2020年6月28日
裏方さんあっての住み良いまちづくり
晴天の昨日、午前中は区の役員の活動で気持ちの良い汗を流しました。
ひとつ目は、市から各区に配布された花のポット苗のプランターへの植え替え作業。
区長からも事前に「市から配られる花」と聞いていたので、確かそういう事業があったな?と今年度の予算書をめくってみると、ちゃんと一般会計に計上されていました。
土木費の「花のまちづくり事業費」(都市政策課)として、総額7,161千円。
事業概要には、花のまちづくりを目的として、公共施設(公民館等)や地域の団体等に花苗を配布するとし、秋苗にはペチュニア33,000本、マリーゴールド1,520本、春苗としてパンジー33,440本の配布を予定とされていました。
ちなみに、市が管理する市役所通りや松原入口交差点にある花壇もこの予算にて花の配布がされています。
花は、松原公民館に準備され、順次各区や施設が持ち帰るということで、ひばりヶ丘町のほうは全て区長に運搬いただきました。
正確な株数を忘れてしまったのですが、当区には100株以上(ペチュニア)の配布ということで、順次植え替え作業に精を出しました。
やはり、花というのはまちと人の心を優しく、明るくするものと感じたことに加え、これまで何気に眺めていた花壇の花も、こうした背景と作業があって咲いていたのかと感謝した次第です。
ふたつ目は、道路のグレイチング修理。
道路の側溝グレイチングが、車が通過する度に「カチャン!」と大きな音を立てているケースがあろうかと思いますが、これまでの区のパトロールや住民の皆さんからのご意見などを踏まえ確認されているそうした箇所について、直営で修理を行いました。
修理と簡単に言っても、まず経年で硬く締まったナットを緩めるのにバーナーで炙ったり、グレイチングと溝の隙間の緩衝材(硬質ラバー)を自作したりと中々の手間が掛かるもの。
それでも何とか修理が終わると、ガタつきなく、車が通過しても無音の状態となると、小さな改善ですが達成感がありました。
トータル2時間ばかりの活動でしたが、こうしてやってみて感じたのは、見えない場所、裏方で長年汗をかいてくれている方のお陰で気持ち良く、住み良いまちに保たれているんだなということと、すべて行政に頼るのではなく、「出来ることは自分たちでやる」という姿勢でした。
そういった意味で、これまで脈々と活動を継承されてきた歴代の役員の皆さんに感謝をしつつ、これまであまり参画出来なかったことの恩返しの意味を込めて町の役員を引き受けた自身の気持ちを忘れることなく、今後も活動にあたりたいと思います。
自分が住み続けるまちのため、掲げるモットーは「みんなで楽しく、助け合いながら」にて。