東京五輪聖火リレーの舞台「気比の松原」

ブログ まちづくり

今日から3月。
朝から天気も良く、間近の春を感じることが出来そうです。
 
さて、昨日は新型コロナ対応の関係で、とある施設に状況を伺った後、気比の松原へ。

 
知人のFacebookで紹介されていた浜グランド横の石碑が気になったのと、一昨日の予算決算常任委員会にて、松原海岸が「東京オリンピック聖火リレー」のコースになると聞き、ふと足を運んだもの。
 
紹介にあった石碑については、これまで幾度も視界に入っていながら、「こんなこと」も知らなかった自分を恥じました。
何と、この「史跡 駐輦の碑」は敦賀市指定文化財であり、明治11年には明治天皇が、その後、勝海舟が明治24年に訪れた際に、天皇が訪れたことを回想し詠んだ漢詩が記されているというもの。
※案内板の劣化は何とかしないといけません…。

(史跡 駐輦の碑)

(劣化で割れている説明板。何とかしないと…)
 
さすが勝海舟、「松風の音はあたかも音楽を奏でているようであり、波の音もこれに調子を合わせて、まさに洋々たる日本の前途を祝しているようである」と天下国家に重ね合わせ詩をくくっており、そんな詩が詠まれたこの松原を一層誇らしく感じた次第。
 
浜辺を見ると、夕刻にも関わらず若い男女の団体が浜辺で遊んでいました。
5月に予定されている敦賀市での聖火リレー。
新型コロナが収束し、敦賀のシンボルであるこの松原を舞台に、新たな歴史が刻まれることを願うばかりです。

(昭和3年に気比の松原が天然記念物に指定されたことを記す石碑もありました)