悔やまれる交通事故

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青空が覗く月曜朝は、恒例の街頭活動からスタート。
 
いつも通り、駐車させていただく「ツルガ薬局」さんにご挨拶(7時半には開店している)し、拡声器のスイッチを入れようとしたところ、既に「ON」に。
 
1週間前に使用した後からスイッチが入りっぱなしだったようで完全に電池が切れており、「しまったなぁ」と呟きながら車に戻り、予備電池と交換していると「山本さん!」との声掛けあり。
 
何と、お知り合いの方がわざわざ駆けつけてくれました。
 
思わぬサプライズに驚くやら、感激するやら、力が湧いてくるやら。
 
丁重に御礼を述べた後は、感謝の気持ちを込めて街頭演説を行いました。
 
話している間も、交差点を渡り、各アングルから撮影いただくなど、これまた感謝しかありませんが、そうして撮っていただいたうちの1枚がこの写真。
 
次代を担う高校生にも届けばと話しているシーンを掲載させていただきます。
 

【自撮りでは撮れないワンシーン】
 
お仕事前にご協力いただき、本当にありがとうございました。
 
心より感謝申し上げます。
 
こうして朝から嬉しいことがあった一方、ほぼ時を同じくして聞こえてきたのは救急車の音。
 
後からの情報によれば、7時35分頃、若葉町3丁目の信号のない横断歩道を渡っていた女子中学生が、市内の会社員が運転する軽乗用車にはねられるという交通事故が発生。
 
女子中学生は頭を強く打つなどし重傷とありました。
 
何を置いても、今は生徒さんの容態が回復することを祈るばかりです。
 
近くで起きていたこのことを知らず、街宣を終えた後は、その道を通らず駅方向に向かったところですが、近所に住む同級生からメッセージで連絡があり、この事態を知った次第です。
 
なお、同級生曰く、事故があった県道岡山松陵線(さかな街〜粟野交番)には横断歩道はあるものの信号機がないということで、通学路にもなるため1箇所でも設置をと警察にも要望していたとのこと。
 
私もそのことを聞いていましたので、もしこの横断歩道に信号機があったならと悔やみましたが、後悔先に立たず。
 
事故の原因は調査中であるものの、状況把握のうえ何をすべきか対応したいと思います。
 
明るい時間、見通しの良い直線で起きた事故。
 
師走の気忙しさと相まって、車の運転に注意を欠くことのなきよう、まさに「注意一秒 ケガ一生」の思いのもと、皆様方におかれましては、細心の注意を払って交通安全に努めていただけますようお願いいたします。
 
私ももちろん気をつけます。

クマに注意しましょう

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昨晩は「第28回 東洋紡労組敦賀支部定期大会」にお招きいただき、ご挨拶の機会を頂戴しました。
 
私からは、日頃お支えいただいていることに対する御礼と合わせ、敦賀市政の状況や自身の取組み、また若干ではありますが、国政のことにも触れさせていただきました。
 
国政の紹介では、昨日のブログに書きました、岸田首相が与党に検討指示するとあった「期限付きの所得税減税」に関し、東洋紡労組などが所属する産別「UAゼンセン」の支持政党、国民民主党が既に、「『国民に直接届く』緊急経済対策」を発表していることを踏まえ、真に国民に寄り添った政策提言を続ける同党を、職場の皆さんからも後押しいただきたいとお願いした次第です。
 
併せて、減税や給付など還元の在り方は、昨日召集された第212臨時国会の大きな焦点となるもの。
 
「政治に無関心ではいられても、無関係ではいられない」の言葉にあるよう、ぜひ政治に関心をもっていただければと思う次第です。
 
さて、話しはまったく変わりますが、全国的にも「出没情報」が相次いでいる「クマ」の問題について。
 
敦賀市も例外ではなく、10月4日には山泉・公文名区で黒河川を渡るクマ3頭が目撃されて以降、粟野公民館付近、手筒山、山区、そして昨日は莇生野の桜谷プール付近において目撃されています。
 
今のところ、人的被害までは出ていないものの、昨日の桜谷プール付近での発見は13時20分頃であり、近くには粟野小学校があることから、下校時間帯と重なっていたらと思うと、ゾッとしたところです。
 

