一般質問初日を終え、補完材料を得る

ブログ 敦賀市議会

私世代の「ホームラン王」といえば、何と言っても「世界の王貞治」選手。
 
一本足打法から美しき放物線を描いて放たれるホームラン、756号の世界記録を打ち立てた時の興奮は今でも覚えていますが、その「王さん」の持つ日本選手最多のシーズン本塁打記録「55」に58年ぶりに並んだのがヤクルトの村上宗隆選手。
 
今シーズンは5打席連続本塁打も放つなど、圧巻の打撃を見せる村上選手は、昨日の巨人戦の四回に今季54号、九回には55号本塁打を放ち、1964年に王選手が成し遂げた記録にあっさり並びました。
 
また、22歳での達成は、王選手の24歳を上回り最年少記録となったとのこと。
 
この報を受けて王さんは「60本も夢じゃない」と語ったようですが、次のターゲットは歴代最多、2013年にバレンティン選手が記録した「60本」。
 
試合数も残り僅かとなってきていますが、「若き大砲」の偉業達成に期待し、注目したいと思います。
 
さて、野球好きの私としては、興奮覚めやらずの前置きとなってしまいましたが、話しを敦賀市議会に移します。
 
昨日、一般質問初日を迎えた議会ですが、発言順に従い5名の議員が質問。
 
学校給食のあり方やマイナンバーカード、支援の格差にヤングケアラー、市長らのアメリカ・カナダ等への使節団派遣について、さらには防災対策、中池見湿地など、質問項目も多岐に亘る中、それぞれの議員の視点、理事者とのやり取りを興味深く拝聴させていただきました。
 
議員席で拝聴していると、回りを冷静に良く見れるというもので、質問者の話し方で「ここに力点を置いている」ことや、答弁する側の理事者の表情や答弁書をめくる姿などから感じることがあるというもの。
 
また、答弁を聞いていると、例えば学校給食に関して言えば、以前に「なるべく早く財源を確保して(給食センターの)建替えを検討したい」との市長答弁があったかと記憶していますが、教育委員会からは「ありきではない」との答弁があったりと、思わず胸の中で「どっちやねん」とツッコミを入れてしまいましたが、いずれにしても過去答弁も引き合いに、今の考え方を引き出していくことは重要なことであり、何かと勉強になった次第です。
 
また、自身の質問項目と重複する「防災対策」に関しては田中和義議員が、「子育て生活応援事業」に関しては、山本貴美子議員と豊田議員に先んじて触れていただきました。
 
それぞれの質問から得られることがあった訳ですが、「子育て生活応援事業費」(マイナンバーカード取得した0〜2歳の子どもに対して、0歳児であれば一人毎月5万円、1歳児は3万円、2歳児は2万円支給するとの補正予算事業)に関しては正直、答弁を聞けば聞くほど、反証材料が浮かび上がってくるものとなっており、言わば、自身の質問を補完することができました。
 
問題のポイントを突いて、丁寧且つ的確に質問された両議員に感謝する次第ですが、昨日拝聴した内容を今一度整理のうえ、明日は冷静に「本質論」で議論ができればと思います。
 
一般質問2日目の今日も、関心のあるテーマが並ぶとともに、自身の質問と重複する質問もあることから、集中してしかと拝聴する所存です。
 
なお、私の出番は「15日の午前中」とお伝えしましたが、今日の質問者が5名の場合、「午後」となりますので、予めお知らせいたします。
 
市民の皆様におかれましては、引き続き関心をもって、敦賀市議会をご覧いただけますよう宜しくお願いいたします。
 

【市役所中央エレベーター4階で降りると目の前が議場となっています。お時間のある方は是非お気軽に、議場傍聴にお越しくださいませ。】