2020年8月26日
9月定例会に向けた議会運営委員会を開催
昨日のブログにてお伝えしました、敦賀市職員24名に対し、新型コロナウイルス感染症接触確認アプリ「COCOA」から「通知」が届いた件に関しては、PCR検査の結果、全員「陰性」との結果の報告を受け、ひとまず安堵しました。
しかしながら、新たに33名の職員に対し通知が届いていることが明らかとなっており、こちらについてもPCR検査における「全員陰性」の結果を願うところです。
ちなみに、一般的な取扱いとしては、「通知」が届いたとしても、本人の体調や症状などを踏まえて保健所がPCR検査の実施有無を判断するところ、ここは行政職員ということに鑑み「全員検査」とし、検査のほうもスピーディーに行うなどの対応がされているとのこと。
また、今回の市職員に対するアプリからの通知に関しては、陽性者との接触(1m以内で15分以上)があったとされる当該日の各人の行動履歴からすると明らかに該当しないケースも見受けられるとの状況を踏まえ、市からは県を通じて国に対し、「アプリの通知」について調査を行うよう依頼しているとのこと。
こういったケースは全国的にも珍しいとのことですが、行政だけに限らず、民間企業であっても一度に大量に同一職場に勤務する方に通知が来れば、「機能麻痺」や「機能低下」を生じることから、この点については、国が推奨しているアプリの「信頼性」にも通ずることを念頭に原因解明いただけるよう望むところです。
報道によれば、新型コロナの感染拡大に関する最新の知見では、陽性反応が出た患者のうち、高齢者や基礎疾患がある人は重症化しやすい一方、40代以下は無症状か軽症の人が多いとの専門家の分析結果などをもとに、感染症法上の指定感染症に指定され、患者に入院勧告とする「2類相当」の現在の医療体制制度について、感染者のうち入院は重症者に特化し、無症状者や軽症者は宿泊施設か自宅療養とする方向で見直すことが検討されるとのことであり、限られた医療人的資源、物的資源を維持すべく、科学的根拠に基づく政府の判断と対応に期待したいと考えます。
新型コロナの話題は尽きませんが、敦賀市議会においては、来月1日からの9月定例会に向け、昨日は議会運営委員会を開催。
【委員会会場は、コロナ対策により全員協議会室を使用】
会期日程、議案、運営方法などを確認しました。
日程に関しては、昨年から決算審査を9月定例会にて行ったところ、膨大な決算資料を予算決算常任委員会の全体会・分科会1日で審査するには、議会側も理事者側も時間的にも体力的(集中力含む)にも厳しいものであることを経験したことを踏まえ、事前協議により今定例会においては、全体会と分科会それぞれ1日設け審査することとした関係から、従来より1日追加をし、計32日間となっています。
補正予算に条例改正などの議案に上記の決算審査が加わり、中身もボリュームもある今定例会となりますが、「政策の成果は数字に表れる」との言葉を念頭に、貴重な税金が効果的且つ効率的に支出されたか、市の発展につながる施策であったかの視点をもって、自分なりの精一杯の準備のもと審査・審議にあたりたいと考えます。
会期は9月1日から10月2日、一般質問は9月9日から11日までの3日間となっています。
コロナ禍により、「是非、議場までお越しください」とはお声掛けしづらい状況でありますが、生のやり取りをケーブルテレビやインターネットにてご視聴いただければと存じます。
議会の状況は、これまでと同様にブログにて発信していきますので、お付き合いのほど宜しくお願いいたします。