新議場初の定例会開催に向け議会運営委員会を開催

ブログ 敦賀市議会

熱戦続く北京オリンピックですが、昨日はスピードスケート女子1000メートルで高木美帆選手が自身初の個人種目の金、28年ぶりのメダルとなるノルディックスキー複合男子団体、女子フィギュアスケートの坂本花織選手がともに銅とメダルラッシュの日となりました。
 
これまで届かなかった悔しさをバネに勝ち奪ったメダルは、努力と苦労は裏切らないことを証明するものであり、心から祝福したいと思います。
 
その一方、複雑な胸中となったのがフィギュアスケートのカミラ・ワリエワ選手。
 
金メダル最有力候補ながらドーピング疑惑が発覚し、スポーツ仲裁裁判所の裁定により個人戦参加が認められての出場となった訳ですが、完璧な演技をしたショートプログラムとは打って変わり、この日のフリーではジャンプの着氷が何度も乱れ、結果4位に終わりました。
 
本来、この大会のスター候補であったはずのワリエワ選手が、演技後顔を覆って涙ぐみ、憔悴した様子で会場を去る姿は正直見ていられませんでした。
 
こうして疑惑の目で見られ、批判を受ける彼女は若干15歳であり、メダルを獲得することへの躊躇や葛藤があったのではないか、大人の都合で心に大きな傷を負わせてしまったのではないか、だとするとこのオリンピックの意義や存在とは何なのかと考えてしまいました。
 
願うは、彼女が今後もスケートを続け、次こそ胸を張ってオリンピックに出場を果たすこと、そしてそんな彼女のためにも今回の疑惑の真相を必ずや解明し、明らかにして欲しいと思うばかりです。
 
さて、喜びと複雑な心境が交差する時間もありましたが、昨日は敦賀市議会の令和4年第1回定例会の告示日。
 
2月24日の開会に先立ち、午前中は議会運営委員会が開催されました。
 
今回より新議場を使用しての定例会となることから、議席の一部変更を確認しましたが、これまで最前列の右から2番目であった私の議席は、右から2番目は変わらずも、1列スライドし2列目となりました。
 
見える景色は若干変化するものの、初心忘るることなく、残り1年3ヶ月の任期をこの席で頑張りたいと思います。
 
その後は、会期日程や市長提案議案(30件)、請願・陳情の取扱いなどについて協議を行ったほか、毎年3月定例会会期中の3月11日に行なっていた東日本大震災に係る弔意表明については、10年を経過した今回からは行わない旨決定しました。
 
議会事務局からの趣旨説明にもありました通り、議会全体での対応は無くとも、その気持ちは引き続き、自身の心の中で持ち続けていきたいと思います。
 
 →→→敦賀市議会 令和4年第1回定例会の会期日程はこちらをご覧ください
 
そうして約1時間半の委員会を終えた訳ですが、この定例会のメイン議案は、各会計の来年度当初予算。
 
既に定例会モードになっておりますが、昨日受領した分厚い議案の精査をし、慎重審査・審議に臨む所存です。
 
新議場で迎える初の定例会。
 
気持ち新たに頑張って参りますので、皆さまにおかれましては叱咤激励など頂戴できますよう宜しくお願いいたします。
 

【昨日受領した議案書等一式。数字から政策の意図を読み解くのも議員の役割であります。】