悲しい事故を二度と起こさないために

ブログ 防犯/防災

予報通りの雪となった昨日。
 
福井地方気象台によると、福井市での初雪観測は平年より14日遅く、昨年より3日遅いとのこと。
 
雪シーズン初めは事故が多いため「特に注意」とブログに書いたところですが、残念なことに昨夕、北陸自動車道で事故発生との速報メール。
 
おそらく雪に関わるものと思われますが、17時には上り線で交通事故のため、武生IC―敦賀IC間が通行止め。
 
続いて17時15分には、今度は下り線で、同じく事故により木之本IC-敦賀IC間が通行止めとなりました。
 
上り線は、19時15分、下り線は20時15分に規制が解除されたものの、高速道路上では渋滞、さらにこの間の迂回路はいずれも国道8号線となり、交通量増加に伴う事故リスク増にもつながることから、冬期は特に、敦賀を境にした南北区間は心して運転していただくようお願いする次第です。
 
さて、交通事故といえば、今日でちょうど2週間になる、市内若葉町3丁目の県道岡山松陵線で、信号機のない横断歩道を渡っていた中学生が軽乗用車にはねられ、死亡した事故。
 
まず、この事故に関しては、被害に遭われたご家族が強く、当時の情報を知りたいと訴えておられ、警察も事故現場に看板を設置して情報を求めていますので、もし何か知っている方がいらっしゃいましたら、敦賀警察署もしくは私でも結構ですので連絡をお願いいたします。
 
※事故発生日時は、12月4日(月)7時35分頃です。
 
また、敦賀署では15日、事故防止に向けて、同署をはじめ福井県敦賀土木事務所、学校関係者など17人が参加しての総点検が行われました。
 
同土木事務所では、ドライバーが歩行者を確認しやすくするため、歩道近くの街路樹3本を撤去したほか、同事務所と同署は横断歩道の標識のポール部分に反射材を付けること、同署では、管内の横断歩行妨害の取り締まりを強化するとともに、事故現場に押しボタン式信号機の設置を検討するとのこと。
 

【事故を受けて現場を総点検する関係者の方々(福井新聞D刊より引用)】
 
「事故が起きてからじゃないと改善してくれないのか」
 
これが、私も聞いている、地元住民や事故に遭われた中学生と同世代の子を持つ保護者の方々からの言葉であり、自身も大いに悔やむところ。
 
信号機の設置に関しては、先の福井県議会定例会の中で、地元の力野豊県議も意見され、「設置に向け検討する」旨の答弁があったところですが、是非とも早期の対応をお願いする次第です。
 
本日はこの後、月曜恒例の街頭活動に出掛けますが、あの交差点に立つたびに、この先も思い返すのは、同じ時間、ほぼ同じエリアで発生した悲しい事故のこと。
 
「STOP横断歩道」
 
皆様におかれましたは、歩行者がいる横断歩道で停車するのは、「モラルではなくルール」であることを徹底いただくとともに、私自身にできることとして、このことを引き続き、街頭演説の冒頭で必ず呼び掛けることといたします。