祝賀会およびハピラインふくい開業祝賀会」に出席するため、敦賀駅の「まちなみ口」(西口)へ向かうと、同じく開業を迎えた「ハピラインふくい」の記念切符?を求めるお客さんで長蛇の列をなしていたほか、駅出口に構内も人・人・人でごった返し。
 
さらに改札を抜け、旧JR特急乗り場に向かう通路、「歩く歩道」を進み新幹線駅構内へ。
 
2階コンコースを進むと、こちらは新幹線を降車したお客さんで一杯。
 
なお、特急への乗換時間に心配の声が挙がっていましたが、新幹線改札を出た床面には「しらさぎ」と「サンダーバード」乗り場への誘導表示がされ、大変分かりやすくなっていました。
 
これに沿って行けば迷う人もいないでしょう。
 

【2階コンコースの誘導表示】
 
こうして9時58分発の「はくたか号」に乗り福井市へ向かいましたが、新北陸トンネルを抜けるとすぐに「越前たけふ駅」、あっという間に「福井駅」に到着。
 
最短17分で行ける時間短縮効果は、距離的にも近くなったマインドにさせるものであり、大きな変化と改めて実感した次第です。
 

【敦賀駅で記念撮影。表情とは別に、内心大変喜んでいますので。】
 
こちらも人でごった返す福井駅周辺を抜け、新しく開業した「コートヤード・バイ・マリオット福井」ホテルヘ。
 
式典では、国会議員や省庁関係、JRや鉄道運輸機構など建設関係者、自治体議員、ハピラインふくい関係者などが一堂に会し、それぞれの開業を祝うとともに、主催者の杉本知事はもとより、国土交通大臣や地元国会議員を始めご来賓の挨拶では、「次は京都、大阪へ」との言葉がありました。
 

【式典の様子】
 
昨日のブログにも書きましたよう、計画完遂に向け、次は敦賀以西へ更なる延伸です。
 
その後は敦賀に戻り、やまなみ口改札を出る前に「ハピラインふくい」敦賀駅(旧JR敦賀駅)の地下通路へ。
 
実はこの地下通路の雰囲気が好きで、特急に乗る時は常にこちらを通っていましたが、「ハピラインふくい」の開業に合わせ、改修工事を行い雰囲気が一変。
 

【雰囲気がガラリと変わった地下通路。レトロ感を残してくれたことに感謝。】
 
「鉄道と港のまち」にふさわしい、赤レンガ倉庫を思い浮かべる基調となっていますので、「地下通路ファン」の方はぜひ覗いていただければ幸いです。
 
さらにこの後は、「みなとつるが山車会館リニューアル式典」に出席しましたが、これ以上は明日のブログに記載したいと思います。
 
いずれにしましても、駅構内に留まらず、駅前通りやotta(オッタ)の賑わいは見たことがないほどで、その流れは神楽通りまで続いていたものと感じました。
 
イベントのみならず、人の混雑やバスの運行など、安全面を配慮し対応する市職員を始め、関係者の皆さんのご尽力あってのこと。
 
献身的な対応に感謝する次第ですが、本日一日も大変かと思いますが何卒宜しくお願いいたします。
 

【ottaの様子。ここまでと言わずとも、この賑わいが持続的なものになればと。】