【福井県発行のパンフレットより】
 
こうした状況を踏まえ、市の農林水産振興課ではホームページにて、「クマに注意」の警鐘を鳴らすとともに、
 
◉ラジオや鈴などで自分の存在をクマに知らせましょう
◉クマの活動が活発になる早朝や夕方の外出には注意しましょう
◉カキ、クリ、クルミなどの実がなっているところへは、行かないようにしましょう
 
と呼び掛けをしています。
 
また、自分の身を守るためには、クマの生態を知ることが重要ということで、被害対策と併せ、パンフレットなども掲載されていますので、ぜひ以下リンクよりご覧いただければと存じます。
 
 →クマに注意してください(敦賀市ホームページ)はこちら
 
なお、民家近くでクマを目撃した場合は、速やかに市の農林水産振興課または警察署へ連絡いただけますようお願いいたします。
 
・敦賀市 農林水産振興課(Tel:0770-22-8131)
・敦賀警察署(Tel:0770-25-0110)
 
<参考>
パンフレットに掲載のあった、クマと遭遇した際の対応方法を掲載しておきますのでご覧ください。

台風一過と「とうろう流し」

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台風7号が日本海側に抜けました。
 
この台風での被害を受け、鳥取県は鳥取市に災害救助法の適用を決定。
 
兵庫県は香美町に、京都府は舞鶴市など3市に適用を決定しており、改めて被災に遭われた方に対し、心よりお見舞い申し上げます。
 
敦賀においては、市が昨日8時30分に「災害対策連絡室」を設置のうえ、会議では、市内公共交通機関の運休や気比の松原海水浴場の全面閉鎖、全市民を対象とした自主避難所を2箇所開設(その後、追加で2箇所開設)するなどの対応が確認されました。
 
夕方以降は、強い雨風となり、大雨で最も心配される「笙の川」は、同21時55分に福井県土木部砂防防災課と福井地方気象台が「警戒レベル4相当情報[洪水]」を共同で発表。
 
氾濫危険水位(2.10m)に到達し、氾濫の恐れありとされました。
 
これは、避難指示の発令の目安ともなる訳ですが、結果して、市は避難指示を出すことなく、その後水位は低下し、難を流れた次第。
 
この際の雨量情報としては、多いところで1時間に30ミリの雨が降っており、当分この状態が続くとしつつ、呉竹水位観測所における笙の川水位予測は、
 ・発表時(21:55)水位2.16m レベル4
 ・1時間後    水位2.12m レベル4
 ・2時間後    水位2.06m レベル3
 ・3時間後    水位2.02m レベル3
と、次第に低下するとされていたことから採られた判断と推察いたします。
 
以前に議会の一般質問で、まさに同じような対応(レベル4で避難指示を出さなかった)をされたことの考えを確認した際、「あらゆる情報をもとに水位予測をし判断する」旨の回答があり、「レベル4=即避難指示」ではないことを理解した訳ですが、今回もそうした判断のもと、結果、混乱等もなく今を迎えていることに安堵するところです。
 
さて、台風は過ぎたとはいえ、今日は台風が日本海を少し速度を上げながら北上、台風に向かって南からは湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本の太平洋側は雨雲が発生しやすくなる見込みとあります。
 
幸い、日本海側はその影響は小さいようであり、「大花火」は中止となったものの、実施予定の「とうろう流し」では、お盆で帰ってこられていた御霊を厳かにお送りできればと思います。
 
台風襲来により、「動」と「騒」の漢字が浮かぶ、今年のお盆となりましたが、最後は「静」と「穏」で、ご先祖様に思いを寄せる一日になればと思います。
 

【気比の松原の海が幻想的な雰囲気になる「とうろう流し」。静かに御霊をお送りできればと。(ベストワンバスツアーHPより引用)】

お盆の日本列島を直撃する「台風7号」

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総務省が8月1日に公開した、令和4年度の「ふるさと納税」自治体別寄付金額で「10位」となった敦賀市。
 
いわゆる納税寄付額ランキングですが、敦賀市は、昨年の8位から2つ順位を落としたものの、一昨年は9位と「トップ10」の常連入りとなっていることは凄いこと。
 
寄付件数は50万1,071件(+1.12倍)、寄付額は87億4,881万円(1.13倍)と、今年も驚くほど多くの方にご寄付いただいたことに心より感謝申し上げます。
※( )内は、いずれも前年度比
 
