国民民主党臨時党大会にて新代表を選出

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以前にお伝えした「国民民主党代表選2023」。
 
昨日は、東京都内で代表選出のための臨時党大会が開催され、その模様をYouTubeにて拝聴しました。
 
大会ではまず、玉木雄一郎ならびに前原誠司各候補から最後の決意表明が行われ、続いて地方自治体議員および党員・サポーターによる郵便投票・電子投票の開票結果報告、公認候補予定者および国会議員による直接投票が行われ、即日開票。
 
開票の結果、玉木候補が80ポイント、前原候補が31ポイントを獲得し、玉木雄一郎衆議院議員が新代表に選出されました。
 
代表選出後の挨拶に立った玉木新代表は「国民民主党を強く大きくしていきたい」と意気込みを述べ、また、選出後に投稿したX(旧Twitter)では、「国民民主党の代表に再選されました。お支えいただいた皆様、そして前原候補と陣営の皆様にも感謝申し上げます。真剣勝負の論戦は、まるで『磨ぎ石』のように国民民主党を磨いてくれたと思います。これまでの党運営の問題点も浮き彫りになったので、改めるべきは改め、国民民主党をさらに強く大きくしていきます。ありがとうございました。」と述べています。
 
一方、敗れた前原氏は、同じくXで、「今回の代表選挙を玉木さんと戦い、激論を交わす中で理解し合えた部分も多くありました。このことは国民民主党の将来に必ず良い影響をもたらすと信じています。また、そうしなければならないと改めて感じているところです。(中略)これからも党員・サポーターの皆様をはじめ、お支えいただく全ての皆様のご期待に応えるべく、ノーサイドで党勢拡大に取り組んで参りますので、引き続き、ご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願いいたします。」と綴られました。
 
ご両名の投稿からも、考えが違う中においても互いをリスペクトし、真剣の論戦を繰り広げられてきたことがわかります。
 
また、心配の声もあった「分裂」などの声に対しては、前原氏のほうから「ノーサイド」との言葉があったことで完全に打ち消されたばかりか、党を代表するお二人がより理解を深め合ったことは、今後の党運営にも大いにプラスになるものと受け止める次第です。
 

【新代表選出後、お二方の握手の表情に、この選挙戦の意義が表れていたと感じました(写真は国民民主党HPより引用)】
 
なお、私自身は金沢での街頭演説会に参加したり、SNSなどで全国各地での選挙運動の様子を拝見してきましたが、選挙戦が進むにつれ感じたのは、党員・サポーターの皆さん、そして所属議員の一体感でした。
 
それは、「つくろう新しい答え」のスローガンのもと、同じ理念をもって集う仲間だからこそ生まれたものと思う次第ですが、玉木新代表が仰った「国民民主党を強く大きくしていく」の言葉通り、今後も全国の同志とともに、福井県連も私自身も党勢拡大に励む所存です。