予算決算常任委員会に続き、充実の一日

ブログ 敦賀市議会

日中の気持ちの良い秋晴れもさることながら、昨晩は月も綺麗な1日。
 
秋といえば「秋の夜長」と言いますが、体調管理には就寝時間の確保が一番。
 
効率良く「自分時間」「余暇時間」を楽しみながら、健康管理にも留意したいものです。
 
さて、昨日の議会は各委員会が目白押しとなりました。
 
午前中は、予算決算常任委員会(全体会)に続き議会運営委員会、午後からは広報広聴委員会、さらにこの日は最終日の本会議での討論通告・分離採決の申し出が17時締め切りということで、私を含め、どの委員会にも所属している議員さんは充実の日であったかと思います。
 
議会のことを皆さんにお伝えするということを本ブログの主目的のひとつとしていますので、以下にポイントだけ報告させていただきます。
 
◉予算決算常任委員会(全体会)
・令和2年度補正予算案件4件、令和元年度決算認定案件4件について、各分科会委員長報告の後、採決までを行いました。
・各分科会報告において、時間的に見ると、総務民生分科会が約10分、産経建設分科会が約30分、文教厚生分科会が約10分。
・主だった質疑や討論(次年度予算への反映事項含む)の内容が報告され、自身が所属する以外の分科会審議の様子が把握出来ました。
・討論においては、第92号議案「令和元年度敦賀市歳入歳出決算認定の件」に対し、日本共産党敦賀市議員団の山本貴美子議員が原案に反対の立場で討論した以外、他の議案に対してはナシ。
・採決に関しては、補正予算案件4件に対しては全て「全員挙手」にて「原案どおり認めるべき」、決算認定案件4件に対しては全て「挙手多数」にて「認定すべきもの」と決しました。
・今後は、以上の内容を最終日の本会議において予算決算常任委員長が報告のうえ、採決を迎えることとなります。
 
◉議会運営委員会
・急遽開催することとなった本委員会の協議事項は、「手話通訳者の設置について」。
・今定例会に提出されている『請願第3号「敦賀市手話言語条例(仮称)」の制定を求める請願』の採決を行う本会議の場にて、議場での手話通訳者の配置について協議を行いました。
・この要望は、請願者である敦賀市聴覚障がい者福祉協会様からの声でもあり、確かに請願趣旨を踏まえれば、このような配慮を行うのも当然のことと私は理解。
・費用に関しては、15分以上の通訳となる場合は2名配置が必要であることや、議会通訳には専門知識が必要で、経験のある福井県の通訳士に依頼する方が望ましいとの意見も踏まえ、福井県聴覚障害者協会からの派遣で交通費含め約32,000円、議会費を流用する方向。
・結果、今回試験的に行ってみるとの意味合いも含め、全委員の賛成が得られました。
・嶺南ケーブルネットワーク(RCN)の議会中継でも映ることになりますので、またご覧いだければと思います。
 
◉広報広聴委員会
・協議事項は二つ。次号「議会だより」の発行に関してと、今年度の「議会報告会」について。
・「議会だより」に関しては、定例となっている表紙のアイデアや作成スケジュールなどについて確認しました。
・「議会報告会」については、敦賀市議会会基本条例に基づき、例年、市民の皆さんに参加いただく形で開催をしてきており、本来であればワークショップ形式も織り込み、会場を変えて2度開催する予定としていましたが、コロナ感染によりこの方式は断念し、「新たなスタイル」で行うべしと「RCN議会チャンネルでの放送」と「YouTube」掲載にて行う旨を以前に決定。
・この内容については、会派代表者会議においても賛同が得られたもの。
・この日は、そうした経過も踏まえつつ、収録に向けた内容構成や時間配分、スケジュールなどの骨子について確認を行いました。
・放送は来年2月中旬頃を予定しており、今後は各委員会とも連携のもと煮詰めていくこととなりますが、やはり「新たなこと」に皆でチャレンジするのはワクワクするもの。
・直接対話は出来ませんが、もしかすると今まで会場に来れなかった方や余り関心がなかった方も画面を覗いてもらえるかもしれないとの期待感も持ちながら、委員会の一員としてしっかり準備を進めていきたいと思います。
 
◉討論通告、分離採決の申し出
・最終日の本会議で行う採決にあたり、全議案に対する討論の有無、分離採決(主に、反対意思のある議案を一括採決から外し、議員あるいは会派としての意思を表すもの)の有無を通告、申し出しておく必要があり、その締め切りが昨日17時ということで、会派で調整をし、結果、以下2件について討論を行う旨通告しました。
・1件は「第92号議案 令和元年度敦賀市歳入歳出決算認定の件」について、委員長報告に賛成、すなわち「原案に賛成」の立場で今川博議員が行います。
・もう1件は『請願第2号 日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する請願』にて、委員長報告に賛成、すなわち「原案に反対」の立場で私が行います。
・会派での事前調整においては、実はもう1件「第84号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第13号)」について、原案賛成の立場で討論を行う予定としていましたが、予算決算常任委員会において「全員挙手」にて採決されたことを鑑みると、本会議でも反対討論はなさそうとの判断により、結果討論通告は取り止めました。
・数人の先輩議員、議会事務局さんにも「反対討論なく、賛成討論のみ行う」ことの良否についてご教授いただきましたが、全く否ではないものの、基本全員賛同している案件について、さらに「議員各位に賛同を呼び掛ける」ことの意味合いを考えるとやはり違和感があるものと理解をしたもの。
・お声掛けいたしました皆さんに対しては、大変お手数をお掛けし失礼いたしました。
 
以上が昨日の議会報告となります。
 
9月定例会も残すは10月2日の本会議のみというところでありますが、この日は最終日に提案される2件の追加議案が提出されました。
 
このうち1件については、既に確認すべきことが山盛りとなっておりますので、まさに最後の最後までといったところで慎重審査・審議にあたりたいと考えるところです。
 
夕刻は、ある方から問合せのあった事項の現場確認に、白銀・本町通りへ。
 
18時半のこの姿を見るとやはり、中心市街地活性化に関しては、何を持って成果としていくのか自己問答となります。
 


 
課題があるということは「成長シロ」があることの裏返しと、これもポジティブに捉え、引き続き知恵を絞っていきます。
 
皆さんからのご意見もドシドシお待ちしています。