寄り添うのは自民党ではなく「国民」だ

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昨日、令和5年第4回敦賀市議会定例会が開会。
 
北陸新幹線開業に向けた駅東口の駅前広場、駐車場に係る設置及び管理に関する条例案や駅西側の駐車場が現状でも非常に混み合っていることの緩和策として、白銀駐車場の効率的な運用を図ることを目的とした条例改正案を始め、12議案が提出されました。
 
また、議案の提案にあたっては市長から、補正予算案に関し、結婚を希望する方の様々な出会いを支援するための経費、パートナーシップ宣誓制度の導入に向けて市民理解を深めるための経費、市内中小事業者に対し、省エネルギー設備の導入に係る経費の一部支援など、多岐に亘る事業を計上した旨、説明がありました。
 
補正予算の審査に関しては、週明けの11日に予算決算常任委員会が開催されますが、昨日ご紹介した会期日程に従い、議会全体で丁寧に審査していければと思います。
 
さて、政治は政治でも、国政においては「自公国」、いわゆる国民民主党が自公連立政権に加わるのではないかとの報道がされているところ。
 
国民民主党を支援する連合の芳野友子会長は同党の玉木雄一郎代表に「あり得ない」と伝えたと報じられましたが、榛葉賀津也幹事長は党両院議員総会後の記者会見で「連立」を否定。
 
「我々からは連立の『れ』の字も発信していない」と強調しました。
 

【8日、記者会見で語る国民民主党 榛葉賀津也幹事長】
 
また、8日には新たな党役員体制が発表されましたが、先の代表選において「非自民・非共産」の枠組みでの野党共闘を強化すべきだと強く反発した前原誠司氏は代表代行として留任。
 
前原氏は、X(旧Twitter)で「引き続き、代表代行として、党勢拡大に力を入れてまいります」と投稿しています。
 
つまりは、連立入りの可能性については、党としてそうした発信は全くしておらず、玉木代表が重ね重ね考えを述べている通り、あくまで政策の合致を原則にあらゆる政党と等距離で協議していくとの方向性に変わりないということを申し上げておきたいと思います。
 
様々な思惑の中で「政局」に持ち込もうとする思惑が透けて見える訳ですが、いずれにせよ、代表選挙が終わって玉木新体制が始まったばかりであり、しっかりと腰を据えて、この党をこの党らしく大きくしていくこと。
 
従来通り、基本的な考え方、つまりはエネルギー政策、安全保障政策、憲法に対する考え、こうしたものを共有する党とは与野党問わず等距離でしっかりと連携して政策実現を図っていくとの考えを実直に貫くのが、今の国民民主党の考えであることを、皆様にお伝えしておきたいと思います。
 
寄り添うのは自民党ではなく「国民」だ。
 
玉木代表が常々仰っているこの言葉が国民民主党の立ち位置を表すもの。
 
掲げた綱領のもと、「対決より解決」、「政策主導型の改革中道政党」を進む国民民主党の存在感が増せば、この国の政治は必ず良くなるとの思いをもって引き続き、所属議員の一人として党勢拡大に汗をかいていく所存です。