2021年6月8日
6月定例会開会
昨日は、初夏を通り越したかのような暑さ。
気象庁観測データによれば、敦賀の最高気温は28.0℃でしたが、県内では5つの市町で30℃を超える真夏日になったとのことです。
昨年も経験したこの時期になると、マスクの中が蒸しばんで気持ち悪かったり、息苦しかったりもする訳ですが、徹底したコロナ対策は熱中症など別のリスクを高めることにもなることから、人の居ない場所では外したりと臨機応変に行動していきましょう。
さて、いよいよ6月定例会が開会しました。
9時30分からの全員協議会に続き、10時からは本会議場にて、全国市議会議長会及び北信越市議会議長会の永年在職議員表彰状伝達式が行われ、30年在職で林正男議員、10年在職で北村伸治議員、田中和義議員、福谷正人議員の4名の方々が壇上にて表彰されました。
自分の経験がまだ2年を思えば、10年、さらには30年ともなれば、その間にあったご苦労は想像を超えるものであり、長きに亘り、市政の発展、敦賀市議会の運営にご尽力いただいておりますこと心からの敬意と感謝を申し上げる次第です。
その後、本会議を開会、議事録署名議員の指名や会期日程を確認した後、暫時休憩が入り、議会運営委員会を開催。
1年間、副議長を務められた大塚佳弘議員から辞任届が提出されたことを受け、本会議での辞任受理、副議長選挙を行う旨を日程に加え、運営することを確認しました。
再開後の本会議で行われた副議長選挙では、市政会の中野史生議員が最多投票を得て就任、壇上にてご挨拶されました。
中野副議長は、同じ粟野地区選出ということに加え、前半2年は産経建設常任委員会でお世話になってきたところですが、委員長としての貫禄ある仕切り、立居振る舞いは学ぶべきところが多く、そうした中野議員がこうした形で就任されたことに対し、お祝い申し上げるところです。
その後は、議会運営を通常モードに戻し、市長提案理由説明、報告事項の説明から質疑・採決まで、提案議案の説明・質疑を行いました。
市長提案理由においては冒頭、市政に対する所信が述べられましたが、やはり何といってもコロナの関係。
先月12日から始まったワクチン接種については、予約受付開始の際のコールセンターへのつながりにくさなどに対するお詫びを述べられた後、先週末現在で4,826名の方が1回目の接種を終えたことや今後迅速な実施に努めていくこと、「敦賀まつり」などの各種夏のイベントを規模縮小、中止とするものの、ウィズコロナ、アフターコロナにおけるイベントのあり方を再度検討し、再開の際には今まで以上に多くの皆さんに本市を訪れてもらえるよう取り組むとの言葉がありました。
また、今定例会に提出された議案のトピックスに関して趣旨説明がされ、とりわけ補正予算の規模については、一般会計が11億3562万5千円、特別会計が5億2001万6千円の合計16億5564万1千円となるものの、歳入に関しては、国や県支出金、繰越金等を計上し、収支の均衡を図っている旨の説明がありました。
提出議案に対する質疑では、「第55号議案 市有財産の処分」について、田結の産業団地(C区画)約18,478m2を(株)伝食に売却するにあたり、売却予定価格(約3億6千万円)の10%を市に支払うことで、令和6年2月までその土地の売買を予約、売却予定価格の支払いが完了した時点で所有権を移転するとの内容に関し、3年猶予の便宜を図る理由や契約行為における条例や法律との関係性などについて、相次いで質疑が挙がり、一旦休憩の後、市長から一連の問いに対する説明がされました。
(正直、質疑に挙がった内容は、提案するにあたって想定QAの範囲であり、最初の答弁であるべきと思いましたが)
こうして開会初日を終え、本日は補正予算を審査する予算決算常任委員会全体会、分科会と続きます。
全体会での基本質疑には29件の通告がされているとのことですので、ここでの質疑を踏まえ、分科会での深堀り審査につなげていきたいと考えます。
議事メモ的になりましたが、本日のブログはこれまでに。
【帰宅の際の夕焼け。田園に映る風景を見て心和みました。】