半沢最終回。生きていれば何とかなる。

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「月曜日の夜はOLが街から消える」
 
そう週刊誌などで言われたのは、1996年にフジテレビ系で放送された「ロングバケーション」。
 
言わずと知れた「キムタク」が主演、山口智子がヒロイン役を務めたこのドラマは、当時「ロンバケ現象」を引き起こした「オバケドラマ」。
 
そして、約四半世紀を経て、今度は「日曜日の夜は皆リビングに」とでも言うのでしょうか、令和のオバケドラマ「半沢直樹」が昨夜最終回を終えました。
 
前作の最終回は、何と42%もの視聴率を叩き出し、他局でもモノマネや特徴的なシーンを取り上げるなど、もはや社会現象ともなっている「半沢直樹」。
 
21時までには家事や用事を済ませ、準備万端でテレビの前に座られた方も相当多いのではないでしょうか。
 
私もまさにその1人。
 
「麒麟がくる」はチャンネル争いの関係で録画視聴ですが、この「半沢」は、家族揃って見るのが日曜の夜の習慣となっており、この日も万全の状態にて楽しませていただきました。
 
ここで最終回のあらすじを書くようなヤボなことはいたしませんが、大和田、黒崎、頭取、美濃部幹事長、白井大臣など、クライマックスに向けたそれぞれの役者さんの迫力の演技はもちろんのこと、何と言っても半沢が話すひとこと一言が「我が身に染みる」とともに「現代社会に問い掛け、訴えている」と感じてならない時間となりました。
 
「今この国は大きな危機に見舞われている。あらゆる業界が、厳しい不況に苦しんでいる。それでも人々は必死に今を耐え忍び、苦難に負けまいと歯を食いしばり、懸命に日々を過ごしているんです」
 
「それは、いつかきっと、この国にまた、誰もが笑顔になれるような明るい未来が来るはずだと信じているからだ」
 
国民が見守る記者会見の場で不正融資を暴いた際、美濃部幹事長に放った半沢の言葉は、何かコロナ禍の中でも奮闘し続ける国民の皆さんに対してエールを送る言葉のようで、思わず「グッ」ときてしまいました。
 
「そんな国民に寄り添い、支え、力になるのが、あなた方政治家の務めでしょう!(中略)謝ってください。この国で懸命に生きる全ての人に、心の底から詫びてください!」
 
とくれば、もう言葉は要らないでしょう。
 
政治に携わる地方議員のひとりとして、この半沢の言葉は、私も胸に刻んでおきたいと思います。
 
そして、この日は偶然としか言いようがないのですが、上戸彩さん演じる奥さんの「はなちゃん」が半沢に掛けたこの言葉。
 


 
頭に浮かんだのは、この日亡くなったと急報があった竹内結子さん。
 
理由まで詮索する立場にありませんが、この言葉をもう少し早く、誰かが掛けてあげられたらと考えるとともに、はなちゃんの「命より大切なものはないよ」との強いメッセージが込められたものであったと受け止めます。
 
こうして最終回を終え、「半沢ロス」の朝を迎えている方も多いと思いますが、今作品でも数多くの名言、自分に置き換えて元気や、少しオーバーに言えば「生きる力」をもらいました。
 
ドラマは終わりましたが、仕事へのプライド、信念と行動、政治の役割、そして生きるということすべて。
 
胸に刻んだ半沢やはなちゃんの言葉と思いは、覚えている限り自分の心に生き続けます。
 
「半沢ロス」は無いと言えば嘘になりますが、苦しい時、悩んだ時は、その言葉を思い出し、今日からまた頑張りましょう!