なお、頂戴した寄付金については、寄付者のご意向に沿った形でさまざまな分野のまちづくりに活用しておりますが、その趣旨に即したものか、あるいは透明性をもった運用など、引き続き、適切に管理がされていることを確認してまいる所存です。
 
さて、目的別にご寄付いただく中で、産業観光振興の活性化につながるご支援も多くいただいているところですが、敦賀の最もメジャーな夏の風物詩といえば「とうろう流しと大花火大会」です。
 
5年ぶりの開催となる今年の「とうろう流しと大花火大会」は、約11,000発の花火を打ち上げる予定で、市ホームページの紹介を引用すれば、「今大会のテーマは『敦賀ひかりの華暦』です。敦賀の四季折々の美しい風景を多彩な花火で描き、来年春に開通する北陸新幹線開業を祝うプログラムでお届けします。」とあり、5年ぶりの開催ということを含め、メッセージの込められた花火になることに期待高まっていたところ。
 

【敦賀観光協会ホームページより引用】
 
一方、このお盆時期の日本列島を直撃する、非常に強い「台風7号」の進路を見るに、8月15日から16日に掛けて、暴風域の中心が福井県嶺南地方を通過する予想となっています。
 

【台風7号の今後の進路予想。中心が敦賀近辺を通過することとなっています。(ウェザーニュースより)】
 
こうした状況から、既にJR西日本は12日、台風7号の接近によって北陸エリアの路線(北陸線、小浜線、越美北線)では15日の夕方から16日の早朝に掛けて、列車の遅延や運転見合わせの可能性があると発表しています。
 
花火大会が開催される16日夜には「台風一過」となると思われるものの、次第に強まる暴風や大雨などへの対応、花火自体も事前準備などを考慮すれば、実施は極めて難しい状況と考えるところです。
 
5年ぶりの開催で期待高まるとはいえ、相手は自然。
 
最新の台風情報を把握しつつ、主催者側におかれては早目の実施判断と公表が求められるとともに、市民の皆様におかれましては、結果がどちらになろうと、冷静に受け止めていただきますようお願いいたします。

「二級河川笙の川整備促進協議会」令和5年度定例総会が開催される

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連日発表される「熱中症警戒アラート」。
 
環境省と気象庁は、本日5日も福井県において熱中症のリスクが特に高まるとして発表していますが、今日の敦賀の予想最高気温は何と「37度」。
 
不要不急の外出を避けるのが一番ですが、外出される方は、こまめな水分補給で熱中症対策を徹底していきましょう。
 
さて、こうして雨が降らない日が続く中ではありますが、これからの台風シーズン、ひとたび大雨が降った際の災害リスクは「笙の川」。
 
福井県を襲った豪雨からちょうど1年となった昨日は、「二級河川笙の川整備促進協議会」の令和5年度定例総会が市役所講堂にて開催されました。
 
同協議会の会長である米澤敦賀市長からのご挨拶の後、第1部の総会では、令和4年度事業や決算の報告、令和5年度事業計画ならびに収支予算、さらには要望決議案を承認、第2部では、福井県嶺南振興局 敦賀土木事務所より「笙の川広域河川改修」関連事業の進捗等に関する説明がありました。
 
笙の川の整備に関しては、平成27年度に事業着手されて以降、令和12年度までの事業計画が示され、事業が少しづつ進捗していますが、令和5年度から「大規模特定河川事業」に採択されたことは大変大きな進展であるとともに、迅速且つ着実な整備にさらなる期待を寄せるところ。
 
敦賀土木事務所からの説明では、河口から木の芽川合流点、さらには黒河川合流点までの3.3kmを改修区間とし、令和4年度は河口掘削工事を実施。
 
令和5年度は、松島橋から松原橋右岸の堤防補強工事(護岸の矢板補強)、松島橋の架け替えに向けた下部工、松原橋の下部補強工を実施している旨の説明がありました。
 
計画に基づき、着実に工事を進めていただくことはもとより、優先度が高いとして「大規模特定河川事業」に採択されたことにより、今後の対策工事の進捗が加速することを期待するところです。
 


【第2部で配布された説明資料を掲載いたします】
 
なお、2020年8月7日に西公民館で開催された、敦賀土木事務所主催による「笙の川河川改修工事にかかる説明会」では、笙の川の河川整備については、福井県が作成した大方針「笙の川水系河川整備基本方針」(平成20年7月)、これを受けた「笙の川水系河川整備計画」(平成21年1月)があり、
 
