秋のみなとまちを駆ける「第42回 敦賀マラソン大会」

ブログ まちづくり

昨日のブログで、敦賀勢が勝ち進むことを大いに期待と書きました秋の北信越地区高校野球大会。
 
福井県内2会場で行われた準々決勝では、敦賀気比(福井3位)が帝京長岡(新潟2位)を11-5(延長十回)で下し、準決勝に進出。
 
一方、敦賀(福井4位)は星稜(石川1位)に0-10(五回コールド)で敗れ、惜しくも準決勝進出を逃しました。
 
敦賀は4年前、奇しくも同じ準々決勝、同じ星稜との雨中決戦でコールド負けを喫しており、その際は長男がプレーしていましたので鮮明に覚えている訳ですが、快進撃を期待しただけに、今回の「悲報」に肩を落とした次第です。
 
ともあれ、福井県勢としては、敦賀気比と北陸が準決勝に駒を進めましたので、引き続き、選抜切符の獲得に向け応援したいと思います。
 
さて、高校野球やかごしま国体など、新聞紙面を見てもまさに、「スポーツの秋」真っ盛りといったところですが、昨日は敦賀でも一大イベント「第42回 敦賀マラソン大会」が開催されました。
 
マラソンといえば、気になるのがコンディション。
 
誰もが雨を覚悟した天気回りでしたが、その予報を覆すが如く、雨は次第に止み、開会式頃には見事な青空が広がったことは、参加いただいたランナーの皆さんを歓迎するかに感じた次第です。
 

【雨が上がった競技場。ゴールポスト付近から野坂山を望む。】
 
昨年は、発着点を市総合運動公園に移しての新コース、今年は17年ぶりにハーフマラソン復活と、進化を遂げる「敦賀マラソン大会」には、県内外から1,849名のランナーが参加。
 
8時15分からは、競技場内にて開会式が行われ、主催者、来賓からの挨拶に続き、来春の北陸新幹線敦賀開業の3月16日と同じゼッケン「316」の男性ランナーによる選手宣誓は、気合あり、ユーモアありの素晴らしい宣誓でした。
 
その後は、9時のハーフを皮切りに、10キロ、5キロ、3キロ、2キロと計17種目に分かれて順次スタート。
 

【17年ぶりのハーフから順次スタート!写真はスタートを待つランナー達。】
 
私は議員の立場で開会式に参加した後、敦賀市陸上競技協会(以下、陸協)の一員としてゴール誘導係をお手伝い。
 
といっても、普段は名ばかりの陸協会員のため恐縮でしたが、参加できる時はと、競技場に入る手前で選手の誘導をさせていただきました。
 
ゴールが視界に入るポイントということもあり、ファミリーの部では、しっかり手をつなぐ親子もあれば、お子さんを必死で追い掛けるお父さん、お母さんの姿があったり、本当に10キロ走ってきたのかと思うほどのスピードで駆け抜ける高校生、足が止まりそうになりながらもゴールを目指すハーフの選手など、様々な「ランナー模様」を拝見しながら、誘導に合わせて声援を送りました。
 
なお、ちびっ子からお年寄りまで、ラストスパートを皆で応援する一体感はマラソン大会ならではと感じたのと同時に、皆が掛け合う「ガンバレ!」の言葉が持つチカラとありがたさを感じた次第です。
 

【競技場入口のこの場所で、最後までゴールへ誘導しました。】
 
来年3月16日には、いよいよ北陸新幹線金沢・敦賀間が開業となり、関東や信越方面から敦賀へのアクセスがより便利になります。
 
市内の皆さんはもとより、「秋のみなとまち」を駆け抜けるこの「敦賀マラソン大会」に一層多くのランナーが訪れることを期待すると同時に、訪れた方に「次も参加しよう!」と思っていただける「おもてなし」や「工夫」が重要とも感じたところ。
 
何はともあれ、走り終わった後の皆さんの達成感ある表情、親子や仲間同士のあふれる笑顔を拝見するに、この大会がそれぞれの思い出の1ページとして刻まれたもの。
 
今回参加いただいた参加者の皆さん、そして企画から準備・運営にあたられたすべての関係者の皆様、大変お疲れ様でした。