関東の大雪予報と厳しい電力需給

エネルギー ブログ

昨日は、北陸の冬にあって貴重な青空広がる一日。
 
朝方はブログと同様、コツコツと続けている辻立ちを実施しました。
 
通勤中のところ笑顔で手を振り返していただいた皆さん、そしていつも隣で昇り旗を持って支えてくれる仲間(労組役員)に感謝です。
 
有権者の方々から「選挙の前だけやっている」と思われるようでは逆効果、続けることが大事との思いで、議員になって以降も続けている辻立ち。
 
マイクを持っての街頭立ちでないこの辻立ちにどれだけの意味があるのかは分かりませんが、私のわがままを理解し、協力していただける仲間の皆さんとともに、継続は力なり、そして少しでも通行される皆さんに元気を与えられればと思い、今後も続けていく所存です。
 

【見事な朝日に昇り旗も輝いて見えました】
 
さて、日本海側がこれだけの「好天」の場合、太平洋側が「荒天」となるのが、冬の天気の常でありますが、今日は関東地方の広い範囲で雪が降る予報となっており、東京23区では警報級の大雪となる恐れがあるとのこと。
 
となれば気になるのは「電力需給」ということですが、東京電力パワーグリッド(PG)の「でんき予報」によると、本日の需要ピーク時の電力供給見通しは「96%」と大変厳しい状況となっています。
 
この状況に鑑み東京電力PGにおいてはホームページにて、”日常生活に支障のない範囲での効率的な電気のご使用にご協力をお願いいたします”と呼び掛けたうえで、”2月10日は、低気温による需要増や悪天候による太陽光出力の低下により、厳しい電力需給が想定されますが、冬季追加公募電源の市場供出、火力発電の増出力運転、電源Ⅰ´厳気象対応調整力の発動等を実施するとともに、自家用発電事業者の皆さまに焚き増し運転をお願いしていることから、安定供給を維持できる見通しです。”としています。
 
予備率が3%を切る場合は、電気事業法の定めにより、電力広域的運営推進機関より電力融通指示が発出されることになる訳ですが、下表をご覧になればお分かりの通り、実は他のエリアも決して余裕がある状況ばかりでないことからすれば、全国的に厳しい「電力需給逼迫」にあることは容易に理解できるもの。
 

【電力広域的運営推進機関(OCCTO)ホームページ 需給関連情報より】
 
今冬は既に、1月6日には東京電力PG供給域内、1月11日には北陸電力送配電域内に対し、需給状況改善のための融通指示がされており、これに続く3回目の指示がされることも予想されます。
 
本日は、こうした綱渡りの電力需給の中、最悪の事態回避のため、「電力の安定供給」一心で現場を守る皆さんに対しエールを送るばかりです。