◉河川整備事業は、既に着手済みの部分を含め、平成27年から令和12年までの期間(予定)で行われる。
◉現時点での総工費は約45億円。
◉整備計画のグレードを示す「治水安全度」は、現在の1/10(10年に1回発生する想定)から計画を1/50とする。
◉これに伴い、流量や想定降雨量は、1/10の場合が、流量470m3/s、降雨量150mm/日、1/50の場合が950m3/s、200mm/日となる。
◉事業区間は、河口から木の芽川合流点までの1,600m。
◉改修方法としては、すべての範囲(1,600m)の河床掘削、護岸補強(両岸2,260m)、橋梁改築(松島橋、松原橋、来迎寺橋)、堤防嵩上げ(両岸1,020m)。
◉松島橋(一番河口側)においては、松原側からストレートで渡れるよう位置変更をするとともに、橋脚を5から2に削減し、漂流物によるダム化(堰き止めてしまうこと)を防ぐ対策も行う。
 
との内容が示されているところ。
 
もちろん、行政は住民の命と財産を守るため、リスクを可能な限り低減するためのハード対策を講じるべきでありますが、このことと併せて、「命を守る」ためには、発生し得る災害リスクを共有し、住民側もハザードマップなどを活用して、情報伝達のあり方や避難方法、避難所の把握など、早期に安全に避難出来る状態にしておくことが極めて重要なことと考えます。
 
想定される自然災害リスクに対し、「自分は大丈夫」の気持ちを捨てて備える。
 
本総会を通じ、災害対策の基本を思い返すとともに、関係者一同で認識を共有する機会になったと感じた次第です。

「期成同盟会」が果たす大きな役割

ブログ 北陸新幹線 防犯/防災

昨朝、散歩のため外に出、空を見上げると何と、一面に広がっていたのは「うろこ雲」
 

【暫し見惚れてしまった、見事な「うろこ雲」】
 
SNSで投稿すると、「私も見た!」と敦賀市内はもとより東京の方からも同じ空模様だったとのコメントがあったところですが、「うろこ雲」や「いわし雲」は秋の季語。
 
昨日は昼間にも「すじ雲」が現れるなど、蒸し暑さの中に「秋の気配」を感じる不思議な一日となりました。
 
今日から8月に入り、暦の上で8月8日には「立秋」を迎えます。
 
暑い暑いと言っているうちに、季節は次に向かっていますね。
 
さて、そのようなことを感じつつも、自身の活動は精力的に。
 
週初めの月曜朝は、恒例となった街頭演説からスタートしました。
 
暑さ対策として、首元を氷で冷却してはみたものの、背中を流れる汗は変わらず…。
 
とはいうものの、夏休み返上で通学する高校生たちと交わす挨拶に爽快感を取り戻しつつ「朝活」を終えました。
 
また、この日は、定時以降も街頭に。
 
締め括りは、白銀交差点にて、通称「アルプラ」(アルプラザ平和堂の呼称)前での街頭演説では、まさに白銀〜木の芽橋までの国道8号整備や北陸新幹線開業に向けた状況などをお伝えしました。
 
中心市街地はやはり歩行者が多く、耳を傾けてくれる方もいて感謝したところですが、今後は市内での街頭場所も増やしながら、自身の思いや考えをお届けしてまいります。
 

【アルプラ前にて。不覚にもマイクの電池が切れて、演説終了となりました(泣)】
 
肝心の公務の方では午後、以下の期成同盟会総会に出席。
 
①敦賀-高島連絡道路整備促進期成同盟会
②北陸新幹線敦賀開業促進期成同盟会
③敦賀バイパス道路整備促進期成同会
 
このうち②については、工事を担当する鉄道・運輸機構より、金沢ー敦賀間の整備状況、とりわけ敦賀の車両基地や新幹線駅内部について、現況の説明がありましたので、資料の一部を共有いたします(①③の詳細は割愛します)。
 
【新幹線 敦賀駅舎の状況】



 
【敦賀(坂ノ下)車両基地の状況】

 
このように、整備がほぼ完了し、9月23日から始まる走行試験を待つばかりといった状況でありますが、お話しを伺うに、この期成同盟会自体、その歴史は半世紀に亘るとのことであり、来春の開業後は、会のあり方について協議するとありました。
 
