令和5年度当初予算案の審査始まる

ブログ 敦賀市議会

ここ2日間、澄みわたる快晴が続いた敦賀。
 
昨日は福井地方気象台が北陸地方で「春一番」が吹いたとの発表がありましたが、今日からは3月。
 
桜咲く春の訪れを楽しみにしつつも、今年は戦いの春でありますので、徐々にボルテージを上げていく、そんな1ヶ月にしていきたいと思います。
 
さて、戦いの前に集中すべきは任期中最後の定例会ですが、昨日の敦賀市議会は予算決算常任委員会(全体会)を開催。
 
委員会ではまず、先日審査した令和4年度補正予算案(7件)の分科会長報告を行った後、採決においては、1件について反対討論があったものの、7件すべてを原案通り認めるべきと決しました。
 
続いて行われた令和5年度当初予算案(10件)の基本質疑では、第8号議案 令和5年度敦賀市一般会計予算を始めとする議案に対し、事前の質問通告は47件(当日、1名欠席に伴い、実際質問されたのは42件)。
 
このうち、私は以下7件について質疑しました。
 
①ふるさと応援基金繰入金(総務部)
②行政放送用専用チャンネル管理費負担金(総務部)
③証明書等コンビニ交付サービス導入事業費(市民生活部)
④高齢者外出支援事業費(福祉保健部)
⑤第1子出産応援手当支給費(福祉保健部)
⑥文化財保存活用地域計画策定事業費(教育委員会)
⑦食文化ストーリー創出・発信事業費(教育委員会)
 
私の場合、細かな数字や内容の確認というよりは、どういった趣旨・目的のもと事業を行うのか、あるいは求める成果や実施するにあたっての根拠を問う形の質問が多い傾向にありますが、昨日も質疑によって理解を深めることができました。
 
とりわけ、①の「ふるさと応援基金繰入金」に関しては、令和4年度末の基金残高(見込み)68億3053万1千円のうち、約18億円をこの当初予算に繰入れるものであり、繰入れる対象事業選定や事業ごとの繰入割合などの考え方について質問したところ。
 
今年度は85億円にも及ぶ「ふるさと納税」ですが、こうして寄せられた全国の寄付者に対する感謝の思いのもと、当該基金運用の3原則(寄附者の納得、市民の実感、市内経済への寄与)に従って、適切に使用されることを、この後も確認していきたいと思います。
 
当初予算審査は続き、本日はより深掘りの審査を行う分科会が開催されます。
 
私は産経建設の分科会長ですので、直接質疑することは控え、円滑な議事運営に努める所存です。
 
なお、この分科会も自由に傍聴することができますので、お時間のある方はぜひ、納めた税金がどのように使われているのか、議会がどこまでチェックしているのか等々、ご自身の目で確認されてはいかがでしょうか。
 

【予算書など分厚い資料ですが、ひとつ一つ丁寧に審査していければと。】