北陸新幹線が本日、福井県内「初入線」

ブログ 北陸新幹線

昨日の敦賀市議会は、10時より常任委員会を開催。
 
私が委員長を務める文教厚生委員会は何と、今定例会においては付託された議案がなく、ベテランの先輩議員をもってしても、あまり記憶にないという珍しい状況。
 
とはいえ、議案審査はないものの、この9月定例会では年に1度、所管する指定管理者の運営状況を確認するため、教育委員会、福祉保健部から順次説明を受けたほか、10月に予定している行政視察への議員派遣を確認し、委員会を終えました。
 
また、夕方は街頭へ。
 
今回は、拡声器の電池をバッチリ新品に交換し、万全の状態で約30分、20日に行った一般質問の内容などをご報告しました。
 
通行中のお車からは、車内からのお声掛け、お手振りなどいただき感謝。
 
それにしても、日が暮れるのがすっかり早くなり、ぼちぼち顔が見えなくなってきた18時前には撤収した次第です。
 
日が短くなったといえば、今日は「秋分」。
 
立秋から始まる秋の中間点で、春分と同じように、昼と夜の長さが同じになる頃。
 
この日を境にだんだんと夜が長くなっていきますが、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、お彼岸が終わるといよいよ秋ですね。
 
さて、そんな季節の変わり目の今日は、半世紀前に計画された北陸新幹線が福井県内に初入線してきます。
 
昨日の福井新聞では、「福井県初の『イーストアイ』がやってくる…北陸新幹線9月23日から走行試験」と題し、来年3月16日に開業する北陸新幹線金沢―敦賀間で、9月23日から走行試験が始まるとし、初日は新幹線電気・軌道総合検測車「イーストアイ」が金沢から敦賀まで走行する予定と紹介。
 
福井県内での初走行を記念して、芦原温泉駅で午前9時ごろから歓迎式が開かれるほか、走行試験は、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR西日本による「監査・検査」の一環で、12月9日までのうち約40日間、1日1往復程度走行し、軌道や架線、信号設備などに問題がないか確認するとありました。
 

【9月23日から北陸新幹線金沢-敦賀間を走行試験する「イーストアイ」(福井新聞WEBより)】
 
また、イーストアイは23日未明に白山総合車両所(石川県)を出発し、時速30~45キロで金沢駅から敦賀車両基地まで走行するとのことで、福井県は、走行中の北陸新幹線を見ることができる「視点場」を県のホームページで紹介しているとも。
 
敦賀市は、「あっとほうむ」、「手筒山展望台」が観覧スポットとして紹介されていましたが、こうして歴史的な出来事に立ち会えることを嬉しく思うところです。
 
と同時に、北陸で最も早く鉄道が敷かれた敦賀。
 
柳ヶ瀬トンネルの超難工事を経て、「長浜〜敦賀」が全線開通した1883年(明治17年)から数えて140年。
 
入線してくる新幹線に、努力を重ね偉業を達成した先人の姿を重ね合わせたいと思います。
 
(参考)福井県ホームページに掲載されている「福井県内で北陸新幹線が見える場所(視点場)」