ここに至るまでの関係者の皆様、先人のご努力に改めて、心から敬意を表する次第です。
 
実は、この新幹線敦賀駅ですが、先般開催された一般見学会に、私の母も友人と一緒に参加をしたとのことで、レールの下まで見せていただいたことなどに感激し、「良かったわー♬」との感想を聞いたところ。
 
母親世代の方が感激し、開業を待ち遠しく思うこと、さらには北陸新幹線に乗って沿線のどこかに出掛けようと思うこと自体が、開業&新幹線「効果」と思う次第であり、このような機会を設けていただいた鉄道・運輸機構ならびに行政関係者の皆様には感謝する次第ですが、こうした機運が一層高まるよう、自身も発信などに努めていく所存です。
 
なお、この日は④国道8号敦賀・南越前町バイパス建設促進期成同盟会も開催されました。
 
東浦住民の皆さんにとって、長年に亘る悲願であるばかりでなく、嶺南と嶺北をつなぐ大動脈の国道8号線のバイパス整備は、昨今の自然災害によって頻発する通行止めなどを見れば、「待ったなし」の状況であることは言うまでもありません。
 
こうしたことも含め、関係者が一丸となって声を挙げ、機運を高める意味において、「期成同盟会」が果たす役割は非常に大きいものであり、引き続き、地域の安全と発展を願い、取り組みに参画する所存です。

「小暑」を合図に「猛暑」到来

ブログ 防犯/防災

昨日の敦賀市議会は、10時より予算決算常任委員会を開催。
 
補正予算案に対する分科会長報告から採決までを行い、結果、全ての議案について「原案通り認めるべきもの」と決しました。
 
次は11日の最終日、本会議での採決となります。
 
また、その後は議会運営委員会、午後は広報広聴委員会に出席。
 
議会運営委員会では、「議会のタブレット化」や以前、広報広聴委員会での検討結果を踏まえ、当時委員長でもあった私から提案した「常任委員会のインターネット配信」などについて、今後、本委員会として検討していくことを確認しました。
 
議会として取組むべきことは多くあろうかと思いますが、議会力を高めるため、少しでも議会改革が進むよう、今後も積極的に議論に参画してまいります。
 
さて、七夕の今日は、二十四節気のひとつ「小暑」。
 
小暑は、「梅雨明け」が近付き、夏らしい暑さが始まる頃という意味ですが、天気予報では今日、猛烈な暑さとなるよう。
 
内陸部を中心に35℃以上の猛暑日となるほか、福井市では36℃にも達するとあり、熱中症対策が必須となることから、屋外で活動される方のみならず、室内であっても油断せず注意してお過ごしいただければと存じます。
 

【猛暑日を示す天気予報(ウェザーニュースより)】
 
なお、小暑は梅雨の終わり頃であり、集中豪雨が発生しやすい時期でもあるとされています。
 
その由来の通り、一転、明日は大雨の予報ともなっていますので、体調管理と危機管理意識をもって、暑さにも雨にも対応していきましょう。
 

【同じくウェザーニュースの晴れマーク。見るからに暑い!】

「初心忘れず」本日2期目初の一般質問

ブログ 敦賀市議会 防犯/防災

昨日未明から降り続く雨。
 
市では昨日、午前3時40分に敦賀市災害対策連絡室を設置し、5時40分に連絡会議を開催。
 
結果して、その後の対策本部設置や避難所開設等に至らず安堵したところですが、おそらく今なお監視は続けられており、関係者各位の早朝からの対応に敬意を表するところです。
 
この大雨の影響は交通網に直結し、JR各線の運休や、道路では北陸自動車道の通行止め(予防措置)、嶺南と嶺北を結ぶ国道、県道への土砂流入による通行止めなどにより、大きな混乱に及んだものと認識するところです。
 
北陸自動車道は上下ともに、午後1時半に通行止めを解除したものの、敦賀市江良地先の土砂流入により交互片側通行規制となった国道8号線は、29日午後9時55分にようやく解除。

