厳かに「即位礼正殿の儀」

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令和時代幕開けの5月1日。
「即位後朝見の儀」で述べられた天皇陛下のお言葉は、まさに我が国の歴史と文化を表しており、国民のひとりとして、この国に生まれたことを幸せに、そして誇りに感じたのは5ヶ月前のこと。

時を経て、昨日は「即位の礼」の中心儀式として「即位礼正殿の儀」が行われました。
テレビに映る東京は雨空。
打って変わって敦賀は雲ひとつない青空。
この日ばかりは東京と敦賀の空を交換してあげたいと思うくらい、天候を心配しましたが、そんな心配を他所に静かに降る雨は逆に厳かさを増し、儀式が進むにつれ弱まる雨足の先、終盤には一光の陽が差し込むという自然の演出となりました。

「即位礼正殿の儀」にて天皇陛下は、「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての務めを果たすことを誓います」と宣明されました。
陛下のお言葉を胸に、我々国民一人ひとりも弛みない努力と共助、恒久平和を願う思いをもって行動せねばと感じた次第。

陛下は第126代天皇にあたられます。
他に類を見ない、万世一系で継承される日本。
しかも、戦いや争いで時代が変わるのでなく、粛々と厳かに皇位継承がされる我が国の尊さと、先人たちが築き上げた国民性は世界に誇れるもの。
国民皆で祝うこの国事行為をひとつの契機に、抱える課題を「ONE TEAM」で乗り越え、次の時代にバトンを渡す一員として、先に述べた思いのもと尽力していきたいと思います。