高校野球もグラウンド・ゴルフも年は違えど同じ「青春!」

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敦賀市での感染者確認以降、やまたけブログで取り上げる話題はどうしても新型コロナウイルスにつながってしまう訳でありますが、その点ご容赦のほど。
 
昨日、情報共有としてお伝えさせていただいた3例目の60代男性の方についてですが、勤務先である「春日野運送」さんが、自社ホームページにて時系列を含めて事実関係を説明されており、その中では濃厚接触者は無いとされています。
 
しかしながら、2例目の50代女性を含め感染源が特定されていないうえ、女性が勤める会社39名を対象としたPCR検査は本日結果が出ると思われることから、この点を注視し県の発表、見解を待ちたいと思います。
 
さて、そんなコロナ禍ではありますが、嬉しいニュースがふたつ。
 
ひとつは、既に皆さんご承知置きの通り、3日に行われた福井県高校野球大会にて敦賀気比高校が工大福井高校に8-1で勝利し、見事福井県No.1となりました。
 
夏の県大会はこれで3連覇、プロ注目のエース笠島君を始め、昨夏の甲子園出場メンバーが多く残るチームは、戦前の前評判通りの強さを見せ、決勝戦も持ち前の集中打で相手を圧倒しました。
 
敦賀の看板がついた地元高の勝利に加え、7月18日に開幕したこの特別な大会が無事に最後まで開催出来たことは本当に喜ばしく、改めて関係者の皆さんに御礼申し上げたいと思います。
 
この後開催される選抜代替の甲子園大会に県内の高校は出場出来ないため、残念ながら福井県内の高校球児の夏はこれで終わりました。
 
しかしながら、大きな経験により何にも変え難い価値ある時間を過ごしたことは、必ずやこれからの人生の糧となる訳であり、次の目標に向けスタートを切っている全ての球児、そしてマネージャーさん達の今後の活躍を願うところです。
 
ふたつ目は、敦賀市グラウンド・ゴルフ場「リラ・グリーン」の再開です。
 
今年2月のリラ・ポート休業、その後の前指定管理者解除の影響により休業状態となっていた「リラ・グリーン」については、熱心なグラウンド・ゴルフ競技者を始め、多くの利用者の皆さんから「いつになったら使えるんや」と厳し目の問い合わせを受けていたところ。
 
4月末には、従来の指定管理者のみでなく、市の直営で運営を可とする条例改正を行い、敦賀市の方も調査と検討を進めてきたところ、正直時間を要した感は否めませんが、ようやくこの週末8月7日(金)より利用再開する運びとなりました。
 
利用時間は9時から17時、利用料金は市内・市外を問わず一律500円(従来は市内620円、市外820円)とし、市内グラウンド・ゴルフ競技者有志による運営サポートも受けながら、市の直営にて再スタートを切ることになります。
 
ゴルフ場並みのコースコンディションを目指していた前指定管理者のようにとまではいかないまでも、休業にて若干荒れた芝の状態は時間を掛けて整備していくとのことであり、今後の運営管理状況をしっかりとウォッチすることに加え、暫定期間の位置づけであるが故、今後の本施設のあるべき姿論議の中で「観光」と「健康増進」の両面を目的に置く設置管理条例の位置づけをどうしていくのか、その点については引き続き、市の考えを確認していくとともに、自身の頭の中も整理しておきたいと考えます。
 
もちろん、まだコスト精査などに関わる検討に時間を要している「リラ・ポート」についても同じであり、こちらはまずは再開に向けた目処や見通しを明らかにすることが先決であることから、こちらも引き続き対応していきます。
 
嬉しいニュースと言いながら、思わず課題認識まで述べてしまいましたが、いずれにしてもリラ・グリーンの再開により、これまで市内では総合運動公園しかなかったグラウンド・ゴルフコースが元の2箇所となり、この暑さの中でも元気にプレーされている高齢者の皆さんのハッスル出来る場が増えることは、まさに「心待ち」にしていたことが叶うということに違いありません。
 
週末からの利用再開に向け、市の方も運営や管理の準備も最終段階と思いますが、後は進める中で改善もしながら、より良い環境整備に努めていただきたいと思います。
 
またグラウンド・ゴルフプレーヤーの皆さんにおかれましては、高校球児とは年齢こそ違えど、「今が青春!」。
 
これからの猛暑に対する熱中症と、何よりこの新型コロナ感染への対策には十分に留意され、仲間とともに笑顔で元気に、青春の汗を流し、プレーされることを心より祈念いたします。
 

【再開を待つリラ・グリーン】