お盆の日本列島を直撃する「台風7号」

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総務省が8月1日に公開した、令和4年度の「ふるさと納税」自治体別寄付金額で「10位」となった敦賀市。
 
いわゆる納税寄付額ランキングですが、敦賀市は、昨年の8位から2つ順位を落としたものの、一昨年は9位と「トップ10」の常連入りとなっていることは凄いこと。
 
寄付件数は50万1,071件(+1.12倍)、寄付額は87億4,881万円(1.13倍)と、今年も驚くほど多くの方にご寄付いただいたことに心より感謝申し上げます。
※( )内は、いずれも前年度比
 
なお、頂戴した寄付金については、寄付者のご意向に沿った形でさまざまな分野のまちづくりに活用しておりますが、その趣旨に即したものか、あるいは透明性をもった運用など、引き続き、適切に管理がされていることを確認してまいる所存です。
 
さて、目的別にご寄付いただく中で、産業観光振興の活性化につながるご支援も多くいただいているところですが、敦賀の最もメジャーな夏の風物詩といえば「とうろう流しと大花火大会」です。
 
5年ぶりの開催となる今年の「とうろう流しと大花火大会」は、約11,000発の花火を打ち上げる予定で、市ホームページの紹介を引用すれば、「今大会のテーマは『敦賀ひかりの華暦』です。敦賀の四季折々の美しい風景を多彩な花火で描き、来年春に開通する北陸新幹線開業を祝うプログラムでお届けします。」とあり、5年ぶりの開催ということを含め、メッセージの込められた花火になることに期待高まっていたところ。
 

【敦賀観光協会ホームページより引用】
 
一方、このお盆時期の日本列島を直撃する、非常に強い「台風7号」の進路を見るに、8月15日から16日に掛けて、暴風域の中心が福井県嶺南地方を通過する予想となっています。
 

【台風7号の今後の進路予想。中心が敦賀近辺を通過することとなっています。(ウェザーニュースより)】
 
こうした状況から、既にJR西日本は12日、台風7号の接近によって北陸エリアの路線(北陸線、小浜線、越美北線)では15日の夕方から16日の早朝に掛けて、列車の遅延や運転見合わせの可能性があると発表しています。
 
花火大会が開催される16日夜には「台風一過」となると思われるものの、次第に強まる暴風や大雨などへの対応、花火自体も事前準備などを考慮すれば、実施は極めて難しい状況と考えるところです。
 
5年ぶりの開催で期待高まるとはいえ、相手は自然。
 
最新の台風情報を把握しつつ、主催者側におかれては早目の実施判断と公表が求められるとともに、市民の皆様におかれましては、結果がどちらになろうと、冷静に受け止めていただきますようお願いいたします。