ゴールはここじゃない、まだ終わりじゃない

ブログ 人生観

昨日、それぞれ「◯◯の秋」をお楽しみくださいと書きましたが、当てはまる代表格が「スポーツ」。
 
私も久々に5キロ程度のジョギングをしましたが、やはり運動で汗をかくというのは心身ともにリフレッシュできるもの。
 
健康維持のためにも、「季節限定」ではなく、定期的に続けていきたいと思います。
 
また、スポーツは「観戦」するのも大いに楽しみなもの。
 
最近では、杭州アジア大会の各競技、並行してバレーボールやラグビーのワールドカップ(W杯)と、観戦も忙しい状況が続いていましたが、アジア大会は、国・地域別の金メダル獲得数で日本は中国に次ぐ2大会連続の2位で閉幕。
 
バレーボールのW杯(パリ五輪予選男子東京大会)は昨日最終日を迎え、日本は米国に2―3で競り負けたものの、5勝2敗の2位に。
 
なお、男子バレーについては、今後杭州アジア大会で銅メダルを獲得したメンバーも競争に加わり、メダルを狙う五輪代表入りを目指した高いレベルの争いが続くとされています。
 
そして、ラグビーW杯のフランス大会。
 
昨晩は、町内の会議を終えた後、急いで家に帰り、2大会連続の決勝トーナメント進出を懸けたアルゼンチン戦をテレビにかじりついて応援しました。
 
1次リーグD組 最終第4戦の相手アルゼンチンは、世界ランク12位の日本に対し、同9位。
 
世界屈指のフィジカルの強さを誇る「ロス・プーマス」と呼ばれる強豪で、試合開始早々のトライで並大抵の相手ではないことが分かりましたが、日本は必死で喰らい付き、前半を14-15の1点差で折り返し。
 
後半に入ってからも僅差に迫っては離されの攻防が続き、逆転を目指して果敢に攻めたものの、アルゼンチンの壁は高く、さらに追加点を奪われてノーサイド。
 
結果、日本はアルゼンチンに27-39で敗れ、2大会連続の決勝トーナメント進出はなりませんでした。
 
後半の逆転勝ちしか想像していなかった私としては、ノーサイドの瞬間は率直に、「残念」の気持ちしかありませんでしたが、振り返ればまさに、「One for All,All for One」(ひとりは皆んなのために、皆んなはひとりのために)のラグビー精神を表すかの献身的且つ規律を守るフェアプレー、屈強な強豪と互角に戦い、敗れた後もアルゼンチンの選手を讃え、抱き合うシーンに、日本代表チームを心から誇りに思いました。
 

【試合後、スタンドに一礼する日本代表フィフティーン。特に、姫野キャプテン(右端)の深い礼が印象的でした。】
 
「ゴールはここじゃない、まだ終わりじゃない」
 
これは、リポビタンDのラグビー日本代表応援ソング、B’zの「兵、走る」の歌詞ですが、試合後のインタビューでリーチ・マイケル選手が語ったのがこの言葉。
 
「間違いなく、このチームはどんどん成長し続けると思う。日本のラグビーはこれで終わりじゃない」
 
自分たちの力を信じて、世界一の練習をして上を目指す。
 
その言葉と姿に、私自身、勇気と感動をもらった次第です。