敦賀駅西地区土地活用事業が完成を迎える

ブログ まちづくり

先般開催されたGX実行会議にて、岸田首相から検討指示のあった原子力発電の「次世代革新炉」について。
 
渕上隆信敦賀市長は29日の定例会見で「敦賀市には3、4号機がテーマとしてあり、そこでの新増設・リプレースを進めていただきたい。年末に向けての議論の中で、次世代革新炉の中に軽水炉もあるということで期待している。」と、日本原電敦賀3、4号機の計画進展に期待感を示されました。
 
敦賀3、4号機は改良型加圧水型軽水炉(APWR)にて計画され、平成16年に原子炉設置変更許可申請をした(旧基準にて)プラントでありますが、仮に「次世代革新炉」に含まれなければ、原子力規制委員会は同型炉の規制基準も作れず、即ち審査がされないこととなります。
 
そうしたことから、私もこの「次世代革新炉」に含まれる範囲を大変注視するところでありますが、以前に述べた通り、首相が検討指示した趣旨からすれば、私はAPWRが含まれるのは至極当然のことと考える次第です。
 
さて、本件を含め、明るい方向の話題が多くなっている敦賀ですが、昨日はそのことを実感する日となりました。
 
一昨日のブログで紹介した2024春の北陸新幹線敦賀開業に向けて整備を進めてきた事業、(エリア名称)「TSURUGA POLT SQUARE 『otta(オッタ)』」ですが、めでたく昨日完成を迎えました。
 
10時30分からはプラザ萬象にて完成式典が行われた後、場所を移動し、12時には現地にてオープニングセレモニー、その後、内覧会と続きました。
 

【オープンセレモニーの様子】
 
複合施設、飲食、ホテルなどが配置された 『otta(オッタ)』ですが、内覧会の前には、芝生広がる広場を挟んで並ぶ長屋風の飲食施設にて「サカナノバーガー」をオープテーブルで試食。
 
ボリューム感もたっぷりで、大変美味しく頂戴しました。
 

【サカナノバーガー。他にも海鮮丼など、そそられるラインナップとなっています。】
 
また〝本屋でも図書館でもない知の拠点”「ちえなみき」は3万冊を超える蔵書数と考えに考え抜かれたレイアウトにより何時間でも居られそうでした。
 
なお、「ちえなみき」には中道源蔵茶舗さんが入っているので、飲食しながら本を読むことも可能です。
 




【「ちえなみき」の内部写真をいくつか紹介します】
 
今後、敦賀への来訪者はもとより、あらゆる世代の市民の皆さんが普段から集う、賑わいの場となることを大いに期待する「otta」のオープンは明日9月1日(木)。
 
これ以上、言葉で説明するのは野暮かと思いますので、皆さん是非、敦賀の新名所に足を運んでみてくださいね。
 
最後に、コロナ禍や新幹線開業時期の延期がある中においても、定めた目標にしっかりと完成、事業開始されることに対し、対応にあたられた関係者の方々に心より感謝申し上げます。