今日はふたつの誕生日

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大雪警報は解除となったものの、終日降ったり止んだりが繰り返された昨日。
 
町内の皆さんを対象にしたオンライン(ZOOM)での活動報告会を終えました。
 
参加者は事前お申込みのありました3名ではありましたが、私の中では人数の多い少ないは関係なし。
 
張り切って作成したパワーポイント資料を画面共有し、新型コロナウイルス関連、12月定例会の状況(議員定数、リラ・ポート、補正予算、一般質問等)に加え、市政のトピックスとして北陸新幹線敦賀駅工区・車両基地の工事進捗状況や供用開始した市役所新庁舎について説明させていただきました。
 
またその後は、画面を通してざっくばらんに意見交換もさせていただき感謝。
 
「伝える・聴く」の両側面を持つ議員の役割と機能をさらに発揮できるよう、次回の開催に向け、「ハイブリッド型」をさらに進化させていきたいと思います。
 
オンラインに関しては、対象を広げていくことも考えておりますので、またその際は皆さまにも参加いただければ嬉しく思います。
 

【スライドの最後の画面。貴重な休日のお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。】
 
さて、今日は2月7日。
 
我がことで恐縮ですが、実は私の誕生日でありまして、自分でもびっくり「50歳」を迎えました。
 
やはり、30歳、40歳の時には感じなかった人生の節目のようなものを感じる次第です。
 
論語の「知命」の由来である「天が与えた使命を知る」は、「五十にして天命を知る」とも言いますが、まさにこの年齢に到達したことの重みを感じつつ、この二文字とは自分にとって何なのか、自問自答しながら前に進んでいければと思います。
 
また、誕生日のこの日は「北方領土の日」でもあります。
 
東京での単身時代には毎年、北方領土返還要求の全国集会にも参加をしてきたところですが、奇しくも今年は、ロシアによるウクライナ再侵攻が国際的に懸念される中で迎える訳であり、岸田首相には、日本固有の領土である北方四島返還に向けた決意を、国民の代表として一層力強く語っていただきたいと切に望む次第です。
 
そして、北方領土の問題は、北朝鮮拉致問題と同様、国民の総意を示さねば相手も揺らぐまじであり、北方領土を返還させる好機は必ず来るとの認識のもと、それに向けた基盤を着実に作っていくことが肝要と思うところであり、決して問題を風化させることのないよう、皆さんの胸にも留めていただけますようお願いいたします。
 
さらに今日はもうひとつ、「福井県」の誕生日でもあります。
 
昔の越前国と若狭国からなる福井県ですが、その変遷は目まぐるしく、明治4年(1871)年の廃藩置県の後、福井県(のち足羽県)と敦賀県が誕生。
 
明治6年には、足羽県と敦賀県が統合され、敦賀県が誕生しましたが、明治9年に石川県と滋賀県に統合され、敦賀県は消滅。
 
そしてようやく明治14年(1881)に、石川県・滋賀県より、坂井・吉田・足羽・大野・丹生・今立・南条・敦賀・三方・遠敷・大飯郡が統合し、現在の福井県が誕生しました。
 
ちなみに、嶺北、嶺南の呼称の由来は、明治14年頃、木の芽峠(敦賀と今庄の間にある峠)を境に「木嶺以北」、「木嶺以南」と呼び始めたことにあるとのことであり、地域を分けるのが峠であったことをどこか感慨深くも思う次第です。
 
その福井県は今日で誕生から141年となります。
 
節目の年を迎えた今日は、郷土の枠を「敦賀市」から同じ誕生日の「福井県」にまで広げ、次の周年をさらに発展して迎えるために何が必要か思考を巡らせてみたいと思います。
 
今日は、私ごとばかりの内容となりましたが、年に一度の誕生日ということでお許しのほど。