小さなことからコツコツと

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6月に入ったものの、まだ梅雨入りしていない北陸地方。
 
昨日は初夏を思わせる気温上昇で、気象庁データでの最高気温は27.2度(15時24分)。
 
と思えば、明日4日は、前線の南下により北陸で警報級の大雨となる可能性があり、局地的に風が強まる所もありそうとのこと。
 
こうして目まぐるしく変わる気候に身体が追い付かず、体調を崩しやすい時期であることに加え、梅雨入りなくとも既に出水期に入っていることを頭に置き、いずれも過信することなく、注意して過ごさないといけませんね。
 
さて、そんな昨日は、朝は名子ヨットハーバーでの辻立ち、午後は市庁舎建設に関わる議員説明会(現場視察含む)、夜は東洋紡績労組つるが支部での活動報告会と続きました。
 
議員説明会では、足場が解体された新庁舎の内部を視察するとともに、全員協議会室にて担当部より建設経過に関する説明を受けた後、質疑が行われましたが、外観の設計変更や壁面の仕上げ、内部天井のスリット構造(排煙対策による)などに関する質問が相次ぎ、設計変更以外の部分については、今後、手直し等を含め対応検討するとの回答がありました。
 
東洋紡績労組つるが支部(*)では、このコロナ禍ではありますが、支部執行委員の方を対象に活動報告会の場を設けていただき感謝。
(*)会社は以前に「績」の文字を社名から外したが、労組は拘りをもってそのまま使用しているとのこと。
 
私から30分程度、議会の状況や3月定例会での代表質問内容、市政のトピックスなどについて報告させていただいた後、こちらも約30分意見交換をさせていただきました。
 
私の報告では、産業界や国民生活など、皆さんにも関わることとして、次期第6次エネルギー基本計画の検討状況について説明させていただいたせいもあり、質疑の場でも原子力や再生可能エネルギーの今後の位置付けや、敦賀市が取り組む水素に関することなど、関連質問が多くありました。
 
また、「山本さんが考える、これからの敦賀の課題は何か」とのストレートながら重要な質問に対しては、私は「人への投資ではないか」と答えさせていただきました。
 
様々なハード整備が進み、北陸新幹線敦賀開業など千載一遇のチャンスが訪れているとはいえ、それらを生かすのはやはり「人」なのであって、これからは、あらゆる方面において、地域の盛り上げや地域づくりを継承していく「人材育成」に力を入れていくべきとお答えさせていただきました。
 
以前から口にしている「箱物から人へ、ハードからハートへ」とのオリジナルキャッチフレーズはやや苦笑いを受けましたが、それでも少しは頭に残していただけたのかと思うところです。
 
時間軸を遡るようになっておりますが、昨日は朝一番から嬉しいことが。
 
いつも通り、名子のヨットハーバーで辻立ちをしていると、対向車線から私の近くに車を停め話し掛けてくれる方が登場。
 
以前に、私のことをヒッチハイクしている人と間違え一旦停止された方もいましたが、この方は身なりを見て、そうではないと思ったそうで、「何してるんですか?」から始まり、暫し歓談。
 
この間、目の前を通過された通勤者の方はスルー状態となり恐縮でしたが、私の4歳年下で技術職のその方とは名刺交換なども行い、意外や共通の知り合いがいることなど(敦賀は狭いですね)、会話が弾んだ後、最後に「こうして小さいことからコツコツやられることが大事ですよね。頑張ってください!」との言葉を頂戴し、別れました。
 
元気を与える立場の私が逆に激励までいただき、これまた恐縮な訳でしたが、心から励みになる言葉は活動のパワーになるもの。
 
元々、「選挙前だけ立っている」と思われるのを払拭したく、選挙後も継続して辻立ち挨拶活動を続けている面もあるのですが、この方のように感じていただいているとすれば、より活動に意味合いを成すというもの。
 
「小さなことからコツコツと」はご存知、西川きよし師匠の名ゼリフですが、私の先輩である北條正元敦賀市議は「政治活動のコツは2つ。コツコツだ。」と。
 
私もまさにこのことに強く共感するものであり、パフォーマンスなくとも、コツコツを継続していくことが自身の力にもなり、政治に対する有権者の皆さんからの信頼にもつながるものと思い、引き続き取り組んでいく所存です。
 
今朝は何か、改めての決意表明のようになってしまいましたが、あしからず。
 
皆さまにおかれましても、ご遠慮なく叱咤激励を頂戴いたしたく、引き続きのお付き合いを宜しくお願いいたします。
 

【決して「決め顔」をしたつもりはありませんが、少しは自撮りも慣れてきました】