2023年7月26日
気比史学会「意気盛ん」 若手加え活動継続
昨日午前中は広報広聴委員会。
前期の後半2年は委員長を務めた委員会ですが、今期は委員として所属。
メンバーも8名中、4名が1期目の委員、女性は3名ということで、また違った雰囲気で議論できるのが楽しいところ。
誤解なきよう、「楽しい」というのは、和気あいあいという意味ではなく、メンバーが変わったことによって、同じことを行うにもまた新たな、多角的な視点で物事を捉えることができるという意味であり、昨日の委員会はまさにそのことを感じるものとなりました。
協議したのは、8月に発行する「議会だより」や今年度も開催する「議会報告会」に関してでしたが、小さなことでも構わないので、回を追うごとに改善を続け、市民の皆様にとって「分かりやすく」、「議会を身近に」感じてもらえるような議会広報・広聴活動となるよう、引き続き、自身も尽力してまいります。
さて、メンバーが変わったといえば、45年続く、敦賀の市民歴史団体「気比史学会」。
昭和52(1977)年、敦賀市史の刊行をきっかけに市内の歴史愛好家らが結成した「気比史学会」ですが、設立当初から会を中心的に支え、会長として活動を牽引いただいてきた糀谷好晃会長以外、今年度からは、副会長以下の役員を刷新し、活動をリスタートさせたところ。
私自身、一時あった解散の危機(役員の高齢化が理由)を只々「もったいない」と思う一心で、我々世代で引き継がせてもらえないかと進言をした立場ですが、何とかその危機を乗り越え、活動を継承することとなった次第。
このことは、以前のブログでも述べたところですが、先般、これに関心をもった中日新聞の記者さんが、当会の三役に対して、あるいは役員会に足を運んでいただき取材、継承までの経過を記事にしていただきました。
記事は、昨日の「日刊県民福井」朝刊、しかも地方版ではなく、いわゆる3面の社会記事欄に大きく掲載いただき驚いたところですが、皆様には同新聞社のウェブ版にて記事をご覧いただければと存じます。
※新聞記事の転載は禁じられているため、ご容赦を。
→7月25日 日刊県民福井の記事はこちら
【記事に掲載いただいた写真。撮影時に記者さんが「糀谷会長が一番いい表情です!」と言ってましたが、その意味が分かりました(笑)】
こうして大きく取り上げていただけるのは大変ありがたいことであり、記者さんにもお礼の電話を差し上げた次第ですが、記事にあった通り、今後さらに、次代への継承も視野に続けていかねばと、思いを強める次第です。
「過去に学び 未来に期待し 今日に生きる」
これは設立以来の気比史学会の「会是」ですが、私の人生訓、座右の銘とも言えるものであり、常日頃から物事を判断するうえで念頭に置いている言葉。
「地域史」を自ら楽しく学ぶという、発足当時にあった歴史愛好家のマインドを再び起こし、さらにはもうひとつの目的である、市民の皆様に敦賀の「地域史」を広く知っていただけるよう、引き続き活動してまいります。
なお、今週土曜日(7月29日)の14時からは、今年度「ネクストステージ」と名を打った「市民歴史講座(第39期)」の第1講が、市立図書館3階の研修室にて開催されます。
詳しくは、年間プログラムを再掲しますが、もちろんどなたでも参加可能ですので、ぜひ足を運んでいただけますようお願いいたします。
※第39期「市民歴史講座」ネクストステージのプログラムは以下↓