文教厚生常任委員会にて条例改正議案等を審査

ブログ 敦賀市議会

凛とした冷たい空気、見事な青空となった昨朝は、恒例の週頭街宣からスタート。
 
東日本大震災から13年目を迎え、東北、そして能登への思いを込めて、約30分演説しました。
 
私たちがすべきは、この震災を決して風化させることなく、被災を我がことと捉え、経験や知見を必ず生かすこと。
 
冒頭そうしたことをお伝えした後、先週の代表質問のご報告をした次第。
 
微力ではありますが、今後も一人でも多くの方と思いを共有できるよう活動してまいります。
 

【青空と同じく、通学する高校生との挨拶に清々しさを感じる朝となりました。】
 
さて、敦賀市議会3月定例会は後半戦に入り、昨日は3つの常任委員会を開催。
 
私は、委員長を務める文教厚生常任委員会に出席しました。
 
所管する福祉保健部関係では、第25号議案「敦賀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部改正の件」を始め7件、教育委員会関係では、第32号議案「敦賀市立幼稚園設置条例の一部改正の件」など2件の計9件について審査。
 
福祉保健部関係の条例改正議案は、いずれも国の根拠法令改正に伴うもので、第26号議案では「ひとり親家庭等医療費の助成」に関する件、第27号議案では「介護保険料」に関する件、第28号議案〜31号議案は「介護予防サービス事業ごとの人員及び運営」(事業所の運営規程の概要等の重要事項を「書面」に加え「ウェブサイト」に掲載することの義務化、管理者について、同一敷地内の他事業所に限らず兼務を可能にするなど)に関わるものでした。
 
なお、第27号議案については、介護保険料施行令の一部改正及び第9期介護保険料事業計画の策定に伴い、保険料の算定における所得段階(10段階から13段階に)及び保険料の額の改定を行うもので、市民税賦課520万円以上に新たな区分3段階を設けた上で、従前の(第8期計画)保険料は据え置くこととしています。
 
また、教育委員会関係の第32号議案は、今年度をもって「敦賀市立敦賀北幼稚園」を廃止するとの改正内容。
 
こちらは以前の議員説明会でも方向性が示されていたものですが、北幼稚園に在籍していた、次年度5歳の3名については松陵幼稚園に通園されるとの説明がありました。
 
なお、松陵幼稚園は長女も通った園ですが、説明では現在25名。
 
令和6年度では、4歳児11名、5歳児12名(北幼稚園からの3名含む)の計23名になるとのこと。
 
討論では「反対」の立場から、これで北地区には公立幼稚園がなくなること、これまで言い続けてきたが入園希望数が減少したのは教育委員会の政策の問題だとの意見、「賛成」の立場から、そもそも少子化で出生数も減るなか、これに併せて公共インフラも見直していく必要があるとの意見があり、採決の結果、「賛成多数」で原案どおり認めるべきものと決定しました。
 
なお、議案に関しては、これ以外の8件もすべて、原案どおり認めるべきものと決定。
 
この後、最終日(3/19)の本会議の場にて委員長報告を行った後、本採決に向かうこととなります。
 

【閉会後、委員長席より】
 
常任委員会を終え、会期日程は今日、明日と特別委員会、14日は予算決算常任委員会(来年度当初予算案の審査報告から採決)へと進みます。
 
北陸新幹線開業を4日後に控える中ではありますが、こちらは地に足を着けて、慎重審査、審議です。