2022年11月26日
働く仲間の皆さんに感謝のご挨拶
関西電力は高浜発電所3、4号機について、運転開始後60年となる令和27年まで運転期間を延長する認可申請を原子力規制委員会に行うことを決定しました。
地元の了解を得たうえで、令和6年までには申請したいとの考えで、関電が運転延長を申請するのは美浜3号機、高浜1、2号機に続いて計5基となります。
一方、政府のGX実行会議を踏まえた原子力関連の検討も大詰めを迎えており、運転期間の延長ルールについて経済産業省は、現行の原則40年、最長60年のルールを踏襲しつつ、原子力規制委員会の安全審査に伴う停止期間や、裁判所の命令で運転を止めた期間を算入しない、いわゆる「ストップウォッチを止める」方向で、最終調整に入ったようであり、近く開く有識者会議で政府案として示すとのこと。
背景には、上限なく運転期間を延長するのでなく、ある程度期限を決めて、新増設やリプレースを促していくとの考えがあるようですが、いずれにしても以前に敦賀市議会が意見書で国に要望した通り、将来に亘る「原子力政策の明確化」とセットで提示いただくことを強く求めるところであります。
さて、こうして深く電力事業者の経営に関係する課題が議論される中、昨日は同じ電力の仲間、北陸電力総連さんが金沢市内で開催する「ライフクリエイトセミナー」並びに「男女平等参画セミナー」にて、堀川秀樹・福井市議とともにご挨拶の機会を頂戴しました。
堀川議員は、来春の統一地方選挙で6期目に挑戦する私の大先輩でありますが、時を同じくして戦う我々に対し、北陸電力総連役員の方と面談した後、先のセミナーにお声掛けいただいた次第。
【男女平等参画フォーラムの場でご紹介いただく堀川議員と私】
北陸電力においては、昨今のウクライナ紛争に伴う燃料価格・卸電力市場価格の高騰に加え、本年2月以降、規制料金における燃料費調整額が調整上限に到達したことによる未回収額の発生等から、供給コストが電気料金収入を大きく上回る状態が続いている状況を踏まえ、令和5年4月には規制料金を含む全ての電気料金について、料金改定することを決定しているところ。
厳しい経営環境に置かれつつも、電力の安定供給に献身的に対応されている職場の思いに応えるべく、引き続き連携のうえ取り組むことをお約束した次第です。
敦賀に戻り、夜は三方レピアホールで開催された「連合福井嶺南地域協議会 第14回定期総会」に出席。
こちらでは、嶺南地域協議会の推薦議員である北川博規・福井県議会議員、小幡憲仁・高浜町議会議員とともに、来春に向けた必勝決議をいただき、それぞれ決意の一端を述べさせていただきました。
【私からも一言ご挨拶】
挨拶では、1期目の前回と違い、次回の選挙は任期4年間の積み重ねに対する評価であることを肝に銘じ、引き続き、働く仲間の代弁者として活動する旨申し上げました。
こうしてご挨拶する機会も徐々に増えてきておりますが、組織のご支援に対する感謝の念のもと、より多くの職場の皆さんに今後、自身の考えを伝えていきたいと思います。