【幹線道路の通行止めを示す、昨日の交通情報マップ(国土交通省 福井河川国道事務所Twitterより)】

【土砂が流入した国道8号江良地先の状況(同Twitterより)】
 
朝方を中心に大渋滞になった訳ですが、思い出すのが昨年夏の豪雨であった嶺北と嶺南の「分断」。
 
こうして頻繁に発生することからすればなお、急がれるのは敦賀から南越前町大谷までのバイパス化であり、引き続き、声を大にして求めていかねばと考える次第です。
 
雨のほうは、福井地方気象台によれば、7月1日にかけて、さらに総雨量が多くなり、警報級の大雨となる見込みとのことであり、引き続き警戒しておきたいと思います。
 
さて、こうしたなか行われた敦賀市議会の代表・一般質問。
 
大雨の対応をされた理事者の皆様はさぞお疲れであったかと思いますが、昨日は代表質問に1名、一般質問に6名の計7名の議員が質問に立たれました。
 
代表質問は元職の北條議員、一般質問はトップバッターの橋本議員から6番目の吉田議員まで全て新人の方が並ぶという偶然もありましたが、皆さん堂々と、それぞれの個性、視点での質問を興味深く拝聴した次第です。
 
私は、議員になって最初の質問は大変緊張した記憶がありますが、ブログを遡ってみると、質問を終えた翌日にはこう書いてありました。
 
「理事者の考えを引き出せた部分はあったものの、張り切って多くの質問を通告したことはやはり反省。途中で残り時間が気になり、理事者の答弁を納得行くまで深掘り出来ないばかりか、最後の質問は時間切れで尻切れトンボとなってしまいました。他にも思い浮かぶ改善点は、しっかり胸に留め、9月議会では必ず活かすこととしたいと思います。」
 
この時は、思いも質問も詰め込み過ぎて、通告のラスト1問が時間切れとなった訳ですが、当時議長の和泉元議員から「途中を飛ばしても『伺います』まで言わんかいな(質問扱いになるからとの意)」と注意(アドバイス)されたことを思い出したところです。
 
そんなことを思い返しながら、最終日の今日は、トップバッターの浅野議員に続き、私は2番目に登壇する予定となっています。
 
2期目初の質問となりますが、改めて「初心を忘れず」に、是々非々で建設的な議論に努めてまいる所存です。
 
登壇はおそらく11時過ぎになろうかと思いますが、お時間の合う方はぜひご覧いただければ幸いです。
 

【初心忘れぬよう、1期目最初の質問時の写真を掲載しておきます】

敦賀市に「大雨、洪水警報」発表

ブログ 防犯/防災

昨日から始まった、敦賀市議会の「代表・一般質問」。
 
市政会、市民クラブ、日本共産党敦賀市会議員団、公明党までの4会派までが質問を終えました。
 
代表質問は、基本の待ち時間30分に、会派所属人数に2.5分を乗じた時間がプラスされることから、最大会派の市政会は55分もの時間になる訳ですが、これに理事者答弁を加えると約2時間。
 
それぞれ会派を代表して質問に立たれた皆様、お疲れ様でした。
 
また、大きく変わったと感じたのは市長の答弁。
 
米澤市長となって初めての質問であり、「市長の政治姿勢」や「基本政策」を問う内容が多かったこともあるのかと思いますが、市長が答弁に立つ回数が非常に多く、ご自身の言葉で、且つ丁寧に話される姿が印象に残りました。
 
2日目の今日は、代表質問の最後、峻正会から始まり、一般質問では新人議員のお名前が続くことになりますので、初日と同様、しっかり耳を傾けたいと思います。
 
さて、ここまで書いて何ですが、今朝は屋根を叩く雨の音で目が覚めました。
 
バケツをひっくり返したかの雨足に即座に各種情報を確認すると、福井地方気象台では、敦賀市に[警報]大雨(土砂災害、浸水害)、洪水 [注意報]雷、高潮を発表。
 
本日朝まで土砂災害や河川の増水に警戒するほか、嶺南では、明け方まで低い土地の浸水に警戒と呼び掛けています。
 

【今は60mm/hを超える雨が降っています(ウェザーニュースの雨雲レーダーにて)】
 
また、土砂災害、河川洪水ともに警戒レベルが上がっており、市からの情報や指示に留意いただく必要があります。
 
なお、笙の川の水位は、水防団待機水位(1.30m)を超えたところでありますが、過去の経験上、時間ズレで水位が急上昇することもあることから、こちらも警戒が必要となっています。
 

