「文化振興課分室」に歴史とロマンあり

ブログ 敦賀の歴史

ここに来て「桜を見る会」を巡る検察の動きが活発化しており、東京地検特捜部が安倍晋三前首相本人の任意聴取を要請したことが3日、関係者への取材で分かったとの報道。
 
前夜の夕食会の収支を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、特捜部が政治資金規正法違反(不記載)の疑いで、後援会代表を務める安倍氏の公設第1秘書を立件する方針を固めたことも判明しています。
 
本件に係る第一報では、公職選挙法と政治資金規正法と2つの違反で捜査が行われていたとありましたが、ここ数日は政治資金規正法に絞られているようであり、連座性や当選無効までの可能性は消えたのかなと思うところですが、いずれにしても前総理大臣の徴取は異例のこと。
 
また、同じ「金」に関わる問題では、鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)のグループ元代表が元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(自民、北海道2区)に現金500万円を提供していた疑惑報道。
 
当時の吉川氏の大臣室でも授受が行われていたことも分かったとしており、東京地検特捜部が経緯の解明を進めています。
 
大臣室での現金授受が本当にされていたとすれば、「ドラマの悪代官のようだ」と笑える問題では決してありません。
 
野党は、5日が会期末となる臨時国会の会期を延長することで調査したとのことですが、いつまで国民の皆さんから呆れられるような「政治と金」の問題を繰り返すのか。
 
私自身も含め、政治に関わる全ての方が襟を正して行動せねばと思う次第です。
 
さて、話しは変わりまして、来週の一般質問でも取り上げる「文化財」について。
 
以前より関心を持っていたテーマであることは昨日も述べたところであり、質問で取り上げるにあたっても、福井県や先進的に取り組みを進めている小浜市や若狭町、さらには市内の有識者の方にもヒヤリングを行い、自身の考える方向との整合性を確認してきたところです。
 
文化や歴史と同じく、聞けば聞くほど奥が深く、知らないことが沢山ある訳ですが、そのひとつが先日お伺いした市立病院前にある「文化振興課分室」の存在。
 
ここでは、市内の発掘作業で出土した資料の洗浄や復元作業、調査成果を公にするための作業を行っているのですが、お伺いした際には、公文名のアパート建設の試掘にて発見された出土品の復元作業が行われていました。
 

【ひとつ一つのパーツを分類。何とこの文字は筆で書いているとのこと!】

【作業場の全景。出土品が所狭しと並べられていました】
 
バラバラになった奈良時代(確かそう仰っていた)の土器を丁寧に洗浄、分類整理し、パーツを組み合わせ復元していく作業はまさに「気の遠くなる」作業。
 

【組み立ての様子。全てのパーツが揃わない場合は、欠損部分をパテで成形】
 
歴史を検証していくことの大変さや重要性を肌感覚で感じた次第です。
 
先人の皆さんを始め、こうして文化財保護にご尽力いただける方の存在があって、わがまちの歴史や文化が明らかとなり、新たな価値も見出されるという点において深く感謝と敬意を表したいと思います。
 
そうした思いも込め、質問原稿の作成にあたっておりますが、「文化財の保護と真の活用」そして携わっておられる方にスポットがあたるような質問になればと考えるところです。
 
ご紹介した「文化振興課分室」のホームページ(HPはこちらから)には、
1.出土品の整理作業をいつでも見学できます。
2.市内の遺跡から出土した資料の展示を見学できます。
とあります。
 
歴史とロマンを感じられる場所へ、興味のある方は是非足を運んでいただければと思います。