期待と励ましを受け、運営再開を待つリラ・ポート

ブログ まちづくり

一日も早い停戦合意を願うばかりのウクライナ情勢。
 
日本はウクライナに対し、既に自衛隊機で支援物資を輸送していますが、昨日はさらに自衛隊装備品などの支援物資約38トンを米軍横田基地にて米空軍C17輸送機へ積み込み、同日出発したとのこと。
 
日本のウクライナ支援物資を米軍が輸送するのは今回が初めてとのことですが、日米間で物資や役務を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)に基づき日本が協力を要請したものであり、迅速な輸送の強化に向け米軍の協力を得たことは評価すべきことと理解するところです。
 
また、ここ敦賀市においては、既に実施しているウクライナ人道危機救援金、ポーランド人道支援金の受付に加え、15日にはウクライナ避難民の受入れを表明。
 
市のホームページ上での問い合わせ先は、観光交流課、地域福祉課(生活支援等)、住宅政策課(市営住宅)となっており、庁内連携を図ったうえでの対応と、こちらも理解する次第です。
 
→→→敦賀市HP「ウクライナ国民に対する人道支援を実施します」はこちらから
 
なお、今定例会の代表質問では、最大会派の市政会と私より、本市と深い関係にあるポーランドに対し、市としての人道支援を実施すべきと意見しており、これに対しては追加の支援金について調整を図り対応するとの答弁であったことから、23日までの会期の中で、議会の議決を経て執行できること(総意をもって対応するとの意味)を期待する次第です。
 
さて、話しは変わりますが、期待するという観点では、昨日こんなことがありました。
 
4月からの運営再開に向け準備を進める、敦賀きらめき温泉「リラ・ポート」及び敦賀市グラウンドゴルフ場「リラ・グリーン」ですが、「リラ・グリーン」のことで気になっていることを現地確認すべく、夕刻施設に向かうと、駐車場に入る手前で停車していた車の中から「すんまへん」と声を掛けられました。
 
「はい!」と返事をし、車に向かうと老夫婦が乗車した車から、年の頃は70を少し超えたところでしょうか、男性が降りてこられ、「ここはいつまで休むのか?」と聞かれました。
 
自身は地元で議員をしていることを明らかにしたうえで、話しを伺うと、そのご夫婦は滋賀県米原市の方で、以前からリラ・ポート、リラ・グリーンを愛用いただいていたグラウンド・ゴルフ愛好家とのこと。
 
昨日は越前海岸にドライブに来た帰りに、ここでプレーしようと寄っていただいたとのことでした。
 
私の方からは、長年のご利用に対する感謝と休止でご迷惑をお掛けしていることをお詫びしたうえで、リラ・ポートの営業休止が長期化している理由や来月からは運営再開する予定であることなどを説明、その方からは「心配していたが、それは良かった」、「こんなエエ施設、使わなもったいない」との言葉がありました。
 
その後も15分程度だったでしょうか、その方なりのリラ・ポートの評価(温泉の質やバーデプールなどを高評価)、リラ・グリーンと隣接していることの利便性や優位性、高齢者福祉にもってこいの施設、第二の人生におけるグラウンド・ゴルフの効果など、様々な視点でのお話しをお聞きし、最後には「また米原から来るし、期待しとるで!」との言葉を残され、笑顔でお別れした次第です。
 
2年以上も休止している敦賀の施設に対し、こうしてあたたかい励ましの言葉を掛けていただいたこと、県外からも早期の再開を期待いただいていることは本当にありがたいことであり、私自身は、二度と期待を裏切るようなことがあってはならぬと気を引き締めたところです。
 
市におかれては、指定管理者である「ONEteam」との連携のもと、運営再開に向けた準備を進めていることと存じますが、今一度、市内外を問わず、昨日の老夫婦のような思いを持っていらっしゃる方が大勢いるということを強く認識のうえ、万全の態勢でお客さんを迎えていただきたいと思います。
 
余程のことがない限り「4月1日」としている運営再開まで、あと2週間前となりました。
 
市からはまだ再開のアナウンスがありませんが、今日にでも確認しておきたいと思います。
 

【運営再開を待つリラ・ポート】

【冬季休業を明け、こちらも再開を待つリラ・グリーン】