【4時現在の「笙の川」の水位(福井県河川・砂防総合情報より)】
 
 →笙の川@呉竹観測所の水位データはこちらから
 
自然災害、防災に関しては、これまで何度も述べてきている通り、「自分は大丈夫」との「正常性バイアス」を捨てることが重要です。
 
ブログを書いている間に、やや雨足は弱くなってきましたが、油断はせず、最新の気象情報、災害情報にご留意いただけますようにお願いいたします。

より実効性を高めた「市議会BCP」に向けて

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台風2号と前線により、全国的に大雨となった昨日。
 
とりわけ、四国や近畿、東海、甲信越、関東の太平洋沿岸部を中心に「線状降水帯」が発生し、各地で河川の氾濫や土砂崩れ、さらには流域住民に「警戒レベル5」の避難情報「緊急安全確保」が出されたほか、東海道新幹線を始め、交通機関にも運休や通行止めが相次ぐなど、大きな影響を及ぼすこととなりました。
 
今も関東地域で、氾濫に警戒を要する河川が発生するところですが、最小限の被害で前線が通過することを願う次第です。
 
福井県内では13市町に大雨警報が出され、勝山市では一時、高齢者等避難を市内全10地区に発令するなど心配されたところですが、その後雨足は緩み、福井地方気象台は22時15分にすべての大雨警報を解除しました。
 
敦賀市において最も警戒すべきは、中心部を流れる「笙の川」であり、昨日も水位上昇に注視をしつつ、昨年8月の豪雨で目の当たりにした東浦地区の河川が気になり、足を運んだところ。
 
午後の時点で雨は強く降ったり弱まったりと、予報においても大事に至ることはないとの判断ができた訳ですが、実際、大比田地区を流れる「大川」に行ってみると、水位こそ低いものの、まさに滝を打ったような勢いで流れていることに驚きました。
 
この雨量でこの勢いとなるのは、谷から海までほぼ直滑降の流形にもあると思いましたが、「土石流指定河川」ともなっている川だけに特段の留意が必要と、改めて感じた次第です。
 

【土石流指定河川「大川」の流れ。上流の国道8号線、下流の「しおかぜライン」とは直交する関係にあります。】
 
また、昨年8月には、上流の大きな岩石が浜にまで流れ出た杉津(すいず)の河川も同様、集落内でカーブする流形と相まって、非常に流速が速まっていたことを確認することができました。
 
「これぐらい降ったらこうなる」とイメージできることは、地元の方の経験則から来る大事なことですが、私自身、昨日見た光景と感じたことをインプットしておきたいと思います。
 
さて、指揮を司る市においては、午前8時30分に敦賀市災害対策連絡室を設置。
 
以降の降雨予測などをもとに、雨が強まることはないとの判断から、14時30分に開催した第3回災害対策連絡室会議の終了をもって、連絡室を廃止しました。
 
なお、市議会においては、本年3月に「敦賀市議会BCP※(業務継続計画)」を策定したところですが、今回はこれに基づく具体的な対応はありませんでした。
 
※BCP::Business Continuity Plan(業務継続計画)。災害や事故など不測 の事態を想定し、業務継続の視点から対応策をまとめたもの。
 
このBCPは、目的を「敦賀市内で大規模災害等の緊急事態が発生した際に、市民の生命、身体及び財産を保護し、並びに市民生活の平穏を確保するため、総合的かつ機動的な活動が図られるよう、敦賀市議会及び議員がどのように対応すべきか、共通の認識を持ち、議会としての体制の整備を行うもの」に置くもの。
 
災害発生直後から、議会機能を概ね平常に運用できるまでの期間を想定し、当該期間における議会・議員等の役割や具体的な組織等について定めるものですが、昨日あのまま市が災害対策本部を設置していたら、議会としてどういう対応をとっていたか。
 
例えば、議会として「対策会議」を設置する場合、「議会は、災害時において、災害初期から議会機能を的確に維持するため市本部の設置後、議長の判断により速やかに対策会議を設置し、災害対応に当たるものとする。」とあります。
 
つまりは、初動判断において「市の災害対策本部設置=議会の対策会議設置」となっていないところがポイントであり、では「議長の判断」は何をもってされるのか明文化されていないため、実際に機能させるためには、昨日のような事象を捉えつつ、さらなるシュミレーションや訓練が必要と感じたところです。
 
災害対策に関しては「備えあれば憂いなし」と言いますが、計画があることは「備え」の第一歩に過ぎません。
 
より実効性を高めた「地域防災計画」にと思い、市に意見提起するのと同様、自ら設置した「議会BCP」に関しても、策定議論に加わった議員の一人として、今後建設的に意見していきたいと思います。

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