敦賀水産卸市場、西福寺に味はちばん

ブログ 敦賀の歴史・文化

昨晩、プロ野球日本シリーズを見ていると、突然アナウンサーが「茨城県沖で地震発生」と注意を促す呼び掛け。
 
いつもであれば、すぐさまテレビ画面に地震速報のテロップが入るのですが、何故かこの日は暫しの間肉声のみ。
 
続報では19時06分に茨城県北部を震源とする地震が発生し、最大震度は東海村の震度5弱とのこと。
 
真っ先に浮かんだのは、東海村に住む知り合いの顔と日本原子力発電の東海・東海第二発電所への影響であった訳ですが、その後の情報により、この地震による同施設への影響含め、大きな被害は無かったと聞き安堵。
 
実はこの速報の直後に、四国に住む知人より「東海村大丈夫か!」とのLINEがあり、親身に心配してくれる存在のありがたみも感じたところ。
 
いずれにしても、久々の大きな地震発生を受け、災害はいつやってくるか分からないということを改めて肝に銘じておかねばと言い聞かせた次第です。
 
さて、三連休も早いもので今日の勤労感謝の日で最後。
 
新型コロナの全国的な感染者数増加を受け、県を跨いでの往来や観光地スポットへ足を運ぶのをためらっておられる方も多いのかと存じますが、そうした時はやはり、地元にある良きスポットを今一度巡ってみてはいかがでしょうか。
 
実は私もこの2日間は所用の合間を縫い、敦賀市内の賑わいある場所に行って参りましたので、簡単に2、3ご紹介したいと思います。
 
まずは、敦賀と言えば「魚」ということで、蓬莱町の水産卸市場界隈。
 
朝7時からは市場2階の見学ルームから活気ある競売の様子をガラス越しに見ることが出来るほか、卸売市場のすぐ目の前に店を構える老舗の魚屋「相木魚問屋」などでは、競り落とした魚介類がすぐに店頭に並ぶため、新鮮な魚介類を安く購入することが出来ます。
 
相木魚問屋はお昼を過ぎても営業してますし、今のシーズンは何と言っても「カニ」。
 
水揚げされたカニを直茹でしていますので、味加減も最高です。
 
また、周辺には「どんと屋」、「うお吟」といった行列となる海鮮丼屋さんもありますので、是非ご賞味ください。
 

 

【昨日の卸市場周辺には多くの県内外ナンバーで賑わっていました】
 
次は、原にある国指定重要文化財「西福寺」。
 
越の秀麗と呼ばれるこの寺院は、その歴史や格もさることながら、何と言っても極楽浄土を地上に表現したと言われる書院庭園が見事。
 
西福寺には失礼になるかも知れませんが、その場に立つと京都気分を味わえる場所でもあります。
 
詳しくは、以下のホームページもご覧いただいたうえで足を運んでいただけたらと思います。
→→→西福寺ホームページはこちらから
 




 
最後は、期間限定になってしまった「敦賀の味」。
 
本町のいわゆる飲み屋街にあるラーメン処「味はちばん」です。
 
私個人的にも飲んだ後の〆として大変お世話になったこのお店は、今年で営業を開始して48年だそうで、驚くことにちょうど私と同じ年。
 
敦賀人に愛される通称「味はち」は、数年前に親父さんが亡くなって以降も、奥さんがこの味をつないできてくれていましたが、実は本年12月10日をもって閉店することが決まっています。
 
閉店を聞きつけた「味はち」ファンの皆さんが名残惜しむかのように連日お店を訪れている訳ですが、私も昨日は家族でその味を堪能。
 
思い出と重ね合わせながら戴いたチャーシュー麺とギョーザの味は忘れません。
 
こちらも是非ご賞味くださいませ。
 



 
敦賀良いところ紹介は以上とさせていただきます。
 
それでは皆さま、良き三連休最終日をお過ごしくださいませ。