地域医療の要、市立敦賀病院

ブログ まちづくり

日々、大体お昼頃に届く新型コロナ新規感染者数を知らせる福井新聞fastメール。
 
昨日のメールも新規感染「ゼロ」、これで30日連続となり、節目の1ヶ月ゼロを迎えたことにやや安堵。
 
但し、入院患者5名は依然として変わらずであり、重篤の方を含め1日も早い回復、退院と入院患者ゼロの日が訪れることを祈るばかりであります。
 
さて、そのような中、昨日は市立敦賀病院を訪れ、病院事務局長様にこれまでを振り返ってのコロナ感染に関わる対応、第2波への備えなどを伺ってきました。
 

 
駐車場を出、正面玄関に向かうと事務服、白衣を着られた職員さんの姿があり、検温(非接触式)並びに消毒液手洗いを行なってから入館する流れとなっていました。
 
ちなみに、写真に写っている物々しい雰囲気を醸し出しているオレンジ色のドーム式テントは、簡易検温で熱が確認された方を案内し、このテントの中で再検温(脇の下に挟む体温計で)するためのエリアということで、この後も暫く設置したままにしておくとのことでした。
 
そして何と玄関前には、3月末まで議会事務局でお世話になり病院に異動された職員さんがおられ、約2ヶ月ぶりに再会。
嶺北でコロナ感染が増加してきた時期に新たな職場に行くということで、やや心配をしておりましたが、二言三言会話を交わし、お元気そうに微笑む表情を見てホッとした次第です。
 
入館すると、この日も事務室のある内科病棟には多くの患者さんが訪れており、待合室の状況を眺めつつエレベーターにて事務局長室へ。
暫し調査と意見交換をさせていただきました。
 
感染病床や医療機器の過不足状況、医療体制などについてお話しを伺ったうえで、嶺北・嶺南でダブルの第2波が来たことを想定した際の対応や懸念についても意見交換することが出来、大変有意義な調査となりました。
 
お忙しいところ丁寧に対応いただいた事務局長さんに感謝です。
 
敦賀病院においては、始業前にコロナミーティングを開催し、日々の最新状況を共有するとともに、医師や看護師、検査などあらゆる角度から挙げられる意見を協議したうえで最善の方策を確認しているとのことであり、私の勝手な「病院運営はトップダウン」とのイメージは払拭されました。
 
ボトムアップ、民主的議論で、何よりも患者ファーストで対応いただいている市立敦賀病院。
 
今後も市民に頼られ、地域医療の要としての機能を最大限発揮いただくことを期待し、改めてコロナへの備えも確認出来た1日となりました。