一般質問の通告を締切り、質問者は「17名」

ブログ 敦賀市議会

1日遅れとなりましたが、昨日から9月。
 
9月と言えば、従前であれば今日から始まる「敦賀まつり」ということで、敦賀っ子であれば、いくつになってもどこか楽しみな期間である訳ですが、コロナ禍により昨年に続き、今年も中止。
 
季節の変わり目にあるイベントが無いというのは、やはり寂しいのですが、立春から数えて210日目の日を過ぎ、今年も残り3分の1。
 
1日1日を大切に過ごしていかねばと思うところです。
 
そのようなことを思う9月1日でしたが、国のほうでは、菅首相が昨年9月の就任時に看板政策として掲げた「デジタル庁」が発足しました。
 
首相は発足式で、「わが国全体をつくり替えるくらいのつもりで知恵を絞っていただきたい」と述べ、新組織の発足に期待を寄せたとのことですが、600人規模の約3分の1は民間登用で、公平性や透明性確保などの課題も残すことや行政の効率化やサービス向上がどこまで達成できるかは未知数。
 
と、否定的に入ってはいけないのですが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行政の混乱で、デジタル化の深刻な遅れが浮き彫りになってもいる訳であり、他の案件を含め、国や地方自治体が個別に整備しているコンピューターシステムの統一や規格化などを始め、こうした課題の解決はもとより、行政手続きの効率化、利便性向上につながることになればと思うところです。
 
なお、デジタルトランスフォーメーション(DX)の考えと同じく、デジタル化は「あくまでも手段であって目的ではない」ため、菅首相の仰る「わが国全体をつくり替えるくらいのつもりで」が、エネルギー政策のように、「おかしな方向」に向かわぬよう、国民も監視が必要と考えるものであり、私自身も今後の方針や具体的取組みに注視していきたいと思います。
 
さて、敦賀市議会のほうは、昨日は休会日ながら、13時には一般質問の通告締切を迎え、最終的に質問者は「17名」となりました。
 
Facebookでも早速、そうしたことを紹介したところ、ある近隣市の知人議員さんより、「敦賀市の一般質問は本当に活気ありますね!」とのコメントがありました。
 
前回6月定例会は「20名」で驚いたものの、今回は通常ベースかなと思っていた訳ですが、それでも正副議長を除く22名に対しては約8割が質問するということになります。
 
コメントを頂戴した議員さんの議会では、今定例会ではギリギリ半数に届く「8名」とのことでしたので、そう比べると確かに「活発」と思われるのも当然かもと受け止めた次第です。
 
私にとって一般質問は、市政に対する考えや対案を直接、公の場で理事者に主張することができる、言わば「最大の権利」であり、この権利は必ず毎回行使すべきものと位置付けているため、今後も欠かすようなことはない訳でありますが、それには内容が伴っていなければなりませんので、今後も自身の考えと市民感覚、そこにあるリアルな実態を重ね合わせ、「理想論」の空砲とならぬよう精進していく所存です。
 
なお、発言通告が受理された後は、議会事務局前の掲示板に、議員ごとの質問項目が張り出されるのですが、今回も見事に多種多様。
 

【質問項目が張り出された掲示板】
 
質問者の割合もさることながら、質問内容も多岐に渡っておりますので、是非、以下のリンクより「質問通告一覧」もご覧いただければと思います。
 
 →→→令和3年第3回定例会 一般質問通告一覧はこちら
 
質問順については、「ガラポン」のご示唆?により決まり、最終的に私は「11番」となりました。
 
9月7日(火)から9日(木)に掛けて行われる一般質問で、出番は8日(水)の夕方あたりになろうかと思いますので、また近くなりましたらご案内させていただきたく存じます。