2022年4月28日
活動報告は議員の義務なり
一日も早い停戦が望まれるロシアによるウクライナ侵略ですが、26日に報じられたニュースによると、ウクライナのアレストビッチ大統領府長官顧問は「長期戦を覚悟しないといけない。状況次第だが、年明けまで続く可能性がある」と述べたとのこと。
希望が遠のくかの発言に落胆しかない訳ですが、この侵略に伴って様々な生活物資、とりわけエネルギー資源価格にも大きな影響を及ぼしており、液化天然ガス(LNG)などが高騰している影響を受け、昨日は大手電力10社のうち北海道電力など5社が6月の家庭向け電気料金を値上げする旨の発表がありました。
なお、東北電力は6月分で、燃料費調整制度を使って燃料費の上昇分を料金に上乗せできる上限に達したほか、既に上限に達している北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力を含めた6社は、経済産業省に値上げを申請しなければ燃料費の上昇分を転嫁できない厳しい状況での経営となっています。
また、大手都市ガス4社も全社値上げするとのことで、生活に欠かせないインフラ料金が上昇し続けることには特に留意しておかねばと認識するところです。
こうした資源価格の高騰は、日本を含めた西側諸国が、ロシアからの資源輸入を禁止することにより代替資源の需要が高まり、物価と同じように価格上昇する仕組みとなっている訳ですが、一方この輸入禁止幅を広げれば広げるほど、下手をすればロシアの収益力が増し、制裁を加えているはずが相手を利することになるとの有識者見解もあり、非常に難しい対応となっていることに、エネルギー安全保障の重要性を一層強く認識する次第であります。
さて、このようなエネルギー情勢にあって、常々主張しているように「危機を救うのは原子力発電」であり、ここ日本においてもその重要性は益々高まっていると考えるところですが、こうしたリアルを一人でも多くの方に知っていただくことが「私の役割」と思い、発信を続けているところです。
先日はこのような内容も絡めながら「やまたけNEWS(第12号)」を発行いたしましたが、並行して母体各職場での報告会を続けてきており、昨日一通り終えたところ。
引き続き、地域の皆さんを始め、各支援労組さんの職場にもお伝えすべく、現在スケジュール調整をしている訳ですが、私としては「活動報告は議員の義務なり」との思いのもと、お声掛けあればいつでもどこでも(敦賀市近辺であれば)お伺い、或いはリモートにてお話しさせていただく所存です。
もちろん、エネルギーのことはご紹介する中の一部分であり、議会での質問や市政のトピックスなどを中心にお伝えさせていただきますので、ブログをご覧いただいている皆さまにおかれましては是非、個人でも団体でも構いませんのでお気軽にお声掛けいただきますよう宜しくお願いいたします。
【昨日の報告会の一コマ。極力写真など多く取り込みながら、分かりやすい資料構成としていますのでぜひ!】