意を決して始めた街頭での活動報告

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学校関係の調査事項があり、先日は粟野中学校、昨日は松陵中学校にお邪魔をし、現場確認をさせていただいたところ。
 
夕刻訪れた松陵中学校では、グラウンド並びに玄関前で生徒さんが元気に部活動をしており、横を通ると「こんにちは!」と礼儀正しく挨拶していただきました。
 
負けじと挨拶を返しましたが、やはり元気な声がこだましてこそ学校だなあと、しみじみ感じながら職員玄関を目指した次第。
 
また、アポイントをとっておりました校長先生とお話しすると、この日の午前中は、ここ2年、コロナ禍で自重していたオープンスクールを開催したとのこと。
 
密を避ける観点から、出身小学校区ごとに時間を区切り、保護者は私語を控え、廊下からの参観のみとするなどの対策を講じたところ、特段混乱もなく実施できたとのことであり、校長先生の安堵された様子が伝わってきました。
 
その後もGIGAスクールや部活動の地域移行などについて懇談した後、訪問の主目的である教室内の設備を確認させていただいた訳ですが、やはり「百聞は一見に如かず」で自分の目で現場を見ることの大切さを改めて痛感した次第です。
 
なお、松陵中学校では、例えば野球部で現在の3年生が引退すると、1年生3人だけになってしまうという状況のようで、二州地区においては既に気比、角鹿、美浜の3校も同じ状況で、合同チームで出場していることを考えると、生徒数の減少と相まって、様々な課題が生じてきていることも認識しました。
 
これは、先ほどの部活動地域移行にも関することかもしれませんが、何を置いても「現場第一主義」で、引き続き現場のリアルを把握のうえ、活動にあたる所存です。
 
さて、この日は水曜日ということで、朝は恒例の辻立ちからスタートした訳ですが、意を決して昨日から始めた活動がひとつ。
 
その活動とは、街角に立っての街頭報告会。
 
都会では駅などで普通に行われている街頭演説ですが、この車社会の敦賀で同じことをやってもどうかと、これまで踏ん切りがつかない自分が居ましたが、議員任期も1年を切り、自分の中で何か新たな一歩を踏み出さねばとの思いがあったのと、決定的だったのは、先日ご紹介した玉木雄一郎・国民民主党代表の街頭意見交換会で小学生と会話のキャッチボールをされたあのシーン。
 
拡声器やマイク等の機材を即座に購入し、昨日の定時以降、場所は以前から「やるならここ」と目をつけていた粟野交番前交差点(ヨーロッパ軒金山店前の方がピンと来るかと)にてマイクを持たせていただきました。
 
名前が書いてないのぼり旗につき、殆どの方は誰が話しているのか分からなかったとは思いますが、それでも車の窓を開けて手を振っていただける方、「たけちゃん頑張って」と声を掛けてくれる方、また、自転車で下校する高校生達が手を振ってくれたりのリアクションが嬉しく、気づけば1時間以上話していました。
 
時計を見て慌ててマイクを納めましたが、こうして行動に移してみれば、必ず何か得るものがあり、やるかやらぬかウジウジ考えていた自分を恥じたところです。
 
思えば、私がモットーとしている言葉は「知って行わざれば知らぬことと同じなり」。
 
「知識として知っていても行動が伴わなければ、知っていないことと同じである」という意味の「知行合一」の精神(儒教や吉田松陰先生の言葉)ですが、やはり実践することが大切なのだと改めて感じた次第。
 
決して格好をつけていう訳ではないと前置きしたうえで、この街頭報告会に関しては、自分自身のPRや選挙に向けてということが目的ではなく、市民の皆さん、とりわけ次代を担う若年層の皆さんに政治や議会への関心を持っていただきたいとの思いのもと実施するものとご理解いただき、辻立ちや日々のブログ、SNSでの発信同様、今後もコツコツ地道に続けていく所存です。
 
結びになりますが、市民の皆さまにおかれましては、街角で「やまたけ」を見掛けましたら、少しだけでもリアクションいただければ嬉しく思います。
 

【初の街頭報告を終えた粟野交番前交差点。野坂山とヨーロッパ軒のカツ丼の看板を眺めるロケーションは尚のこと、敦賀への思いがあふれてきます。】