先祖返りのような対応では国民の理解は得られない

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昨日は、西浦県道での辻立ちからスタート。
 
発電所に通勤される皆さん、或いは夜勤を終えて帰られる方々にご挨拶しましたが、手振りや会釈など、皆さんから多くのエールを送っていただき感謝。
 
また、辻立ちを始める頃はちょうど朝日が昇る時間帯であり、穏やかな天気と相まって、素晴らしい景色を望むことができました。
 

【昨朝の辻立ちポイントから望む景色】
 
あたたかく励ましてくれているかの、郷土の風景のもと活動できることにも感謝です。
 
さて、話しは変わり、国会では「またか」と、辟易するかの状況が生じているよう。
 
衆院憲法審査会の日程などを協議する幹事懇談会が8日、国会内で開かれる予定でしたが、改憲に慎重な立憲民主党と護憲を掲げる共産党が欠席し、「意見交換会」に切り替わったとのこと。
 
これにより、本日開催予定の憲法審査会自体が開かれない見通しになった訳ですが、これを受け、衆院憲法審の与党筆頭幹事を務める新藤義孝元総務相(自民)は、「話し合いのところにも出てくれないというのは納得がいかない。よく説明をいただきたい」と記者団に立憲民主党への不満をあらわにしています。
 
また、維新の馬場伸幸代表は同日の党会合で、「またまたサボり癖が出てきているのではないか。わが党は憲法改正が党是の一つだから、これができないとなると、立民との協調関係は非常に暗雲が垂れ込めてくる」と牽制の言葉を口にしました。
 
さらに、国民民主党の玉木雄一郎代表はTwitterで、「昨年の通常国会では予算委員会開会中でも粛々と議論を積み重ねてきたのに、先祖返りのような対応は国民の理解は得られないだろう。」、「憲法についての考え方が各党様々であることは承知しています。その上で、開くか開かないかで大もめするようなあり方は卒業しようと与野党で合意し、昨年1年間は、粛々と静かな環境の中で建設的な議論が進められてきた経緯があります。国会改革のためにも旧態依然とした運営に戻るべきではありません。」との考えを示しています。
 
一方、立憲民主党で野党筆頭幹事を担う中川正春氏は「憲法だけ突出して予算委中に議論をする理由はない」と強調。
 
立民党内では憲法審査会の運営に対し、不満が高まっているなどの党内事情があるようですが、これでは駄々をこねる子どもと一緒ではないかと感じた次第です。
 
しかも、国の最も根幹にある憲法論議から、理由を付けて逃げる姿は、国民から見てどう映るのか。
 
普通の会社なら、そんな人は放っておいて、集まった人だけで会議は開催されますが、今後の憲法審査会の対応やいかに。
 
審議拒否や退席、以前には牛歩戦術などといった対応もありましたが、どれも玉木代表が言うよう「先祖返りのような対応」。
 
一刻も早くこの「先祖返り」を止め、真に言論の府としての運営を望む次第です。